イベント、出版物紹介

平成17年度食を考える国民会議総会並びに第2回食を考える国民フォーラム開催

日々忙しい生活を送る中で、私たちの食生活が自然の恩恵の上に成り立ち、食に関わる人々の様々な活動に支えられているということを忘れがちとなっています。そして、飽食の時代とも言われるほど豊かになった現在の食生活において、行き過ぎた鮮度志向等から、食品の廃棄や食べ残し等の食品ロスの増加が問題となっており、1人1日当たりの供給熱量と摂取熱量の差は、ほぼ1回の食事分に相当する700kcal以上となっています。世界に目を転じると、現在でも約8億人もの人々が飢蛾や栄養不足に直面しています。食料資源の有効利用、環境への負荷の低減、ひいては社会経済全体のコストの低減といった観点から、この問題に対し、国を挙げて早急に取り組んでいく必要があります。

こうした問題を解決するためには、国民1人1人が「食」について改めて意識を高め、自然の恩恵や「食」に関わる人々の様々な活動への感謝の念や理解を深めつつ、「食」に関して適切な判断を行う能力を身に付けることによって、健全な食生活を実践するために、家庭、学校、地域等を中心に食育の取組を進めることが大切です。

平成17年7月に施行された「食育基本法」においても、“学校、保育所等における食品の調理、食品廃棄物の再生利用等様々な体験活動を通じた子どもの食に関する理解の促進や、農林水産物の生産、食品の製造、流通等における体験活動の促進、創意工夫を生かした食品廃棄物の発生の抑制及び再生利用等”において必要な施策を講ずることとされています。

“もったいない”という言葉は、私たちの生活の中ではとんど忘れ去られていた言葉でしたが、ケニアのマータイ環境副大臣によって、再び息を吹きかえし脚光を浴びています。それくらい、私たちの日々の暮らしの中では“もったいない”という精神が忘れ去られていたのです。せっかくのこの“もったいない”ブームを契機に、今回のフォーラムでは、国民1人1人が“もったいない”という精神をもう一度思い起こし、環境を考えながら、健全な食生活を実現するために、家庭、学校、地域でどのような取組を行っていったら良いのか、有識者の方々とともに考えてみたいと思いますので、是非お申し込みの上ご参加いただきますようご案内申し上げます。

主 催 食を考える国民会議(事務局:(財)食生活情報サービスセンター)
日 時 平成18年1月27日(金)
13:00〜16:00(開場12:10)
場 所 有楽町朝日ホール 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F
後 援 内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(申請中)

プログラム

【第1部】総会 13:00〜13:40
 開会あいさつ (財)食生活情報サービスセンター理事長 渡辺 文雄
 代表あいさつ 食を考える国民会議代表・静岡文化芸術大学学長 木村 尚三郎
 来賓祝辞 農林水産省
 17年度事業計画等報告 食を考える国民会議幹事長 中村 靖彦

【第2部】パネルディスカッション 13:50〜16:00
 テーマ: “もったいない”からはじめる食育のすすめ―環境と調和のとれた食生活に向けて
コーディネーター/
   パネリスト/
中村靖彦(東京農業大学客員教授・農政ジャーナリスト)
アグネス・チャン (歌手・教育学博士)
金子 美登 (霜里農場経営・埼玉県小川町議会議員)
小林 毅夫(新潟県上越市教育委員会教育長)
生源寺真一(東京大学大学院生命科学研究科教授)
三神 彩子(東京ガス(株)「食」情報センター主幹 エコ・クッキングインストラクター)
 参加費: 無料(600名)


<会場交通案内>
MAP JR線有楽町駅 中央口または銀座口
東京メトロ(丸ノ内線・銀座線・日比谷線)
銀座駅C−4出口
(有楽町線)有楽町駅 A−6、A−7出口
いずれも徒歩1〜2分

終了いたしました。