ガス栓とガス機器の接続方法

ガス栓と接続具の種類

  • 接続する場合には、ガス機器及び接続具の取扱説明書をよく読んでいただきその内容を理解し、接続していただくことが大切です。
  • 接続具はガス機器交換時には同時に取替え、再使用しないでください。
  • 長期間ご使用になられると経年劣化によりガス漏れの恐れがあります。

ガス栓とガス器具の接続方法

  • 注1)
    ガスコートは、F型(接続口の角度を自在に動かせます)とL型(接続口の角度が90度曲げてあります)もあります。
  • 注2)
    ガスソフトコード用ソケットは、L型(ゴム管のガス栓側に使用)もあります。
  • 接続はサイズ(9.5mm・13mm)、接続形状に合ったものをご使用ください。
  • ネジ接続は有資格者による施工が必要です。

ガス機器を接続するときのチェックポイントと手順

チェックポイント

①コンセントにソケットを取り付ける際のチェックポイント

  • 接続する前に接続具の接続部分やガスコンセント部分にゴミなどが付着していないかを確認してください。
    ゴミなどを噛みこみますと、ガス漏れ・火災等の原因となります。
  • 接続部に衝撃や無理な力を加えないでください。
    接続部分が破損し、ガス漏れ・火災等の原因となることがあります。

壁コンセント 押す ふたを開ける

②ホースエンドにソフトコードを取り付ける際のチェックポイント

ホースエンドにソフトコードを取り付ける際のチェックポイント

③ソケットを選ぶ際のチェックポイント

ガス栓の先からガス機器の設置台までの距離が短い場合は、SL自在型ソケット、L型ソケットを選択し、接続具に無理な力がかからないようにしてください。接続が不完全になり、ガス漏れの原因になります。

S型:ガス栓とガス機器を真っ直ぐ接続するときに使用します。
L型:ガス栓との接続口が90度に曲げてあります。ガス栓の先からガス機器の設置台や床までの距離が短い場合に使用します。
SL自在型:S型、L型どちらの接続方法も可能です。

ソケットの選び方ソケットの選び方

手順

1. ガス栓が閉であることを確認する
2. ガス機器に接続具を接続する
3. 接続具をガス栓に接続する

ガス機器別接続方法

  • ガスコンロ
  • ガス炊飯器
  • ガスファンヒーター
  • ガスストーブ

ガス機器を取り外すときのチェックポイントと手順

チェックポイント

①ソケットを取り外す際のチェックポイント

②ガス栓をご使用にならない場合のチェックポイント

機器を取り外したときは、接続具も一緒に取り外してください。
接続具を再使用したり、接続具だけをガス栓に取り付けたままにしないでください。

機器を外したときは、接続具も外す

手順

1. ガス機器のスイッチが切れていることを確認する
2. ガス栓が閉であることを確認する
3. ガス栓から接続具を取り外す
4. ガス機器から接続具を取り外す

ガス栓の損傷防止について

ガス栓に衝撃や無理な力を加えないでください。損傷、変形により、ガス漏れの原因となります。
引出し型キャビネットをご使用の場合には、収納物がガス栓に引っかかった状態で無理に引き出さないようお願いたします。

引っかかっても無理に引かない1

引っかかっても無理に引かない2

キャビネット内に大きな収納物を入れた場合や収納物を一杯に詰めた場合などに、稀にガス栓に収納物が接触したり、引っかかったりする場合があります。

関連情報