
寒天は、日本人に不足している食物繊維が豊富に含まれています。糖質やコレステロールの吸収を妨げ、ナトリウムや有害物質を排除し、腸内の有益な菌を増やして腸内環境を改善するといわれています。
寒天は海藻から作られ、棒寒天、糸寒天、粉寒天などの種類があります。いずれも料理に使えますが、特に粉寒天が手軽で使いやすいでしょう。
例えば、研いだお米3合に対し粉寒天を約2g入れて炊飯器で炊くと、つやつやでもっちりとしたご飯が炊けます。見た目には寒天が入っていることはほとんど分かりません。同じようにピラフや雑炊に入れたり、お好み焼きの生地1カップに対し粉寒天2gを混ぜたりもできます。コーンスープなどに入れ、煮溶かすのもよいでしょう。また、粉寒天を煮溶かし酢や油を加えて常温で固めると、おしゃれなゼリードレッシングにもなります。寒天で固めると、ゼラチン製と違い常温でもゼリー状を保てます。
一方、棒寒天は、昔からお菓子などの材料として馴染みがあります。糸寒天はあまり一般的ではないかもしれませんが、棒寒天より細かいので、ちぎらずに使えて便利です。いずれも使う前によく洗い、たっぷりの水につけて柔らかくなるまで戻します。水気をギュッと絞って好みの大きさにし、サラダや和え物などの冷たい料理に加えるとキラキラ光ってきれいです。また、水で戻した糸(棒)寒天をみじん切りにし、ハンバーグやピーマンの肉詰め、餃子などの挽肉料理に混ぜ込むのもお勧めです。分量は、挽肉100gに対して糸(棒)寒天4g程度です。全体の具の量が増え、ボリュームアップできます。中華スープや味噌汁に入れるなら、水1カップに対して糸(棒)寒天約2g程度が目安です。鍋物や炒め物の具として使う場合は、調理の最後に加えると独特の歯ごたえが楽しめます。
寒天を使ったメニューは、美味しいだけでなくダイエットや食事療法にも役立てることができます。いつもの料理でいろいろ試して、食物繊維を無理なく手軽に摂れるとよいですね。
参考文献:「寒天生活」アスコム
●食事で便秘を予防
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/note/12.html
●いろいろな寒天の扱い方
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/shokuzai/413.html
●寒天で作るゼリードレッシング
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/trend/460.html