日本版「味覚の一週間」

山梨ワインと山梨食材の魅力

開催日時 10月25日(火) 11:00〜14:00

山梨ワインと山梨食材の魅力「山梨ワインと山梨食材の魅力」は大人を対象にした「味覚のアトリエ」です。
五感のなかでも、特に研ぎ澄まされた味覚と嗅覚が要求されるワインをテーマに選び、大人の方にも五感を働かせて味わうことの大切さ、素晴らしさを再認識していただきました。

 

セミナーには、農産物流通コンサルタントの山本謙治さんやイラストレーターでありビール伝道師でもある藤原ヒロユキさんをはじめ、マスコミ関係者、料理研究家のみなさま約30名の方々がご参加くださいました。



【味覚セミナー】

ワインセミナーの前に、まず、東京ガス「食」情報センターの小西雅子が味覚セミナーを行い、小学校で実施している「味覚の授業」のカリキュラムの一部を受けていただきました。
塩、酢、ビターチョコレート、砂糖を味わって、食べものの基本になる4つの味をおさらい。その後、鼻をつまんでフルーツグミを食べたときとつまんだ手をはなしたときで、味覚がどのように変わるかを体験していただきました。
味覚セミナー


【ワインセミナー】

勝沼ワイナリーマーケットの新田正明氏(日本ソムリエ協会認定ワインアドバーザー)が、山梨のワインの歴史、ぶどうの品種、ワインのテイスティングの仕方、日本独自のワインの楽しみ方についてお話しくださいました。
「ワインはその土地の風土と気候を反映するものであり、その土地の食材と相性がいい。フランスやイタリアのまねごとではなく、日本のワインと日本の食材のマリアージュを楽しむ日本独自のワイン文化を発信することができるのではないか」と、世界的にも評価が高まっている日本ワインの可能性について語られました。
テイスティングでは、山梨の主なぶどうの品種である甲州、マスカットベリーAからつくられたワインなど4種類の飲み比べをしました。
「ワインの香りは何千種とも言われています。香りの表現力がついてくると、ワインの楽しみ方が広がります」と新田氏。
参加者は、嗅覚と味覚に神経を集中し、4種類のワインをテイスティングしました。
ワインセミナー


【料理教室】

実習

実習ぶどうや桃などフルーツ王国として有名な山梨ですが、八ケ岳の麓に位置する明野は、日本一日照時間が長く、おいしい野菜の産地としても人気があります。
料理教室では、明野でとれた野菜と山梨のブランド肉「フジザクラポーク」を使った料理を実習しました。講師は、地元にある「フォーハーツカフェ」の大木貴之さん、忍さんです。



写真中央下から時計回りにフジザクラポークの葡萄ロースト、ズッキーニのロースト、かぶの丸焼き、長芋の醤油絡め

料理教室

フジザクラポークのローストは、豚バラ肉に切り込みを入れ、間にぶどうとにんにくをはさみ、「ガスオーブンで加熱」と「ダッチオーブンに入れてグリルで加熱」の二つの方法で加熱し、食べ比べをしました。
料理教室


かぶは皮つきのまま丸ごと焼きます。フタをして弱火でじんわり加熱し、ほどよい焼き色がついたらできあがり。
 
長芋は大きめの乱切りにして炒め、全体に軽く火が通ったらしょうゆで味付けします。
 
ズッキーニはオリーブオイルでこんがり焼き目がつくまで焼きます。
料理教室


試食

新田氏がセレクトされたスパークリングワインと白・赤合わせて7種類のワインとともに試食しました。
 
参加された方からは
「今はピュアな味に触れる機会が少ない。基本の味を知ることは大切なことだと思う」
「味覚にたいへん興味をもった。もっと詳しく知りたい。大人も味覚が乱れてきている。子どもだけでなく大人にも味覚教育は必要ではないか」
「嗅覚がおいしさにたいへん関与しているということを知った」
といった感想が聞かれました。
料理教室