
赤ちゃんが苦しまず、便が定期的に出ていれば、まずは大丈夫。お腹が張ったり、便が硬かったり、食欲が落ち、機嫌が悪いようであれば便秘といわれますが、いかがでしょう。
主たる栄養が母乳やミルクから離乳食に進んでくる時期、便の材料が少なすぎると便秘の原因になることがよくあります。食物繊維の多い野菜や海藻、豆やさつまいもなどを積極的に取り入れてみましょう。調理に少量の油が使えるようになるので、炒め煮や魚のムニエルなどメニューを工夫することも大切です。ヨーグルトやプルーンもおすすめ食品です。
この時期、離乳食は一日3回となり、取り分けできるメニューが増え、大人と同じ時間帯に一緒に食事が楽しめるようになります。決まった時間に食事することや、散歩したり、はいはいや腹ばいで遊んだりすることも、排便のリズムをつくるためによいでしょう。
離乳食開始後の便秘対策を以下にまとめましたので、ご参考になさってください。
<離乳食開始後の便秘対策>
●水分補給を十分に麦茶や湯冷ましなどで水分不足を防ぎましょう。
●発達にあわせた調理形態と食品選びでバランスよくいつまでもドロドロの調理形態など消化のよいものばかり与えたり、食品がおかゆと卵や豆腐、魚などのたんぱく質性食品にかたよると便秘がちになります。
●繊維の多い食品を増やすいも類、野菜類、豆類、海藻類、きのこ類、果物など、食物繊維を多く含む食材は便の量を増やし、排便をスムーズにしてくれます。ひじきやわかめを刻んでスープやごはんに混ぜたり、スイートポテトにするなど工夫を。
●油脂の利用をバター、マーガリン、食物油など油脂類は排便を促します。
●プレーンヨーグルトやプルーン、柑橘系の果汁などを甘いヨーグルトや果物・果汁は取りすぎると食事に影響することもあるので注意を。
いろいろ工夫しても便に血がついたり、排便が困難な場合には、かかりつけのお医者さんへ受診されることをお勧めします。
<参考文献>(社)日本小児保健協会栄養委員会編「赤ちゃんの栄養と食事」
ベネッセコーポレーション編 「改訂版 離乳食大百科」ほか
●食事で便秘を予防
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/note/12.html
●食物アレルギーが心配
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/note/648.html
●ベビーフードのデキストリンって何?
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/shokuzai/637.html