
忙しい朝のお弁当作り、できるだけ手間をかけたくないものです。そこでお勧めなのが、ガスコンロについている魚焼きグリルの活用です。1人分のお弁当なら、まとめて調理できます。同時に作れる4品のおかず、(1)ゆで卵、(2)野菜の肉巻き、(3)カボチャのグラタン、(4)エビとアスパラの春巻きをご紹介します。
まずは、下準備。(1)ゆで卵は、室温に戻した卵を使い、ぬらしたキッチンペーパーで包み、さらにアルミホイルで包みます。(2)野菜の肉巻きは、豚もも薄切り肉(1枚)に塩、こしょう、酒、ケチャップ(各少々)で下味をつけます。前の晩に仕込み、冷蔵庫に入れておくと便利です。千切りのニンジン(10g)、7cmの長さに切った万能ねぎ(1本)、千切りのしいたけ(1/2枚)を、下味をつけた肉でらせん状に巻きます。(3)カボチャのグラタンは、冷凍のカボチャを利用します。アルミカップに冷凍カボチャ(1個)、5mm幅に切ったベーコン(10g)を入れ、塩、こしょう(各少々)をします。そこに生クリーム(大さじ1)をかけ、モッツアレラチーズ(10g)を乗せます。(4)エビとアスパラの春巻きは、みじん切りにしたタマネギ(20g)に片栗粉(小さじ1/2杯)をまぶし、エビのすり身(60g)と混ぜ合わせます。春巻きの皮に、はかまを取り半分の長さに切ったアスパラガス(1本)を乗せ、そこに沿うようにエビのすり身を棒状に乗せて包み込みます。(2)(3)(4)の準備は前の晩に済ませておくと、時間短縮になります。ラップなどでふたをして冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
次に、準備のできた(1)(2)(3)(4)を魚焼きグリルで加熱します。魚焼きグリルは、中央よりも左右の方が高温になりますので、早くパリッと焼きたいものや焼き色が付きにくいものは両端に配置するようにします。今回のメニューの場合、グリル奥側の左右どちらかに(1)ゆで卵、中央寄りに(3)カボチャのグラタンを乗せ、手前側の左右どちらかに(2)野菜の肉巻き、中央寄りに(4)エビとアスパラの春巻きを乗せます。焼き時間は、両面グリルで約8分です。タイマー機能のある魚焼きグリルでしたら、タイマーをセットしておくと便利です。魚焼きグリルは、庫内がコンパクトで直火のためオーブンより立ち上がりが早く、調理時間もオーブンの1/3ですみます。また、焼いている間は手がかかりませんので、その時間を朝食作りに割くことができ、忙しい朝の時短テクニックとなります。
最後は盛り付けです。殻をむいた(1)ゆで卵、(2)野菜の肉巻き、(4)エビとアスパラの春巻きは、お弁当箱のサイズや食べやすさを考えて、お好みのサイズに切ってください。切り口を見せると、彩りよくきれいです。(3)カボチャのグラタンはアルミカップのまま、お弁当箱に入れると仕切りの役割も果たし、見た目もすっきりします。食べる方の喜ぶ姿を思い浮かべながら盛り付ければ、忙しい朝の心安らぐひと時となることでしょう。
参考文献:「魚焼きグリルの簡単レシピ」扶桑社 他
●栄養バランスのよいお弁当
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/note/305.html
●グリルとオーブンの使い分け
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/chie/651.html