日本版「味覚の一週間」

著名シェフによる「味覚のアトリエ」

キッチンランド千葉

講師

講師中村奈津子先生(田中伶子クッキングスクール 校長)
「私は人生の中で「おいしいと感じる」=「幸せになる」と思っています。子どものうちからおいしいものをいっぱい食べ、幸せな時間がより持てるように五感を鍛えていきましょう。
味覚や五感についての授業は難しかったと思いますが、子どもたちの反応がとてもよく、実習でも積極的に取り組む姿勢が見えてよかったです。これからも手作りのおいしさや、自分で作ることで素材のよさを知り、食べることの大切さを知っていってほしいと思います」



味覚の授業

「みんなに5つの味を体験してもらいます。
しょっぱい味、すっぱい味、苦い味、甘い味、うま味。どんな食べものがあるでしょう?」

 
鼻をつまんでグミを食べ、そのあと手をはなしてみました。
鼻をつまんでいたときは「味が何もしない」と言っていた子どもたちが、
手をはなしたとたん、「味とにおいを一気に感じた!」に変わりました。

味覚の授業



味見用食品

味見用食品2種類のマドレーヌ
「プレーンタイプのものと、塩とレモンの皮をプラスしたものを用意しました。ほんの少しの違いでも味やにおいが変わり、おいしくなることを感じてほしいです」



調理デモンストレーション

調理デモンストレーション「ご飯に合わせ酢を加えたら、ご飯にお酢を吸わせるために、30秒待ちます。
そして、しゃもじを立てて切るように混ぜます」

 
「いいにおい!」「おいしそう〜」



講師の盛り付け

講師の盛り付けお皿にはすし飯を真ん中に盛り、中村先生お手製のえびそぼろ、えび、いり卵、型抜きしたにんじん、いんげんを飾りました。すし飯には、しいたけとかんぴょうの甘煮、えびそぼろが入っています。
お弁当にも詰めていただきました。ラップを使って丸めたとても可愛い手まりずしと鶏のから揚げ、ブロッコリーのおかか和えが入っています。



調理実習

調理実習先生に言われたポイントを思い出しながら作業していました。
卵は平らなところで割り、砂糖、塩を加えて混ぜ、いり卵を作るときは、くるくる外側から中へかき混ぜながら、色がつかないように注意していました。
「ふわふわにできた」「きれい!」
先生は、ポイントごとに子どもたちのところへ回って見せ、丁寧に説明していました。



子どもたちの盛り付け

「トッピングは好きなように、絵を描くようなイメージで作ってください」
みんなの個性がとてもよく出ていました。
子ども盛り付け



試食・感想

試食・感想みんな笑顔でいただきました。
「おいしい!」「いろんな味がする」
自分で作ったカラフルおすしを、黙々と食べている子もたくさんいました。
「おすし作りが楽しかった」
「もっと料理が好きになった」
「味見用食品のマドレーヌの作り方が知りたい」



取材後記

中村先生がおっしゃっていた、「おいしいは幸せなことである」、についてかなり共感しました。私も食べることが好きで、楽しみの一つとして思っています。食べたという記憶は、誰と、どこで、どんな場面であったかということと一緒に残るし、経験はいっぱいしたほうがいいと思います。
小さいときからこのような味覚の授業に参加できるのは、早いうちから食についての知識を得られるのですばらしい企画だと思います。子どもたちを見ていて作って食べることの楽しさ、おいしさ、喜びを改めて実感できました。学んだことを次に生かしていきたいと思います。

取材担当:石井奈摘