ガスコンロのおすすめは?ビルトイン型&据置型、掃除しやすいコンロまでおすすめ25選!

公開日:2023.12.13 更新日:2024.2.5

ガスコンロのおすすめは?ビルトイン型&据置型、掃除しやすいコンロまでおすすめ25選!

毎日のように使うガスコンロ。せっかく買い替えるなら、調理に便利なタイプを選びたいものです。最近のガスコンロは、さまざまなメニューに対応した便利な機能や安全にガスを使うための充実した機能が豊富にあり、その種類も千差万別です。いざ買い替えようと思っても、どの製品を選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、おすすめのガスコンロ25製品をピックアップして紹介していきます。ぜひ買い替えの参考にしてみてください。

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    2023年11月15日時点の情報です。

目次

まずガスコンロのタイプを知ろう!

ガスコンロには主に2つの設置タイプがあり、ご自宅のキッチンに合うタイプの中から選べます。まずは、ガスコンロのタイプを知ることから始めましょう。「ビルトイン型」「据置型」のそれぞれの特長について、詳しく解説します。

ビルトイン型

オルシェ

特長・メリット

「ビルトイン型」は、システムキッチンに埋め込む製品です。キッチンとの一体感があり、見た目の美しさが特徴的です。調理台との境目もフラットにできるため掃除や手入れもしやすく、使い勝手に優れたタイプです。また、充実した機能や細かな火力設定ができる操作性の高さも料理を頻繁に行う方にとっては魅力的でしょう。

デメリット・注意すべき点

機能が多い分価格も高めに設定されているのがデメリットと言えます。交換にはガスの配管作業ができる資格が必要となるため、専門の業者に依頼する必要があります。

据置型

特長・メリット

ガス栓とホースでつなげば、ガス台に置くだけですぐに使えるのが「据置型」です。ガス栓にガスホースを接続するだけで簡単に設置できて取り外しも簡単な点が特長となっています。ガスコンロ台に収まる大きさの製品を選べば、どこのメーカーの製品であっても設置が可能です。サイズや魚焼きグリルの有無などのバリエーションがあり、価格も手頃なものが多いのでご自分のライフスタイルに合わせて選びやすいです。

デメリット・注意すべき点

据置型は、ガスコンロと壁との間に食材のカスや油などがたまりやすく、こまめな掃除が必要な点がデメリットと言えるでしょう。ゴム管が折れ曲がったり、捻じれたりしないように注意すれば、ご自分でも設置が可能です。
ご自身でガスコンロを設置する際は、お使いになるガスの種類と一致しているかを必ず確認しましょう。ガスには都市ガス(12A・13A)とプロパンガス(LPG)があります。ガスコンロはガスの種類ごとに製造されており、適合しないものを接続してしまうと危険を伴うためご注意ください。

ガスコンロを選ぶ際にチェックすること8つ

さまざまな製品が市販されている中で、何を基準に新しいガスコンロを選べばいいのか迷っている方に、チェックするべきポイントを8つ紹介します。ポイントを参考にすることで、ご家族の人数や用途に見合った製品が選べるようになります。

1.自宅のガスの種類

一般のご家庭では「都市ガス」もしくは「プロパンガス(LPガス)」を利用しています。まずは、ご自宅のガスがどちらの種類であるかを確認しましょう。都市ガス用のガスコンロは、プロパンガスのご家庭では使用できません。逆も同様で、ご自宅が都市ガスを使用している場合は、プロパンガス用製品を選ばないよう注意してください。引越し前の場合は不動産業者などにお問い合わせください。

ガスコンロの商品情報には、必ず「都市ガス用」「プロパンガス用」といった表示があり、プロパンガスの場合は「LP」「LPG」と表示されている場合もあります。ほかにも、都市ガス用には「12A」「13A」とガスの規格が書かれています。現在、ほとんどのガス会社では13Aが広く使われていますが、念のため「ご使用量のお知らせ(検針票)」を確認し、間違って購入しないようにしっかりと確認しましょう。

2.必要なコンロの口数

家族の人数や用途に応じて、必要なコンロの口数を決めましょう。一般に販売されている「ビルトイン型」では、2口もしくは3口のタイプが主流です。一方の「据置型」は2口になっている製品がほとんどですが、単身世帯向けに1口タイプのコンロもあります。毎日何品も料理をする家庭では3口タイプを選ぶことで時短につながりますし、ご夫婦のみの世帯や単身世帯では2口や1口タイプを選ぶと良いでしょう。
また、ガスコンロはバーナーによって火力が決まります。コンロの左右の口で火力が異なるものもありますので、選ぶ際にはその点もご注意ください。

3.コンロのサイズ

ガスコンロを設置するスペースに収まるサイズを選ぶことが重要です。

ビルトイン型

「ビルトイン型」の場合、コンロのサイズは、スイッチ、パネル部分ではなくトッププレート(鍋などを置く五徳の下の天板)のサイズで表され、主に横幅が45cm、60cm、75cmの3種類があります。
標準サイズは、トッププレートが「60cm」のもの、トッププレートのみがワイドサイズの「75cm」のものがあります。それよりも一回り小さいコンパクトサイズは「45cm」となります。標準サイズか、コンパクトサイズかは現在お使いのコンロと同一サイズのものをお選びいただくこととなります。

据置型

「据置型」のサイズは2通りが展開されていて、横幅が「60cm」のタイプと「56cm」のタイプがあります。お使いのキッチンに合うサイズのものを選びましょう。

4.安全機能

ガスコンロは不完全燃焼による一酸化炭素発生の危険性があるため、法律により安全機能を設けることが決まりとなっています。バーナー部分に標準で搭載されていてペン先のような形をしている「立ち消え安全装置」は、吹きこぼれで火が立ち消えた際にガスを止める役割を担う安全機能です。コンロの中央にある突起は「調理油過熱防止装置」と言って、揚げ物調理の際に油の温度を調整します。また、最新のコンロでは自動消火機能をアップグレードしたものや、袖口への着火防止や火傷防止など独自の安全機能を搭載しているコンロもあります。
コンロを選ぶ際は、安全機能もしっかりとチェックして検討してみてください。

5.グリル機能

グリル付きの製品を選ぶ際は、その性能にも注目してみてください。従来のグリルは底面に水を入れて焦げ付きや火災を防止するタイプが主流でしたが、最近の製品は水がなくても焦げ付かない、安全にご使用できるようになっている両面焼グリルタイプで、魚・肉・野菜など食材に適した調理が行える機能などがあります。またタイマー機能がついている製品であれば、食材を焦がしたり火を消し忘れたりするリスクも減らすことが可能です。さらに、グリルからの煙やニオイをカットする便利な機能など、使い勝手に優れた製品が多く販売されています。グリルをよく使う方は、ぜひチェックしておきたいポイントです

6.操作方式

操作方式には、「スイッチ」「ダイヤルボタン」「つまみ」などがあります。標準的なコンロでは「スイッチ」が採用されていることが多く、押すだけで確実に点火することができます。「ダイヤルボタン」を採用しているのは、ハイグレードな製品が多いようです。フラットなデザインにすることができるため、見た目にすっきりしている上、掃除やお手入れもしやすいのがメリットです。ダイヤルボタン式は一部の商品では電気制御されているため、使用する部品点数が多く、価格がやや高くなる点はデメリットであるといえるでしょう。

7.手入れのしやすさ

ガスコンロを選ぶ上で、手入れや掃除のしやすさはとても重要です。料理をしていれば、油が飛び跳ねてしまったり、鍋やフライパンから食材がこぼれてしまったりすることは避けられません。ガスコンロは毎日のように使うものなので、きれいな状態を保つためにも、手入れのしやすいモデルを選びたいところです。

手入れのしやすさを判断するには、天板の素材とデザインに注目しましょう。天板に付着する油汚れなどが落としやすいのは、ガラストップが採用されている製品です。ガラストップは強い衝撃には弱いのですが、傷に強く掃除がしやすい点で人気を集めています。

また、デザインの工夫によっても手入れがしやすくなっている製品が多くあります。五徳やバーナーの形状に工夫が施された製品は、シンプルでおしゃれな見た目であると同時に、フラットな形状で拭き掃除がしやすくなっています。さらに汚れが付きにくい加工がしてあったり、取り外して掃除ができるようになっていたりするので、実際の製品を触ってみて、手入れのしやすさもチェックしてみてください。

8.デザイン

デザイン性を重視して選ぶのも重要です。すっきりとした印象を与えてくれるのは、ビルトイン型のガスコンロでしょう。天板がガラストップになっているため見た目にも美しい上、カラーバリエーションが豊富な製品も販売されています。また、グレードが高い製品ほど、細部にまでこだわったデザインが施されているのが特長です。本体フレームが細くなっていたり点火ボタンにメッキが施されていたりと、高級感の高いモデルが各メーカーから販売されています。ガスコンロもインテリアを構成する一部です。デザインにもこだわってご自宅のキッチンにマッチするタイプを選んでください。

ガスコンロメーカーのおすすめ3社

ガスコンロメーカーのおすすめは、「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」の3社です。いずれのメーカーも業界トップクラスのシェアを持ち、新しい機能を搭載した製品を数多くリリースしています。豊富な実績と高い技術力を活かした製品づくりで、安全性にも優れた製品が多いです。

リンナイ

リンナイは、名古屋に本社を置く給湯器や暖房機器などを幅広く製造・販売しているメーカーです。技術力に優れた企業で、これまでに数々の世界初となる技術や製品を生み出してきました。ビルトインコンロでは、アプリを使ったオート調理や無水調理等、多彩な調理が可能な調理器具『ザ・ココット』を付属しているプレミアムガスコンロ『DELICIA(デリシア)』シリーズ、据置型ガスコンロでは「ラクシエ(LAKUCIE)」シリーズを展開中。高火力でデザインにもこだわったWeb販売限定コンロも販売しています。また、誰もが使いやすいガスコンロをコンセプトに、早くからユニバーサルデザインモデルの開発・販売を手掛けてきたメーカーでもあります。

ノーリツ

ノーリツは神戸市に本社を置く企業です。給湯器や温水暖房機器などを中心とした住宅設備機器の分野で高いシェアを持ち、今も業界をリードし続けています。厨房分野では、日本で初めてビルトインコンロを発売したハーマンと統合し、業界トップクラスの高効率バーナーを開発するなど、利便性だけでなく、環境性にも配慮した開発を行なっています。「ビルトインコンロでは、つくるは、もっと楽しくできる。」をコンセプトに商品開発をしており、細やかな火力調節と多彩な自動調理が可能な「プログレ(PROGRE)」シリーズ、調理中の温度表示や調理サポート機能も充実した「オルシェ(Orche)」シリーズなど、グレード別に豊富な製品を展開中です。

パロマ

名古屋市に本社を置くパロマも、国内を代表するガス器具メーカーです。その歴史は古く、1911年に母体となる企業が生まれ「パロマ」の商標を展開しはじめた1950年代以降に事業が拡大。1970年代には北米への本格進出を果たし、世界的なガス給湯機器メーカーとして知られています。ガスコンロでは、プレミアムガスコンロ「クレア(CREA)」シリーズ、シンプルデザインが特長の「フェイシス(FACEIS)」シリーズなどを展開しています。

【ビルトイン型】おすすめのガスコンロ17選!

キッチンとの一体感あるデザインが魅力のビルトイン型のガスコンロ。コンロまわりのお手入れもしやすく、システムキッチンでは主流となっているタイプです。各メーカーが販売する製品も種類が多く、機能はもちろんカラーバリエーションにもこだわったガスコンロを選べます。

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    2023年11月2日時点の情報です。

スタンダードシリーズ

シンプルな機能でありながら、天板にはガラストップ素材が使われる製品も多いスタンダードシリーズ。使い勝手とデザイン性に優れたビルトイン型の売れ筋製品が各メーカーからリリースされています。

1.センス|リンナイ

リンナイが展開するスタンダードシリーズである「センス」は、幅広いキッチンになじむシンプルなデザインが特長です。操作ボタンはフラット感がありすっきりとした印象。「キャップレスバーナー」の採用によって、バーナーキャップの上部もフラットな仕上がりです。コンロ機能では、3,610kcal/hの高火力を可能にする「Wワイド火力バーナー」、160℃~210℃までの幅広い調整レンジを備えた「温度調節機能」が搭載されています。

2.ファミ[スタンダード]|ノーリツ

ファミ[スタンダード]|ノーリツ

ノーリツが販売するスタンダードモデルの「ファミ」シリーズは、日常的に使うコンロとしての基本を追求し、シンプルな調理性能とお手入れ性を兼ね備えたビルトインコンロです。点火スイッチやグリル周りには丸みを帯びたデザインが採用され、柔らかな印象を与えます。点火操作部はスイッチ式になっており、操作パネルは大きな文字とアイコンで直感的に操作しやすいよう工夫が施されているのが特長です。さらに、ダブル高火力&ダブルトロ火/ダブル温度調節機能も左右バーナーに搭載し、微妙な火加減の設定も容易に行えます。また、ガラストッププレートは「つやめきガラストップ」と「親水アクアコートガラストップ」の2種類から選べ、お手入れ性を追求したビルトインコンロになっています。

3.リプラ(パロマ製)|パロマ

リプラ(パロマ製)|パロマ

「リプラ」は、タイマーや温度調整機能など調理機能が充実している使いやすさを重視したコンロです。シンプルで分かりやすい点火ボタンの形状、掃除や手入れがしやすい「クリーンゴトク」、グリル排気口に食材が落ちないグリル排気口周囲カバーなどが特長となっているスタンダードなモデルです。グリル内の油跳ねを防ぐパロマの「ラ・クックグラン」に対応している他、自動で火加減を調節する「煮もの機能」「炊飯・湯沸かし機能」なども備わっているため、幅広いユーザーに適したつくりになっています。また、ボタンひと押しで通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火する「コンロ30分消火あんしんモード」も搭載しています。

ハイグレードシリーズ

スタンダードシリーズよりも多機能で、デザインにもこだわったモデルが多いハイグレードシリーズ。調理好きな方におすすめのモデルが多くラインナップしています。

4.リッセ|リンナイ

リッセ|リンナイ

キッチンとの一体感が生まれるすっきりとしたデザイン、そして高級感ある仕上がりの点火スイッチなど、一目でハイグレードであることが分かる「リッセ」シリーズ。グリル機能では、大きなピザも焼けるゆとりあるサイズで、直火調理ができる「ココットプレート」に対応しています。ココットプレートの底面は、余計な油を流すウェーブ形状になっているためヘルシーなノンフライ調理も可能。左右両方のバーナーに温度調節機能を搭載するなど、コンロ機能も充実したモデルとなっています。

5.マイトーン|リンナイ

マイトーン|リンナイ

リンナイが展開するもう1つのハイグレードシリーズが「マイトーン」です。カラーバリエーションが豊富でカラー重視でガスコンロを選びたい方におすすめです。またガラストップ採用モデルには、75cmのワイド幅タイプも用意されているため、選択肢の幅広さも魅力となっています。左右バーナーに「温度調節機能」「ワイド火力」「煮物機能」などが搭載される他、「ココットプレート」を用いたグリル料理にも対応。魚を自動で焼き上げる「オートグリル機能」も搭載されています。

6.オルシェ|ノーリツ

オルシェ|ノーリツ

お鍋の温度を1℃単位で検知し、液晶パネルに表示するノーリツの独自技術「温度クック機能」を搭載した「オルシェ」。温度を目視で確認できるので、料理が得意な方だけでなく、苦手意識のある方や料理を始めたばかりのお子さまにも使いやすいコンロです。ユーザーの声を反映して作られた専用グリル容器の「ロティプレート」はサンマも丸ごと置けて庫内の油跳ねを99.9%カットすることができます。汚れを水で浮かせられる「親水アクアコート」が採用された天板は、好みに合わせてフラットなタイプを選べるので、拭き取り掃除がさらにお手軽になりました。また、いつもと変わらない使い方で、ガス代が節約できるスマートエコバーナーを搭載。左右のバーナーの間隔も広がり、調理とお手入れのしやすさを両立させたい方におすすめです。

7.ファミ[オートタイプ]|ノーリツ

ファミ[オートタイプ]|ノーリツ

基本機能を備えた「ファミ スタンダード」のワンランク上のモデルが、「オートグリル機能」を搭載した「ファミ オートタイプ」です。料理好きの方には欠かせないオートグリル機能が搭載されているので、魚の種類によって焼き加減が難しい焼き魚も、グリルにおまかせで調理が可能です。さらに、オートグリル機能が2回連続で使え、グリル活用の幅も広がっています。付属のグリルプレート波型とオート機能を併用すれば、「焼き魚」「トースト」「あたため」からメニューと焼き加減を選択するだけで、コンロ任せの調理が可能です。

8.フェイシス|パロマ

「フェイシス」は、ステンレスフェイス、プッシュ&ダイヤル操作ボタンや、持ちやすくすっきりとしたグリル取っ手など、美しさにこだわったモデルとなっています。フラットシンプルなデザインに加えて、ステンレスを多用することで手入れのしやすさも両立しています。グリル排気口周辺もほとんど凹凸がないフラットなデザインです。また、ボタンひと押しで通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火する「コンロ30分消火あんしんモード」や、グリルには「スムーズスライドレール」を搭載。滑らかに開閉できるだけではなく、クローズアシスト機能搭載でグリルの締め忘れが少なくなる安心機能も充実しています。

9.ブリリオ|パロマ

パロマの「ブリリオ」は、ガスコンロにも高いインテリア性を求めるユーザーニーズから開発された製品です。幅わずか6mmの天板フレーム、フェイス部分の取っ手と点火ボタンが一直線上にまとめられたシャープなデザインによって、高級感を演出。天板は「ハイパーガラスコートトップ」と、ゴミがたまりにくく汚れもさっとカンタンに拭き取れる「すっきりトップ」のいずれかから選択できます。また、30分以上火にかける料理は日常では少ないことから、ボタンひと押しで通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火する「コンロ30分消火あんしんモード」も搭載しています。

プレミアムシリーズ

機能の充実と質感の向上を追求したプレミアムシリーズ。バックライト付きの液晶操作パネルや音声によるガイドなど、贅沢な機能を搭載したモデルがリリースされています。

10.デリシア|リンナイ

デリシア|リンナイ

リンナイのプレミアムシリーズとしてラインナップされている「デリシア」は、ガラストップの天板に火力が表示される仕様となっています。調理中も視線を移動させることなく火力を確認できるため、使いやすさに優れています。グリル用の操作パネルも液晶が採用され、操作順や点火状況、タイマーの残り設定時間などを音声ガイドで案内します。バーナーの操作は前面パネルに配置され、温度設定や湯沸かし機能などが設定できるようにデザインされています。点火・着火・火力調整は、プッシュ式のダイヤルで操作するため、感覚的に行うことが可能です。さらには誰でも簡単にオート調理が可能なアプリ『+R RECIPE(プラスアールレシピ)』も対応しています。

11.デリシアグリレ|リンナイ

「デリシアグリレ」は、家庭用で最大級の高火力(約4,510kcal/h)を出力するリンナイのハイエンドモデルです。大型の鍋やダッチオーブンも安定する「ワイドなごとく」が採用され、本格的な調理を好む方におすすめのモデルとなっています。強火からトロ火まで火力調整レンジの広い「親子バーナー」をはじめ「麺ゆで機能」「土鍋自動炊飯機能」「揚げもの温度調節機能」など、充実した調理機能も備わっています。

12.プログレ|ノーリツ

細やかな火力調節が可能なコンロ機能、「焼く」だけでなく「煮る」「蒸す」「炊飯」「ノンフライ」など多彩な調理が可能なグリル機能を備えたプログレ。ノーリツで最もグリルのお手入れが簡単で、新たな燃焼方式により煙やニオイを大幅に軽減し、またフラットなグリル庫内と洗いやすいプレート搭載で、グリルのお手入れが簡単です。燻製や低温・無水調理、パン発酵焼き上げから冷凍食品の解凍焼き上げまで幅広い調理に対応できるハイグレードなモデルです。さらに、グリル操作部には見やすく直感的に操作できるバックライト付き液晶画面と音声ガイド機能も搭載し、あらゆるニーズに応える製品となっています。

13.プラスドゥ|ノーリツ

唯一無二のデザインで、本格的な調理を好む方に人気の「プラスドゥ」。ノーリツのロングセラーモデルです。料理店の厨房で使うような武骨ながら操作がしやすい大型の点火つまみ、重量のある大型の鍋やダッチオーブンも安定する鋳物製の全面ごとく、4,510kcal/hという家庭用コンロでは最大クラスの高火力など、本格志向の方もご満足いただける機能を備えています。その一方で、手入れのしやすさも十分に考えらえていて、ステンレストップは拭き掃除も簡単に行えます。グリル機能も独特で焼網を外せば、プラスドゥ専用ダッチオーブン(付属品)を使って、焼く・煮る・蒸すなどさまざまな調理が可能です。

14.アバンセ|パロマ

「アバンセ」は、天板にタッチスイッチを配置した先進的なモデルです。安全機能も充実しており、着衣着火ややけどのリスクを低減する「エリアセンサー」を搭載。五徳のまわりに配置された9つのセンサーが、手や袖口の侵入を検知して、自動でコンロの火力をコントロールします。子どもたちの安全に貢献するデザイン賞である「キッズデザイン賞2019」を受賞する他、日本消防設備安全センターからの推奨認定を受けた製品となっています。

15.クレア|パロマ

機能と上質さを兼ねたパロマのプレミアムガスコンロが「クレア」です。段差を少なくしたデザインと広々と使える小径アイランド型グリル排気口を備え、すっきりとした見た目と手入れのしやすさを両立しています。専用アプリからメニューを選択すると簡単に調理ができる自動調理ガイドも搭載されており、料理の仕方の幅も広げられるコンロです。グリル扉の火傷を低減する「ヒートカットグリル扉」、消し忘れを防ぐ「あんしんモード」や「鍋なし検知機能」も備え、安全機能も充実したモデルです。

ユニバーサルデザイン

リンナイは、あらゆる人にとって使いやすいユニバーサルデザインモデルのガスコンロを販売し、高い評価を受けています。「だれもが使いやすいコンロ」であることをコンセプトに「ユーディアエフ」「セイフル」の2つのモデルが販売されています。

16.ユーディアエフ|リンナイ

「ユーディアエフ」は、分かりやすく安心感が持てるように、操作状況や危険などを音声で知らせる「音声ガイダンス」を搭載。音声の高さやスピード、音質が聞き取りやすいように工夫されている点が優れています。また、コンロ操作部を各バーナーの正面に配置することで、腰をかがめなくても操作パネルが見える設計になっています。さらに10度の傾きを設けることで、どんな身長の人でも操作しやすくなっている他、デザイン面でも点火時のLED点灯がわかりやすい表示カラーが採用され、視認性の向上にも細かく配慮されています。

17.セイフル|リンナイ

「セイフル」は、文字が大きく、操作もシンプルに設計されたユニバーサルデザインモデルです。タイマー設定などの操作パネルが「コンロ」と「グリル」で色分けすることで操作の間違いを防ぐデザインになっている他、安心機能の作動状況などを音声でお知らせする機能も搭載。消し忘れ防止(鍋なし検知機能)、震度約4度以上の揺れを検知して自動消火する機能、天ぷら火災を防ぐ調理油加熱防止装置、コンロ消し忘れ消火機能など、安全面に十分に配慮した機能がふんだんに盛り込まれています。

  • 参考)ガス機器見積もり・交換|東京ガス

【据置型】おすすめのガスコンロ8選!

ガスコンロ台に設置して使用する据置型のガスコンロ。専門的な知識がなくても、取り外し・取り付けができ、引越し先でも同じように使える点が優れています。各メーカーが販売する据置型の中から、おすすめの8モデルを紹介します。

  • 注)
    2023年11月2日時点の情報です。

スタンダードシリーズ

基本的な性能を抑え、コンパクトで使いやすいのがスタンダードシリーズです。ハイグレードなモデルと比較して機能や天板の素材に違いがありますが、安全性能などで劣ることはありません。手軽にガスコンロを買い替えたい方におすすめのグレードです。

1.ラクシエファイン|リンナイ

ラクシエファイン|リンナイ

「ラクシエ」シリーズのシンプルモデルである「クラシエファイン」は、グリル料理が手軽にできるタイプです。遠赤外線セラミックバーナーを採用。業務用機器にも使用されているバーナーで食材をこんがりおいしく焼き上げます。「ココットプレート」を使用すると、油汚れを99.9%カットするため、お手入れが簡単。ニオイも広がりにくいので気軽にグリル料理を楽しめます。お湯が沸いたら自動消火する「湯沸かし機能」、セットした設定時間が経過したら自動で消火する「コンロ調理タイマー」など、調理に便利で安全性にも配慮した豊富な機能が特長です。

2.NLW2291シリーズ|ノーリツ

ノーリツの「NLW2291」シリーズは、華やかな光沢を加えたホーロー素材を採用しており、調理後のお手入れが簡単です。調理性能では、「無水両面焼グリル」が採用され、上下の炎で同時に食材を加熱するため、途中でひっくり返す必要がありません。また、魚の焼き加減を選択して後はお任せできる「オートメニュー機能(魚焼き)」、好みの焼き時間を手動で設定できる「グリル調理タイマー」、火力を自動調節して焦げ付きや吹きこぼれをおさえる「煮込み機能」などを搭載しています。

3.エブリシェフ|パロマ

「エブリシェフ」はその名の通り、毎日の調理における使いやすさを考えたモデル。天板には、ホーロー用鋼板に2層のガラスコートをかけた「ハイパーガラスコートトップ」が採用され、傷がつきにくく、重い物を落としてもひび割れの心配が少ないです。「オートメニュー機能」は、魚の形状と「強め」「標準」「弱め」の焼き加減を設定すると、自動で魚を焼き上げ消火までしてくれる優れた機能です。他にも、自動で火加減調節する「煮込み・煮もの機能」、本格的なガス炊飯ができる「炊飯・湯沸かし機能」などを搭載。安全面では、パロマ独自の安全装置でグリル内の魚などに引火した場合も、排気口からの炎を抑制し、火災を未然に防ぐ「フレームトラップ」が備わっています。安全性も十分に考えられたモデルです。

ハイグレードシリーズ

各メーカーが力を入れているのが、ハイグレードシリーズです。センサーを搭載したバーナーによって、ガスコンロにお任せで調理できる多彩な機能を搭載したモデルが販売されています。

4.ラクシエ|リンナイ

「ラクシエ」シリーズは、ガラス天板の温度上昇を抑える「イージークリーン」を採用しており、掃除のしやすさがさらに向上したモデルです。また全シリーズ共通で、安心機能と便利機能に優れた温度センサーをコンロに標準装備。鍋底の温度をセンサーが感知して油の発火を防ぐ他、炒め物の際にも鍋底が高温になると自動での火力調節が可能です。「焦げつき消火機能」「立ち消え安全装置」といった基本的な性能も備えている他、ラクシエファイン同様、ココットプレートなどの便利な機能も採用されています。カラーバリエーションも、好みやキッチンの色合いに合ったモデルが選べます。

5.NLW2290シリーズ|ノーリツ

ノーリツの「NLW2290」シリーズは、艶やかな光沢が特長のガラスコートトップが天板に採用されたモデルです。バーナーリングの2カ所にパッキンを装着することで、煮こぼれによる器具内部への侵入を防ぐ「ツインシールド構造」を採用。一体成型フラット構造と併せて、毎日のお手入れが非常にしやすい工夫が施されています。調理性能では「無水両面焼グリル」「オートメニュー機能」「グリル調理タイマー」「煮込み機能」などが搭載されていて、ガスコンロ任せの調理が可能です。

6.グランドシェフシリーズ|パロマ

グッドデザイン賞を受賞したデザイン性にこだわったスタイリッシュさが特長なのが、「グランドシェフ」シリーズです。トッププレート素材には、「ハイパーガラスコートトップ」を採用。ツインシールド構造によって、毎日の手入れもしやすくなっています。自動で火加減調整、自動消火する「煮もの機能」や「炊飯・湯沸かし機能」がある他、特徴的なのが、石窯風調理ができる「ラ・クック、ラ・クックグラン」にも対応している点です。別売りの「ラ・クック、ラ・クックグラン」を使うことで、遠赤外線効果による調理ができ、食材のおいしさを引き出す本格調理が可能です。また、油跳ねやニオイも防ぎ、調理後の手入れも簡単です。

7.エスシリーズ|パロマ

「エス」シリーズも「グランドシェフ」シリーズと同様に、グッドデザイン賞を受賞しています。「調理タイマー」「炊飯・煮込み機能」といった機能を備えると同時に、グリル排気カバーをうすく小さくしたデザインで、すっきりとしたトップまわりとなっています。グリル調理では、遠赤外線による効率的な調理が可能な「ラ・クックグラン」に対応。「調理タイマー」と併用することで、グリル任せでストレスなく調理が行えます。天板には「ハイパーガラスコートトップ」が採用されています。

プレミアムシリーズ

料理好きな方にうれしい多彩な機能を搭載しているのが、プレミアムシリーズです。天板にも高級素材が用いられていて、高い耐久性を誇ると同時に、美しい見た目が特長となっています。こだわりの据置型ガスコンロを探している方におすすめです。

8.ラクシエプライム|リンナイ

「ラクシエプライム」は、安全機能が充実した「ラクシエ」シリーズのプレミアムモデルです。ガラストップには、ドイツ「ショット社」のCERANが採用され、高温やキズに強く高い耐久性を備えています。さらに、さんまも丸ごと焼けるゆとりある奥行きの「ココットプレート」が付属。家族全員分の調理が一度に行え、使い勝手に優れた高機能な製品となっています。

ガスコンロの交換を依頼する

東京ガスでもガスコンロの交換・見積もりを承っています。
「写真でWeb見積もり」では東京ガスが厳選した商品をご用意しています。ご使用中のガスコンロの写真を撮影、必要事項を入力頂くだけでWebから24時間365日、お好きなタイミングで簡単にお申し込みいただけます。
また、ラインナップにないガスコンロをご希望のお客さまやプロに相談したいお客さまは「出張で無料見積もり」をご依頼ください。ガスコンロの知識が豊富なプロのスタッフがお客さまに合った商品をご提案いたします。

  • 参考)ガス機器見積もり・交換|東京ガス

ガスコンロが故障した場合は「修理」の選択肢もある

ガスコンロが故障した場合は、修理をして使い続けるというのも選択肢の1つです。比較的新しいガスコンロであれば、交換ではなく修理した方が費用面での負担が軽くなる可能性が高いでしょう。ご自身で修理か交換の判断が難しい場合は、どちらも対応できるガス会社などに、修理が可能かどうかご相談してみるのがおすすめです。

修理を依頼する場合のポイント

修理を依頼する場合は、以下の内容を事前に確認しましょう。

ガス機器修理に必要な資格を持っている業者かを確認する

ガス機器は扱い方を間違えば重大な事故を起こす可能性もあるため、作業内容によっては有資格者でなければ対応してはいけないものもあります。修理資格制度を設けて、作業品質を意識している業者の方が安心です。
東京ガスでは、必ずガス機器の修理に必要な資格をもったスタッフが対応しますので、安心してお任せいただけます。

見積もりの内容を確認する

修理を依頼する際は、事前に見積もりを確認しましょう。料金が安すぎたり、説明が不十分だったりする場合は注意が必要です。見積もりにない追加費用が請求されことが無いか確認しましょう。

修理を依頼する場合の作業時間の目安

ガスコンロの修理にかかる時間は、症状や作業内容によって異なります。
メーカーから交換用部品を取り寄せて対応する場合は、在庫の確認や調達までに1週間程度の時間が必要となるケースもありますが、部品在庫がある場合や汎用性の高いパーツや配管等の交換で済む場合は、訪問当日に2~3時間程度で作業完了するケースが多いです。
東京ガスでは、ガスコンロをはじめとしたガス機器のトラブルに最短で当日ご訪問し対応いたします。お困りの際はぜひ検討ください。

修理を依頼する場合の費用は?

ガス機器の修理費用は、出張費(故障診断料等含む)、技術料、部品代で構成されるのが一般的です。故障箇所によって作業内容や費用が異なるため、まずは故障箇所の診断・見積もりを依頼しましょう。
東京ガスでは、修理前に費用総額のお見積もりを提示し、金額確定後に追加請求することはありません。価格体系は以下の通りです。

【東京ガスの修理費用の価格体系】

  • 修理基本料(税込4,400円。出張費、故障診断費、簡易的な一次対応費を含む)
  • 技術料(作業内容に応じて算出されます。)
  • 部品費(部品交換した場合にかかります。)
  • 注)
    2023年11月2日現在の情報です。

東京ガスに修理を依頼する

こだわりのガスコンロを選んで料理時間を楽しもう

ガスコンロには据置型やビルトイン型、カセットコンロなどの種類をはじめ、コンロの数や大きさ、性能など幅広い製品が販売されています。基本性能を抑えたスタンダードモデルから、機能性と質感を追求したプレミアムモデルまで、ランクやカラーバリエーションをもとに好みにあうモデルを見つけるのも良いでしょう。

東京ガスでは、ご紹介した3大メーカーを中心としたガスコンロの販売や設置サービスを行っています。プロのスタッフに直接相談できる「出張で無料見積もり」を行っている他、Webでも簡単に見積もりを依頼できます。写真撮影と簡単な必要事項の入力だけで、最短当日に見積もりをとることも可能です。
また、修理か交換かお迷いの方も、東京ガスは使用年数と利用状況、修理・交換の費用などを総合的に評価し、お客さまにとってベストなご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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パッチョ/水パッチョ

監修者: 東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

突然やってくる水まわりやガス機器のトラブルへの心配を少しでも和らげていただけるように、いざという時の対応方法や修理を依頼する時のポイントなどの情報を発信していきます。

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パッチョ/水パッチョ

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東京ガスの修理サービス
コラム編集チーム

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