イベント、出版物紹介

堪能!! にっぽんのスローフード
第1回スローフードジャパン公式イベント 堪能!! にっぽんのスローフード 
1986年にイタリア北部の小さな町ブラから始まったスローフード運動は、現在では、世界130か国を越す国々で広がり、国際的な運動に成長しました。日本国内でも38の支部(コンビビウム)が立ち上がり、全国でさまざまな活動を行っております。
この運動の目的として、次の3つの柱があります。
1.消えつつある郷土料理や質の良い食材を作ってくれる小さな生産者を守る。
2.子供たちを含めた生活者全体に味の教育を推進する。
3.放っておけば消えてしまう農水産物(酒も含む)を守る。
3をより具体的にした動きとして、1997年から「味の箱舟(アルカ)」というプロジェクトに乗り出しています。これは消滅しかけている伝統的な農産物や食品をリストアップし、様々な活動を通して生産を支援するプロジェクトです。日本でも、2004年から学識経験者からなる学術委員会(4名)を設置し、選定作業を行っております。
今回のイベントでは、国内の「味の箱舟(アルカ)」にノミネートされた食材9品目をご紹介いたしますが、実際に味わっていただきたくそれらの食材を調理した料理や、その他のスローフードをいくつかご用意いたします。
時代の変化により、普通にあった家族そろっての食卓風景や手作りが少なくなってきました。コレを機会に私たちの食のあり方を考え、スローフード運動、そして「味の箱舟(アルカ)」プロジェクトへ皆さまからのご支援をいただければ幸甚に存じます。
スローフードジャパン会長 若生裕俊


画像:味の箱舟(アルカ)<国内ノミネート作品>
味の箱舟(アルカ)
<国内ノミネート作品>
1.八列とうもろこし:北海道
2.日本短角牛:岩手県、青森県、北海道
3.安家地大根:岩手県
4.花作大根:山形県
5.雪菜:山形県
6.余目の曲がりねぎ:宮城県
7.長面の焼きはぜ:宮城県
8.エタリの塩辛:長崎県
9.雲仙こぶ高菜:長崎県

<その他の出品スローフード>
・雑穀おにぎり
・山羊のチーズ
・有機野菜のサラダ
・チャーシュー
・日本酒
・日本酒の仕込み水
・日本茶(有機栽培茶)
ほか
※イタリアのアルカ・プロジェクト(プレシディオ)で認定された食品も海を渡ってやってきます。
※販売コーナーも予定しています。


日 時 2005年12月2日(金)18:00〜21:00
場 所 丸ビルホール(丸ビル7F)
参加費 1,000円
主 催 スローフードジャパン
協 賛 東京ガス株式会社、三菱地所
後 援 イタリア大使館、スローフードインターナショナル
内 容 トークセッションとテイスティング


テイスティング(18:00〜21:00)

会場にて、にっぽんのスローフードをご試食いただけます。
※数に限りがございます。提供できない場合はご容赦ください。

トークセッション(18:30〜20:00)入場定員300名

ジャコモ・モヨーリ
(スローフードインターナショナル理事、スローフードジャパン名誉会長)
photo 1955年生まれ。元イタリアスローフード協会副会長。現在は日本担当理事。ミラノ大学哲学科卒業後、数年間にわたりコミュニケーション、マーケティング、広告言語の分野で教鞭をとる。その後、食、ワイン評論家として活動する。『Italian Wine』『Wines of the World』などの著書がある。ガンベロロッソ社とスローフード協会が共同で出版する『Vinid'Italia』では最終選考委員の一人。近年はスローフード協会のイタリア国内外の公式スポークスマンとして国際的連携に取り組み、スローシティ・ムーブメントにおける公式代理人。さらには、「生物多様性を守るためのスローフード基金」のメンバーとしても、イベントの立案、運営などに当たっている。
島村奈津
(ノンフィクション作家)
photo 1963年生まれ。東京芸術大学芸術学科卒業後、フリーで取材活動を始める。イタリア各地に滞在し、食、旅、美術関連の記事を執筆。イタリアで始まった「スローフード」運動をいち早く日本に紹介し広めた。著書に『スローフードな人生!―イタリアの食卓から始まる』(新潮社)ほか『フィレンツェ殺人事件』(新潮社)、『エクソシストの対話』(小学館)など。スローフードジャパンの味の箱舟(アルカ)学術委員の一人。

【通訳】石田雅芳(スローフードインターナショナル)
1967年生まれ。スローフード協会イタリア本部唯一の日本人スタッフ。
著書に『スローフード・マニフェスト』金丸弘美と共著(木楽舎)。



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