都市ガス導入:賃貸物件導入事例 スイート

物件建築時から将来の都市ガス導入を見越した仕様に。今は入居者募集の決め手のひとつ「都市ガス」を実感しています。

メゾネットタイプ3戸の物件「スイート」はメゾネットタイプ3戸の物件

メゾネットタイプ3戸。駅から徒歩25分で周囲の賃貸住宅では空室が目立つなか、満室を保っている。

物件を建てた時から将来を考えたつくりにしていました。

工事跡はわずか
工事跡はわずか

この物件を建てた10年前、家の前に本管はすでに通っていましたが、物件の建築に資金も必要だったので初期投資が少ないプロパンガスを選択しました。ただ将来的に都市ガス導入の可能性も考えており、建築時に東京ガス仕様のガス管自体を道路まで引いておいて、そのまま使用しない状態で埋めておいたんです。物件を建てる時にガス管を入れておくというアイデアは、今回掘り返しがなくて大正解でした。その分、工事代も少なくて済みました。都市ガス導入のきっかけは、3世帯あるうちの2世帯がたまたま空いたことです。それで、入居者不在時にやってしまおうと。申し込んで2ヶ月後に導入工事を行い、その2ヶ月後に2部屋ほぼ同時に入居者が決まりました。実はこの辺りは賃貸物件がとても多く、空きも非常に多いんです。そんな中で入居者がすぐ決まったのは都市ガスの魅力もあったからだと思っています。3戸全て子供のいるファミリー世帯が暮らしていますが、以前からの入居者は、まだプロパンだった頃によくお友達に「都市ガスの方が安くていいよ」と言われていたそうなんです。ですからこちらから聞く前に「ガス代が安くなりました」と報告してくる程、大喜びしていらっしゃいましたね。

不動産会社からも都市ガスを歓迎され、その強さを感じています。

機器は調整のみ
機器は調整のみ

入居者募集はいくつかの不動産会社に依頼していますが、お陰様で満室を保っていますし「都市ガスは強い」と実感します。不動産会社からも「都市ガス希望者も多いし、決め手のひとつになりますよ」と言われました。他にもうちの強みとしては内装がいいということでしょうか。不動産会社が内覧に連れてくれば即決してしまうぐらいです。家内から「そこまでやらなくても」と言われますが(笑)、設備は大切だと思いますし、快適に暮らしてもらうことに力を注いでいます。多少お金がかかっても相手が喜んでくれればいいですし、それで長く住んでもらえれば、結局いい循環につながるのではないでしょうか。

ボンベスペースのみならず、そこに至るまでの導線も活用できるようになりました。

掘り起こしがなく敷石もそのまま
掘り起こしがなく敷石もそのまま

ボンベは物件の奥にあったのですが、今はそこを自転車置き場として使っています。ボンベの設置場所もそうですが、そこに至るまでの導線を活用できるようになったのも大きなメリットですね。ボンベをゴロゴロ運んでいた時には常に設置場所までの空間を確保しておかなければならず、何も置いたりできませんでしたから。また、少し話がそれますが、給湯器の電源は各居住者ではなく供用電源から取っています。これは真冬で空室が出た場合の給湯器の凍結防止対策です。給湯器が壊れた時を考えれば、その保険として電気代はほんのわずかなものですね。今回の都市ガス導入により、10年経った物件の資産価値が上がったと思っています。都市ガスの工事費用も入居率がアップすればその分でまかなえますし、初期投資を多少かけても導入した甲斐が充分にありますね。