
つくしは日当たりの良い土地で群生し、野原や道端などでも見かける身近な山菜です。トクサ科の多年草である「スギナ」の胞子茎で、見た目が筆や馬の尾に似ているため「土筆(つくし)」と書き、英語では「horsetail(馬の尾)」と言います。茹でていろいろな料理に利用でき、ほろ苦い「春の味」が楽しめます。栄養的には利尿作用のあるカリウムが豊富です。以下に、つくしの選び方から保存法までご紹介します。きれいなつくしが摘める場所が見つかるといいですね。
【つくしの選び方】 ※若いものを選ぶこと
穂先が堅くしまって重みがあり、茎は10pほどの長さで太く、ハカマ(茎の節についているサヤ状の葉)の間隔が狭いものがよい。
*ほこりや汚れがついている場合もあるので、きれいなものを選び、流水でよく洗う。
【下処理法】 ※天ぷらは下処理の必要なし
アク抜きをする
1.ハカマを取り除き流水で汚れを洗い落とす。
2.沸騰した湯で手早く茹で(30秒ほど)、水にさらす。
(苦味が気になる場合は、何度か水を換えると苦味が和らぐ)
【利用法】
・つくしご飯(油揚げとつくしを出汁、醤油、みりんで煮て、炊いたご飯に混ぜ合わせる)
・パスタの具(ベーコンとあわせてほろ苦いソースに)
・天ぷら(水洗い後、水気をよく切ってから衣をつけて揚げる)
・そのほか(卵とじ、炒め物、佃煮、味噌和え、お浸しなど。味付けは薄めがおすすめ)
【保存法】
冷凍保存(下処理後、水気をよく切り、ラップなどで小分けして密閉容器で保存)
参考文献:「食べられる山野草12か月」主婦と生活社
「たべもの語源辞典」東京堂出版
●山菜のアク抜き
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/shokuzai/258.html
●春の香りのボンゴレ・スパゲッティ
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/melmagarecipe/p_048.html