食で「人生を幸福にする」世界に
~「食」を通じたWell-beingを提案~
主催:環境に優しい食育協議会/東京ガス株式会社
後援:農林水産省/環境省/文部科学省
開催ご挨拶 服部幸應氏(学校法人服部学園 理事長)
テーマ①:「フレイル予防とポジティブ・エイジング」
~人生100年時代の健康を「食」から考えると?~
登壇者:田中友規氏(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員)
松葉佐智子(東京ガス 都市生活研究所 統括研究員)
テーマ②:「和食調理とプログラミング的思考力」
~順序立てて考える能力を調理から育むには?トライアル事例から考える~
登壇者:佐藤正範氏(東京学芸大学附属 竹早小学校教諭)
柳原尚之氏(江戸懐石近茶流嗣家)
小林 直子(東京ガス 食情報センター副所長)
人生100年とも言われるこれからの少子高齢化社会において、豊かで幸せに生きぬく力を身に付けるために「食」が果たせる役割はますます大きくなります。自主・自立につながる意識や思考方法、家族や仲間との繋がりや生活習慣といった社会性も、食を通して得られる力なのではないでしょうか。
このような考えのもと、2020年に実施した二つのセミナーをさらに深堀し、パネルディスカッションを中心としたシンポジウムを開催し、食の世界を代表する有識者の方との意見交換を行いました。(公開予定:2020年12月~2021年3月)
2020年7月8日実施
「和食の伝統調理で育まれるプログラミング的思考力」
これからの時代に求められている「プログラミング的思考能力」。
「プログラミング」とはコンピューターを操るためだけのものではなく、「自分以外のものを思い通りに動かす方法」のこと。
例えば、組織全体をリーダーの意図通りに動かしたり、家族に家事を分かりやすく指示したりすることも、プログラミングです。
その土台である「プログラミング的思考力」を、身近な「日々の食事作り」を通して育んでみませんか?
東京ガス食情報センターでは、プログラミング教育の第一人者である佐藤正範氏(東京学芸大学附属竹早小学校教諭)と、文化庁文化交流大使の柳原尚之氏(近茶流嗣家)という異分野のお二人をコーディネートし、セミナーを開催しました。
(公開予定:2020年9月~2021年3月)
2020年10月12日実施
「ポジティブ・エイジングと食の楽しみ方
~フレイル予防におけるガストロノミーの役割とは?~」
2020年度から全国的に「フレイル検診」が始まり、フレイル予防は国を挙げて取り組むべき重要課題の一つになりました。
いつまでも健やかでいるためには、毎日の積み重ねが必要です。そこで、日々にも影響を与えるような「特別な一食」にスポットを当て、ポジティブ・エイジングの可能性を探ります。
セミナーでは、フレイル予防研究の専門家である田中友規氏(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員)よる講義と、医学的エビデンスに基づいたフレイル予防食材を使用したフランス料理をフレンチのトップシェフである高良康之氏(レストラン ラフィナージュ オーナーシェフ)の調理実演を通して、ポジティブ・エイジングにおけるおいしい「食」の役割について考えました。
(公開予定:2020年10月~2021年3月)