著名人の方からのコメント

炎は、家庭料理の美味しさを引き立てます 安心、安全、しかもお洒落な最新式ガス調理機器「ピピッとコンロ」を使って行われる、東京ガスの料理教室。一流シェフのお店の味が自宅で簡単に再現できると、毎回ご好評をいただいております。キッチンランド葛飾において開催された今回の講師は、中目黒のフレンチ「アンビアンス」のオーナーシェフ、大平史人さん。旬の素材で味わう、ヘルシーなベルギーフレンチ3品を教えてくださいました。爽やかな笑顔で出迎えてくださった大平シェフと、彩りの美しい本格的なフレンチに、皆さんとても満足そうな表情でした。講座修了後、大平シェフにインタービューしました。



大平史人さん 大平史人さん シェフ

大平 史人(おおだいら ふみと)「アンビアンス」オーナーシェフ
ベルギー王立ミュールホテル学校へ留学。ヨーロッパホテル学及びフランス料理全般を学び、三ツ星レストランなどで6年間修業。ブリュッセルのメガレストラン「Bazar(バザール)」で料理長となり、帰国後、ロブション他を経て、神楽坂ルバイヤート料理長に。そして、2007年10月中目黒にベルギーフレンチ&ワインバー「L'art de la table〜ambiance〜(アート ドゥ ラ ターブル〜アンビアンス〜)」をオープン。情熱溢れる若手シェフとして、現在テレビや雑誌など多数出演。



ベルギーフレンチは伝統的な正統派から斬新な新しい料理まで幅広く、食への好奇心をかきたててくれます

Q.1:

シェフになろうと決心なさったきっかけを教えてください。

大平:

子供の頃から料理を作るのが好きでしたが、きっかけは「お料理天国」というテレビ番組でした。当時まだ私は小学三年生でしたが、それを見てフレンチのシェフになろうと決心したのです。その後、両親に頼みこんでフレンチレストランに連れて行ってもらいましたが、何しろ子供ですから緊張してしまって・・・。手が震えてカトラリーを落としたり、たくさん失敗もしてしまいました。そんな緊張の中、何を食べたかはっきりと覚えていないのですが、目の前に並んだお皿の数々と、真っ白なコック帽姿のシェフが、小学生の私に強烈な印象を残したのです。必ずシェフになってやる!と心に決めた瞬間でした(笑)。

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Q.2:

なぜフランスではなく、ベルギーに留学されたのですか?

大平:

たまたま手にした「地球の歩き方」という旅行ガイドブックで三ツ星レストランを見ていたのですが、ベルギーは美食の国であり、三ツ星レストランの分布密度がフランスより高いということに気づいたのです。複数の国と隣接しているこの国では、いろいろな文化が融合し、食に関しても伝統的な正統派から斬新な新しい料理まで幅広く学ぶことができました。また、フランス語以外にもドイツ語、オランダ語などの言語も勉強でき、料理への理解がより深まりました。日本ではベルギーと言うとチョコレートやワッフルなどの伝統的なお菓子が有名ですが、味噌を使ったフランス東洋系ヌーベルキュイジーヌなど、異なった文化の良いところを取り入れた新しい料理も生まれていて、いつ訪れても非常に良い刺激になります。

Q.3:

今日のメニューも特製ソースやお野菜たっぷりでとてもヘルシーでしたね?

大平:

最近の傾向として、やはり健康志向が挙げられます。フレンチと言うとどうしてもバターたっぷりの重たいイメージですが、今回は夏に向けさっぱりと、バージンオリーブオイルを乳化させたソースにしてみました。お店で使用する野菜ですが、ほとんどが私の実家から送られてきたものなんですよ。もともと花農園を経営していた両親が、将来私が自分の店を持った時のためにと、私に内緒でこっそり花園を辞めて野菜の栽培に切り替えてくれていたのです。そのおかげで現在はこうして、新鮮で作り手の顔が見える安心安全な野菜や、フレンチに欠かせない香り高いハーブの数々を心おきなく提供できるわけです。この事実を知ったとき、実は私、両親の気持ちにほろっときてしまいましたね。

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