

ガルシニアというのは、インドやタイなど南アジアに自生する植物で、正式には「ガルシニアカンボジア」、別名「マラパールタマリンド」「ゴラカ」ともいいます。
この植物の果実はオレンジくらいの大きさで、図のように小さいかぼちゃに似た形をしています。果肉には酸味があり、産地では昔からカレーなどの酸味付けや、生魚の保存や消化を助ける目的で魚の酢漬けなどに使われてきました。
最近になって、アメリカで、この果実に含まれるヒドロキシクエン酸(HCA)と呼ばれる成分がダイエットに効果があると研究発表され、注目を集めています。そのため、抽出したエキスは今や日本でもキャンデー、ガム、ビスケット、ジュース、ヨーグルト、ゼリーなどさまざまな食品に配合されています。
アメリカのガルシニア研究会ではHCAの作用を次のように説明しています。
「摂取しすぎた糖質は普通、脂肪として体内に蓄積されるが、HCAを取ると、ATPクエン酸リアーゼという酵素の働きを阻害するため、脂肪にはならずに、活動のエネルギー源であるグリコーゲンに変わる。グリコーゲンはたくさん蓄積すると脳に伝わって食欲を抑え、満腹感が持続する。その結果、肥満が防げる」ということです。現在日本でも研究が進められています。