
切った大根が青っぽい色をしていたら、驚いてしまいますね。しかし、カビでも大根が古いからでもなさそうです。まず食べても問題ありません。大根の内部が青黒く変色する現象は、「青あざ症」と呼ばれています。同じような相談を受けることがあります。
原因は、土壌の状況、気温や色素などが関係します。まず、土壌の状況とは乾燥、過湿、ホウ素欠乏などです。次に、気温とは高温の環境です。特に平均気温が25度以上の気象状況下で起こりやすいようです。さらに、色素とは大根に含まれるアントシアンのことです。大根の劣化によりアントシアンが変色することもあるそうです。いずれも健康に害はありませんが、風味が落ちることがあります。それは大根に“ス”が入り、苦味が増すためです。
食べられるのに捨てるのはもったいないと思われる場合は、下茹でをすることをお勧めします。米のとぎ汁でコトコトと八分通りに茹でるだけで、大根の苦味が和らぎます。大根を無駄なくおいしく使う、知っておくと便利な料理知恵、お役立てください。
参考文献:「食と生活Q&A はい!農林水産省『消費者の部屋』です!」ぎょうせい 他
●ふろふき大根
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/unchiku/569.html
●野菜の無駄なく元気に保存
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/chie/132.html