著名人の方からのコメント

Vol.18 炎とは、レストランという舞台を作り上げる、大切な素材のひとつです。
炎はライブ感があり、お客様を盛り上げ、一体感を感じさせてくれます。
Q.4:

シェフの人柄と料理が大家さんの心を動かしたのですね。スタッフの方もとても大事になさっていると伺いましたが。

深田:

そうですね。スタッフは前の店からついてきてもらったので、彼らのためにもちゃんとした形を作っておきたかったんです。なので、お店も信用のために法人化しました。内装も友人に頼んで節約し、協力してもらいました。いろんな人に助けられましたね。だからこそ、みんな自分の店のように思ってくれて、壁が汚れたらタダで塗り直しに来てくれたりしますよ(笑)。自分が経験したように、若いスタッフにもいろんな経験をしてもらいたい。そんな思いから、レストランの隣に工房を作って、いろんな試みにチャレンジしています。イベントなどのオファーにも、スタッフ総出で積極的かつ全力で取り組んでいます。お世話になった方々に、何かでお返しができるといいなと思いますね。

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Q.5:

そのイベントは、インテリアや器関係も多いそうですね。

深田:

そうなんです。インテリアやデザイン関係の友人が多いのもあり、僕自身、北欧風の内装や食器など、デザインにはこだわっていますね。現在、全国から食材を取り寄せて使っていますが、その見た目や提供方法によって、食材の良さを最大限に引き出せるんです。特にうちの店はオープンキッチンになっていて、お客様と一緒に作り上げる臨場感が味わえるんですよ。その点、炎っていいですよね。音や色、熱気と共に、ライブ感でその場を盛り上げてくれます。普段からガスしか使わないのですが、やはり、目に見える点とパワーがある点は、ガスって素晴らしいと思います。

Q.6:

今日もピピッとコンロを使っていただきましたが、使い心地はいかがでしたか?

深田:

たとえば今日のフリットは、油温度調節機能がとても役立ちました。適温の油に一気に食材を入れると、温度が下がって仕上がりがぺたっとしてしまいます。その点、この温度調節機能があると、温度が下がったことを自動的に感知し、元の温度に素早く戻してくれるんです。なので、カラッと揚がるんですね。家庭だと時間の短縮にもなりますし、食材の旨味を一気に閉じ込めて逃がさないという利点もあります。パスタもタイマー機能を使ってベストの状態に茹であげたり、煮込み料理もガス高速オーブンに最初に入れてしまえば、その間、他の作業が段取りよくできます。焦げ付き防止機能もあって、一定温度で火が消えるので安全ですし。主婦にとっては強い味方でしょうね(笑)。

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Q.7:

最後にシェフの熱い想いを語っていただけますか?

深田:

イタリアでは、多くの高級レストランで働きました。その中でも特に心に残った料理は、そこで出る「まかない」だったんです。「マンマ(お母さん)の味」とでも言いましょうか。地元に根付いた郷土料理、基本の味ですね。それが今の店にも根付いています。イタリアの料理法を忠実に再現し、さらに自分のアイディアと日本の食材を加えて、人の真似ではない料理を作りたいと思っています。日本の野菜中心の、誰にでも安心して召し上がっていただける料理、季節感を感じるコースを考えています。自分の家のように、リラックスして自由な使い方をして欲しい。そして、「美味しかった」だけではなく、スタッフが褒められたり、楽しかったと言ってもらえるお店にしていきたいと思っています。スタッフ1人1人にファンが増えるような、人間的にも魅力的なお店にしていきたい(笑)!


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