実家から毎年、青梅が送られてきます。でも梅干しのような手間のかかる作業は苦手なので、近所に配って自分では何も作っていません。今年こそは梅で何か作ってみたいと思っています。お酒が飲めないので、梅酒以外で簡単な梅の加工方法を教えてください。
梅は、梅干し、梅ジャム、梅の甘露煮、梅酒といろいろな加工方法がありますが、その中でも一番簡単に作れるのが梅シロップです。
まず、梅と砂糖を用意します。梅は青梅、完熟梅のどちらででも作ることができます。青梅は酸味とコクがあり甘くさっぱりと、完熟梅は酸味が少なくまろやかに仕上がります。初めて作る方は、発酵しにくい青梅がお勧めです。
分量は、梅と砂糖1:1の割合がおいしくできます。砂糖が多すぎると発酵しやすくなり、砂糖が少なすぎると梅のエキスが出にくくなります。梅はさっと洗い、丁寧に水気をふき取り、なり口(ヘタ)の部分を竹串で取り除きます。
次に、消毒した清潔な保存ビンに梅と砂糖を交互に層になるように入れていきます。梅と砂糖すべてをビンに詰め終えたら、ふたをして冷暗所に数日置いておきます。エキスが出るのには少し時間がかかりますが、置いてある場所の気温が高くなると発酵しやすくなりますので、初めから冷蔵庫に入れておくと、発酵せずに失敗なく作ることができます。また、砂糖が溶けやすくするため、1日1回、ビンを静かにゆするといいでしょう。梅のエキスが出て、砂糖が完全に溶けたら出来上がりです。
発酵すると、梅シロップの液がにごり、泡が出てきます。そのまま放置しておくと、発酵したときに出たガスがビンの中に充満して中身が吹き出たり、ビンが割れたりしてしまいます。発酵したら、ゆっくりとふたを開けてガスを抜き、シロップは濾してからホーローなど酸に強い鍋に入れ、加熱して発酵を止めます。冷めたらビンに入れ、冷蔵庫で保存してください。
梅シロップは冷たい水や炭酸飲料で薄めるとさわやかな飲み物になります。また、アイスクリームやかき氷、ヨーグルトにかけたりと、いろいろと楽しむことができます。ぜひ、お試しください。
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