東京ガスの食育とは

家庭の台所の火をあずかる企業として
調理を核にした食育活動に取り組んでいます。

環境教育の視点を取り入れた食育

東京ガスでは明治時代から家庭の台所にエネルギーをお届けし、大正2年からは料理教室をスタートさせるなど、日本の「食」と深くかかわってきました。

1992年には子ども料理教室「キッズ イン ザ キッチン」を開始し、以来25年以上にわたり食育活動に取り組んでいます。さらに、1995年には「エコ・クッキング」を提唱し、食生活からはじめる環境活動を推進しています。

21世紀に入り、食と環境を取り巻く問題はますます深刻化しています。食は私たちの命の源であり、その一方で地球環境問題と深く結びついています。健やかで豊かな食生活を維持していくためには、健全な地球環境を守り続けなければなりません。
東京ガスでは、これまで培ってきたノウハウや知見をもとに、環境の視点を取り入れた食育に取り組んでいます。

食材を選択し(買い物)、調理をし、食べて、片づけるという、一連の食の体験を通して、環境に配慮した食の自立と、五感の育成を目指しています。

環境教育の視点を取り入れた食育

環境に配慮した食の自立とは

買い物から調理、食事、片づけまでの身近な食の体験を通して、地球温暖化や食品ロスといった問題解決のためにできることを考え、実践するとともに、一連の作業が一人でできる知識と調理技術の習得を目指しています。

環境に配慮した食の自立とは

五感の育成とは

自分で調理をする動機づけとして、「おいしい」とわかる感性を育てることが大切です。おいしさを感じるためには、五感を意識し働かせることが必要です。五感は食べるときはもちろんのこと、調理中も五感を使います。食の体験を通して五感の育成を目指しています。

五感の育成とは

「環境に優しい食育協議会」を発足し、有識者と連携して情報を発信

東京ガスでは1992年に食育を開始して以来、専門家とともに実践を重ねてきました。
さらに充実した食育活動を展開することを目的に、2014年度より食に関する幅広い分野でご活躍の有識者の方々と「環境に優しい食育協議会」を発足しました。
環境に優しい食育協議会