IHは燃焼せずCO2が発生しないので環境に良くCO2削減に寄与している……というのは、CO2排出場所をエネルギーの使用場所だけで限定して考えてしまうための大きな誤解です。
地球全体で考えれば、電気を発電するときにCO2を火力発電で排出しています。
一方、ガスはエネルギーの搬送効率が100%ですが、電気は37%です。
このためトータルでは、ガスコンロを選んだ方がCO2排出量を少なくすることができます。
ガスのCO2の排出量はIHよりも60%も少ないというデータがあります。
CO2排出量比較


試算条件
- 一般家庭のコンロの調理負荷:2.2GJ/年
- 機器効率:ガスコンロ56%、電磁調理器79%(※1)
- 年間消費量:ガス86m3 電気780kwh
- CO2排出原単価(※2):都市ガス2.29kg-CO2/m3、電気0.69kg-CO2/kwh
- 樹木のCO2吸収率(※3):13.9kg-CO2/年・本
- ※1:電磁調理器はガスのJIS基準に準じて測定しています。
- ※2:都市ガスは都市ガス組成より、電気は「中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ小委員会中間取りまとめ(平成13年7月)」より火力平均の値
- ※3:「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」環境省林野庁