都市ガス導入:賃貸物件導入事例 Bアパート

都市ガスは学生を対象としたアパート経営において、親御さんに与える安心感アップにも一役買っています。

Bアパート 外観

最寄りの鉄道の沿線には大学が3校あるため、近隣には単身者向けの賃貸物件も多い。

新築物件に負けない対策を模索し、都市ガスへ。

「Bアパート」は、昭和63年4月に木造だった自宅を改築する際に建てた物件です。1階をタバコ・酒小売店、2階を自宅、3階を賃貸物件としました。両親の代から近くでアパート経営を行なっていましたので、経営についてのノウハウは引き継いでいます。
賃貸物件は4戸で女性専用。すべて6畳の1K、ユニットバスのつくりとなっています。最寄りの鉄道の沿線には大学が3校あるため、うちの場合は借りる方はほとんどが学生で、多くの方の賃貸期間は大学在学中の4年程になります。駅から近いということ、大きな通りに面していて暗い道を歩かなくても帰宅できることなど、女性にとってアピール材料になっているようです。家賃は52,000円程度で、入居者との月に一度のコミュニケーションも兼ねて、家賃は自宅に持ってきていただくようにしています。

長年賃貸経営をしていますが、実は築年数を重ねるごとに空室対策が大きな課題になっていました。近隣では単身者向けのアパートやマンションが数多くあるため、どうしても新しい物件、新しい物件へと人が流れてしまって、うちでも2〜3年前には長期で空室がでることがあったんです。
そのような状況の時、まず「女性専用の賃貸物件では印象も大切だ」と考えて外壁の塗り替えを行ないました。そして、その1年後(平成20年1月頃)くらいでしょうか、近くの大型マンションの建築に合わせた形で本管が近くまで通ったと、東京ガスの指定工事会社から案内がありました。外観とあわせてもっとアピールできる点を増やしたかったし、プロパンの給湯器においては約20年使用していた頃でしたので、取り替えるタイミングとしてもちょうどいいだろうという判断もあって、迷わず都市ガスに切り替えました。

不動産会社からも都市ガスへの切り替えを歓迎されました。

ボンベスペースは自転車置き場として有効活用
ボンベスペースは
自転車置き場として有効活用

都市ガスへの切り替えは、私のオーナーとしての前々からの希望でもありました。学生、特に新入生の場合には入居の際に本人一人でアパートを決めるということはまずなくて、おおむねご両親の意見が大きな影響力を持ちます。
そのようななか、「プロパンガスか、都市ガスか」ということは、ご両親にとって、オーナーの想像以上に物件選びの基準のひとつになっているようでしたし、今後のことを考えたら、都市ガスであることは非常に有効な安心材料になるだろうと常々感じていました。入居者はもちろん、ご両親に安心していただくということは学生対象のアパート経営にとっては要と言っても過言ではないと思います。
案外借り手は「駅から遠いから」「道が暗いから」など項目を挙げて物件をはじきながら絞っていくと思うのですが、その中に「プロパンガスだから」というのもこれまで多少はあったかもしれないと仮定すると、オーナーとしてできる範囲でのマイナス要因の軽減は行なっていかないとなりません。結果として、都市ガスへの切り替えはご両親の信頼を今まで以上に得られる一因になりました。

アパートを建てた当初は近くまでガス本管が来ていなかったため、都市ガスをひくことができませんでした。ただ、自分にとって都市ガスは絶対的な存在感をもっていましたし、憧れでもありましたので、いずれは都市ガスにと思って、新築時にプロパンガスと都市ガスの兼用配管にしていました。
切り替え作業もスムーズにいったと思います。入居者の皆さんには入居時にプロパンガス対応のガスコンロを持参していただいていましたので、給湯器の交換と同時に、ガスコンロをオーナー負担ということで交換させていただきました。
もう1件所有しているアパートでも、だいぶ前にプロパンガスから都市ガスへの切り替えを済ませていたので、工事の不安なども全くなかったですね。ボンベを置いていたスペースもすっきりして、現在は自転車を置くスペースとして有効活用しています。

都市ガスの安心感や安全性は、賃貸経営における大きなメリットです。外壁を塗り替えた時よりも手ごたえがありましたね。なんといっても、募集をお願いしている不動産会社の担当者に都市ガスへの切り替えの話をしたら「都市ガスにしただけで、アパートに対する印象がぐっと変わってくるのでよかった」と歓迎されたんですよ。紹介する側としても都市ガスである物件は勧めやすいようですね。それに仮に空室が出てもすぐに次の方が決まるということをみても、確かに切り替えの効果を実感しますね。
賃貸経営において設備を充実させることの大切さをつくづく感じました。ですから、都市ガスに切り替えたことは、今の厳しい時代における賃貸経営で生き残っていくためにも有効だったと思います。