著名人の方からのコメント

炎のパワーは、お菓子作りには欠かせません! 機能性、安全性が格段に進化した、便利な最新式ガス調理機器「ピピッとコンロ」を使って行われる、東京ガスの料理教室。お店の味が自宅で簡単に再現できると、毎回ご好評をいただいております。東京ガス多摩ショールーム料理教室において開催された今回の講師は、雑誌等でご活躍中の菓子研究家、笑顔がとってもチャーミングな、いがらしろみさん。旬のフルーツを使ったおしゃれなコンフィチュール2種と、自宅で簡単にできる焼菓子「カトル・カール」の作り方を教えてくださいました。見た目も美しく、おいしくて簡単と大好評でした。講座修了後、いがらしさんにインタービューしました。



いがらし ろみさん いがらし ろみさん

東京都出身。16歳から今田美奈子お菓子教室に通い始める。フランス菓子店「ルコント」勤務、パリの「ル・コルドン・ブルー」パティスリーコース留学を経て、東京「ル・コルドン・ブルー」に勤務。その後、2002年、菓子研究家として活動をスタート。柴田書店「Cafe-Sweets」などでレシピの連載や書籍を出版。その他イベントの企画などを通じ「お菓子づくりの楽しさ、おいしさ」を広める。2004年ジャム専門店「Romi-Unie Confiture」を鎌倉に開店。2007年カップケーキ専門店「Fairycake Fair」(東京駅構内グランスタ)をプロデュース。2008年焼菓子とジャムのお店「Maison romi-unie」を東京・学芸大学に開店。お店の2階ではお菓子教室「Uni-Labo.」を主宰する。



フランス菓子を基本に、日常的なお菓子作りの楽しさやおいしさを広めたい

Q.1:

お菓子作りを始めようと思ったきっかけは?お菓子の魅力と一緒に教えてください。

いがらし:

私がお菓子作りを始めたきっかけは、子供の頃、子供向けの本に載っていたケーキの写真を見て、自分で作ったら丸ごと1人で食べられる!と思ったことでした(笑)。当時は誕生日かクリスマスしか丸ごとのショートケーキなんて食べられませんでしたから、夢のような話だと興奮しましたね。お菓子って、お祭り気分になれるというか、イベント性があると思いませんか?毎日の食事と違い、非日常的な高揚感が味わえるんです。誰かが作ってくれたものだとさらに嬉しさが増すし、材料にこだわったり飾り付けしたりと自分だけの特別感も出せます。そのお菓子作りの魅力、おいしさや楽しさをもっと人に伝えたいと思ったのが、今の私の原点です。

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Q.2:

なぜ、フランス菓子を勉強しようと思われたのですか?

いがらし:

高校の時、初めて趣味で今田美奈子先生のお菓子教室に通いました。そこで、国や地域によってそれぞれお菓子が違い、さまざまな種類があると言うことを学びました。いい材料を選んで作ればさらに美味しいものが出来るのではないかと思い、それならまず、基本をしっかりおさえておこうと思ったのがフランス菓子を勉強するきっかけですね。フランス菓子には、菓子作りのベースになるものがたくさん含まれていますから。それからは勉強するにしたがって、フランスの中でも地域ごとの素朴なお菓子に魅せられていきました。その後、短大時代からアルバイトしていたフランス菓子のお店、「ルコント」にそのまま就職。当時はフランス菓子がどんどん日本に入ってきた時期で、店主自らフランスから持ち込んだお菓子の数々に、本当においしい!とすごく感動したことを覚えています。

Q.3:

勉強熱心でいらしたのですね。フランスにも留学なさっていたとか。

いがらし:

「ルコント」ではその当時製造に携わっていましたが、製造と言うのは重いものを持ったり、動き回ったりとけっこう肉体労働なんですよ(笑)。体力や俊敏性ではどうしても男性には及ばない、もっと自分にあった仕事が他にあるのではないか、と思うようになりました。そこで思いついたのが、「お菓子の楽しさを人に伝える」という仕事だったのです。表現力や家庭などの生活環境、勉強する環境は男性にも負けないと思い、職人色を強く打ち出した養成学校より、フランス菓子という専門性にこだわった「ル・コルドン・ブルー」を選んで留学したのです。今ではそこで得た知識が、お店のプロデュースや書籍の執筆などさまざまなところでとても役立っています。

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