著名人の方からのコメント

炎は、料理に一番大切なものです 機能的で安全、便利な最新式ガス調理機器「ピピッとコンロ」を使って行われる、東京ガスの料理教室。一流シェフのお店の味が自宅で簡単に再現できると、毎回ご好評をいただいております。キッチンランド足立において開催された今回の講師は、西麻布のベトナム料理「Kitchen」のオーナーシェフ、鈴木珠美さん。旬の野菜たっぷりで、エスニックな香りのするヘルシーな料理4品を教えてくださいました。家庭でも簡単にできて、健康にも良いと大好評でした。講座修了後、鈴木シェフにインタービューしました。



鈴木 珠美さん 鈴木 珠美さん

後藤学園武蔵野栄養専門学校卒業後、母校などで講師を務める。その後、テレビの料理番組、食品メーカーやエスニックレストランのメニュー開発に携わり、仕事の合間にはアジア諸国や世界各地を食べ歩く。「ヴェトナムアリス銀座店」で修業後、1999年にベトナムへ留学。ホーチミン、ハノイに滞在して、現地のシェフや料理研究家に師事。2002年3月、西麻布にベトナム料理レストラン「Kitchen」をオープン。2009年4月、東京都美術館に「Café Hai(カフェ・ハイ)」をオープン。



豊かな自然と大地の恵みに育まれたベトナム料理は、ヘルシーで日本のご飯にもよく合います

Q.1:

ベトナム料理に出会ったきっかけは?

鈴木:

高校生の時にとてもお世話になった先生が、家庭科の先生だったのがそもそも食に目覚めたきっかけです。それを機に栄養士の学校に進学し、卒業後は料理学校に就職して、そこでも様々な勉強をさせていただきました。その後は和・洋・中とジャンルにこだわらずメニュー開発に携わり、レシピ制作もしてきましたが、ふと、自分のオリジナリティが欠けている気がして。その時思ったのが「料理研究家になりたい!」だったのです。それからは、タイや台湾などの東南アジアを中心に、ヨーロッパ各地やアメリカ大陸も食べ歩きました。でもなぜか、気になるのはアジアの料理ばかり。そんな中出会ったのが、大好きな料理研究家の方のベトナム料理の本だったのです。

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Q.2:

実際にベトナムにも留学なさっていたそうですね。

鈴木:

その本に出会い、さっそくベトナムに行こうと思い付き、ツアーに参加しました。もちろんただのツアーではなく、料理体験ができるツアーです。それですっかり虜になってしまって。きっと私はベトナム人だったに違いない!と思えるほど、空気も人も食べ物も、すべてが自分にぴったりでした。その後、ホーチミンに半年、ハノイに1年半留学しました。ハノイではホームステイ先のお母さんと一緒に市場に行ったり料理を作ったり。現地の料理学校にも通いましたが、言葉がわからなくて最初のうちは苦労しました。市場でも、馴染みにならないとなかなか正規の価格で売ってもらえなくて、観光客価格で買うはめになったことも(笑)。

Q.3:

そのベトナム料理の魅力とは?

鈴木:

日本はお米中心の食生活ですが、ベトナムの料理もご飯に良く合うのです。ヘビーでなく軽くあっさり、しかもヘルシーなんですね。基本の家庭料理、とくに南の料理は野菜がたっぷりで、ライスペーパーに野菜や魚をくるんで食べるなど、食べ方が上手なのです。また、年に3回お米がとれたり、豊かな自然に恵まれていて魚介類も豊富ですし、常に新鮮な食材があります。自宅に冷蔵庫がなくても、市場が冷蔵庫代わりなくらいです。そんな食材が豊富なところですから、コンビニもファーストフードもなく、新鮮で体に良いものを食べる工夫が子供へのしつけのようになっています。素晴らしいことですよね。ベトナム料理は、自然の恵みを体で感じられる幸せな料理だと思います。

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