エアコンから音がするのは故障?音の種類別の原因と対処法を紹介

エアコンから音がするのは故障?音の種類別の原因と対処法を紹介

エアコンから「キュルキュル」「ガタガタ」といった普段とは違う音が聞こえてきて不安に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、エアコンから発生するさまざまな異音の原因と自分で行える初期対応の方法、専門業者に依頼する際の見極め方を分かりやすく解説します。

最終更新日:2026年01月08日公開日:2026年01月08日

目 次

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この記事でわかること

  • エアコンから異音が発生する主な要因がわかる!
  • 自分で行える初期対応のポイントがわかる!
  • 室内機から音がする際のチェック方法と対処法がわかる!

室内機から音がする場合の原因と対処法

エアコンで聞こえる音には、「正常な動作音」と「不具合を示す音」があります。音がするからといって、必ずしも故障とは限りません。使用環境やメンテナンスを見直すことで改善するケースもあります。

以下の表では、室内機から聞こえる音の種類と、それが異常かどうか、考えられる原因や対策をまとめています。

音の種類

異常・正常

主な原因

対処法

キュルキュル・キーキー

異常

エアコンフィルターの目詰まりから内部部品の故障

フィルターを掃除し、改善しない場合は点検修理を依頼

ガタガタ・カタカタ・カラカラ

異常

部品の取付不良や破損、モーターやファンの故障

外観をチェックし、取付不良がなければ点検修理を依頼

ピー・ピッピッピッ

異常

制御系電子部品の誤動作などのエラー

エアコンを再起動しても音が続く場合は点検修理を依頼。取扱説明書も確認する

ザーザー・サーサー・ヒューヒュー

異常

エアコンフィルターやフィンの目詰まり

フィルターを掃除し、改善しない場合は点検修理を依頼

ゴーゴー・ボーボー

場合による

エアコンフィルターの目詰まりか換気機能や自動清掃機能の動作音

フィルターを掃除し、改善するか様子をみる

ポコポコ・ポンポン・ボコボコ

場合による

ドレンホースに空気や異物が詰まることで結露水がうまく排水されないため

換気扇を止める、換気する、ドレンホースに異物が詰まっていないか確認する

ポタポタ・ピチャピチャ

正常

熱交換器で冷やされた結露水がドレンパンに落ちる音

起動時のカチャ・カタカタ・ジー

正常

エアコンのフラップやルーバー、電磁弁の動作音、起動時のみであれば問題ない

シュルシュル・シュー・プシュー

正常

エアコン室内機内部を冷媒が流れる音、もしくは霜取り運転時に出る音

ピシッ・パキッ・ミシッ

正常

エアコンのプラスチックや樹脂製の部品が温度や気圧の変化で伸縮したときに発生する音

以下では、音の種類ごとに考えられる原因と、取るべき対応を紹介します。

キュルキュル・キーキーと音がする場合

フィルターの目詰まりやホコリによって、回転部品に負荷がかかり摩擦音が発生することがあります。 また、ファンモーターの劣化や取付の緩みが原因のこともあります。

まずはフィルター清掃を行い、改善しなければ専門業者に点検を依頼しましょう。 新規設置や引越し直後に音が出る場合は、設置時の固定ミスが原因の可能性もあります。

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ガタガタ・カタカタ・カラカラと音がする場合

部品のゆるみや破損、モーター・ファンの異常などで発生します。自動お掃除機能付きタイプでは、フィルターやダストボックスがしっかり装着されていないことも一因です。

正面カバーを開けて装着状態を確認し、しっかり取り付けられているかをチェックしてください。改善しない場合や異音が大きい場合は、モーターやファンの損傷が考えられるため、修理依頼を検討してみましょう。

ピー・ピッピッピッと音がする場合

電子制御系の異常を知らせる警告音の可能性があります。電源を切り、コンセントを抜いて1分ほど待ってから再起動しましょう。

それでも音が続く場合は、内部基板などに不具合があるかもしれません。取扱説明書でエラー表示を確認し、改善しない場合は点検を依頼しましょう。メーカーによっては、リモコンの表示パターンで異常内容を確認できる場合もあります。

ザーザー・サーサー・ヒューヒューと音がする場合

フィルターや熱交換器(フィン)の目詰まりが原因で、空気の流れが乱れて音が出ている可能性があります。フィルターを掃除しても改善しない場合、内部のフィンの目詰まりや汚れが原因かもしれません。

長期間掃除をしていないと、空気抵抗が強まり効率が落ちるため、定期的なお手入れが大切です。掃除をしても解決しない場合は、分解清掃が必要なケースもあるため、専門業者に相談してみましょう。

ゴーゴー・ボーボーと音がする場合

フィルターの目詰まりや汚れが原因であることが多いですが、換気機能や自動清掃機能が作動しているときに発生する場合もあります。また、風量を最大にしているときも同様の音が出ます。

一時的な音であれば心配はいりません。しかし、振動が強く本体が揺れるような場合は、フィルターの目詰まりや内部の不具合の可能性があります。

フィルター清掃を行い、改善しない場合は内部部品の点検を検討しましょう。特に振動音が長く続く場合は、設置状態を含めて確認することが大切です。

ポコポコ・ポンポン・ボコボコと音がする場合

ポコポコ・ポンポン・ボコボコと音がする場合

ドレンホース(排水管)内に空気や異物が詰まることで結露水が上手く排水されずに発生する音です。密閉性の高い住宅では、ドレンホースが空気の通り道になってしまい、換気がうまくできずに起こることもあります。

換気扇を止めたり、窓を開けて空気の流れを作ると改善することが多いです。それでも音が続く場合は、逆流防止弁(エアカットバルブ)の設置を検討してください。虫やゴミの詰まりが原因の場合もあるため、定期的な点検も有効です。

ポタポタ・ピチャピチャと音がする場合

冷却時に発生した結露水がドレンパンに落ちる音で、正常な現象です。梅雨や高湿度時など内部の水が多い時期に一時的に聞こえることもあるため、まずは様子を見てみましょう。

また、ホースが詰まって排水が滞ると、長くポタポタと音が続くことがあります。その場合はホース内を確認し、詰まりがなければ問題ありません。

エアコン起動時にカチャ・カタカタ・ジーと音がする場合

フラップやルーバー、電磁弁が動作する際に発生する音で、起動時のみであれば正常です。
電磁弁は冷媒の流れを切り替える部品で、冷暖房のモードが変わると作動音がします。

ただし、運転中も断続的に鳴る場合は異常のサインです。その際は、専門業者への点検を依頼しましょう。

シュルシュル・シュー・プシューと音がする場合

シュルシュル・シュー・プシューと音がする場合

冷媒が配管内を流れる音、または霜取り運転時のガス音で、基本的には正常な現象です。冷媒の切り替えに伴い、一時的に水やガスが流れるような音が出ることがあります。

頻繁でも心配はいりませんが、急に音が大きくなった場合は一度点検しておくと安心でしょう。

ピシッ・パキッ・ミシッと音がする場合

エアコン内部のプラスチックや樹脂部品が、温度差で膨張・収縮する際に出る音です。「家鳴り」と同じ原理で起こるもので、異常ではありません。

気になる場合は設定温度を少し上げて様子を見ましょう。それでも頻発するようなら、固定部の緩みが原因の可能性もあるため、点検を依頼してみてください。

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室外機から音がする場合の原因と対処法

エアコンは室内機だけでなく室外機から気になる音がすることもあります。室内機同様、音が出ているからといって、必ずしも異常とは限りません。お手入れや使い方の改善で、音が鳴るのを改善できることもあります。

下記の表はエアコンの室外機からする音の種類と、異常か正常か、簡単な原因と対処法をまとめたものです。順番に解説していきます。

室外機からする音の種類

異常・正常どちらなのか

原因

対処法

ガタガタ・ガコガコ

異常

室外機内部の部品の破損、異物が内部に巻き込まれた

外観をチェックし異物があれば取り除く。改善しない場合や特に異物が見当たらない場合は点検修理を依頼

ギーギー・ギギギー・キーキー

異常

室外機内部の部品や回路の故障、アルミフィンの目詰まり

アルミフィンを掃除する。改善しない場合は点検修理を依頼

キュルキュル

異常

室外機のファンモーターの不調

点検修理を依頼

カタカタ

場合による

起動時のみならば正常な動作音、音が続くようならファンに異物が挟まっているかコンプレッサーの不調

運転停止後、ファンを確認し、異物があれば取り除く。

特に何もない場合は点検修理を依頼

ブーン

正常

コンプレッサーがフル稼働しているため

室外機の周りに物が置かれていると、動作音が大きくなるため、移動させる。

改善しない場合は点検修理を依頼

ガタガタ・ガコガコと音がする場合

室外機内部の部品が破損し、他の部品にぶつかることで音がすることがあります。また、小石や落ち葉などの異物が内部に入り込み、ファンに接触している場合も同様の音が出ます。まずは運転を停止し、外観を確認して異物があれば取り除きましょう。

さらに、室外機が不安定な場所に設置されている場合や、外壁に密着している場合にも振動が増幅して音が発生します。室外機の設置状況の確認も行いましょう。

外観に問題がなく異物も見当たらない場合は、内部の損傷や固定不良の可能性があります。自力で分解せず、専門業者に点検修理を依頼するのが安全です。

ギーギー・ギギギー・キーキーと音がする場合

内部の部品や回路の故障、アルミフィンの目詰まりが考えられます。アルミフィンとは、室外機の裏や側面にある薄い金属板で、ゴミや枯葉が詰まりやすい構造です。枯葉やゴミが挟まりやすいため、異音が発生したときは一度確認してみましょう。

アルミフィンの汚れは冷暖房効率を下げ、余分な電力消費や音の増加につながります。異音がしていなくても定期的にお手入れしておくと安心です。

清掃後も音が続く場合は、部品の摩耗や回路の故障が疑われます。無理な作業は避け、専門業者に点検を依頼してください。

掃除しないと近所迷惑に? エアコンの室外機の掃除方法と騒音対策

キュルキュルと音がする場合

ファンモーターの軸受け部分の潤滑不良や摩耗が主な原因です。ファンモーターは室内の暖かくなった空気を外部に放出するため、不調を放置してしまうとエアコンから涼しい空気が出なくなってしまいます。

まずは運転を停止し、異物や外観の損傷がないかを確認しましょう。自分で油を差すことで一時的に改善する場合もありますが、内部部品の交換が必要なケースも多く見られます。
室外機の分解は感電やケガの危険があるため、専門業者へ点検修理を依頼しましょう。

カタカタと音がする場合

運転時に少しカタカタ音がして、その後はおさまるようならば、正常な動作音です。運転時に発する「カタカタ」音は、電子弁の動作音のため、問題ありません。ただし、ずっと音が続く場合は、室外機のファンに異物が巻き込まれている、もしくはファンやコンプレッサーの不調が考えられます。

このような場合はまず、運転を停止し、ファンに異物が挟まっていないか外観から確認して、異物があれば取り除きます。改善しない場合は内部の不具合の可能性があるため、点検修理を依頼しましょう。

ブーンという音がする場合

コンプレッサーがフル稼働している際に「ブーン」という低い音が聞こえるのは正常です。
特に冬は室外機が外の空気を温めるために、コンプレッサーやモーターの稼働が強くなります。設定温度を少し上げると負荷が軽くなり、音が弱まることがあります。

また、室外機の周りに物が置かれていると、動作音が大きくなるため移動させましょう。室外機の周りに何もなく、設定温度を上げてしばらくたっても解消しない場合は、室外機の設置不良が考えられます。

室外機をしっかりと固定し直し、必要に応じて防振ゴムを設置しましょう。それでも改善しない場合は、固定部の点検や再設置を専門業者に依頼してください。

エアコンから音がした場合の初期対応

エアコンから普段聞きなれない音がした場合は、冷静に対処し、自分ができるお手入れを実行しましょう。初期対応として有効な手段を5つ紹介します。

エアコンから音がした場合の初期対応

  • エアコンの電源をオフにする
  • 外観と周辺をチェックする
  • エアコンフィルターなどお手入れが必要な箇所を確認する
  • 取扱説明書とエラーコードを確認する
  • トラブルに合わせた対応を実行する

エアコンの電源をオフにする

エアコンから普段聞きなれない音がした場合は、まず電源をオフにしてコンセントを抜きます。停止させることで、音がエアコン内部からなのか、外部環境によるものなのかを見極めやすくなります。

エアコンを停止しても音が続く場合は、外の風や虫がエアコン内に入り込んで発生している可能性が高いです。1分ほど待ってから再度電源を入れ、音が消えるか確認します。一時的な不具合であれば、これで解消することもあります。

外観と周辺をチェックする

エアコンの外観や周辺を室内機・室外機ともにチェックします。破損箇所や異物の挟まり、取り付けの緩みがないかをチェックしましょう。特に室外機周辺に段ボールや植木鉢などがあると、共鳴して音が大きくなることがあります。

周囲の障害物を取り除くと、音が軽減される場合もあります。

エアコンフィルターなどお手入れが必要な箇所を確認する

エアコンフィルターや室外機のアルミフィンの汚れは異音の原因となるため、汚れや目詰まりがある場合は清掃します。フィルターのお手入れは、掃除機と水洗いだけなので、専用の洗剤などの準備物品は必要ありません。

目詰まりは、室内機の吸排気に普段以上のパワーを使わせてしまうため、風量の低下や電気代の増加にもつながります。簡単な清掃でも音が静かになることがあるため、定期的に行いましょう。

清掃後も音が続く場合は、内部の汚れや劣化が原因の可能性があるため、業者に依頼してください。

取扱説明書とエラーコードを確認する

取扱説明書を確認し、使い方に問題がないかを調べます。まず、リモコンや本体ランプにエラーコードが表示されていないかを確認しましょう。

エラーコードが出ている場合は、取扱説明書やメーカーのホームページに記載されている内容にしたがって対応します。エラーの種類によっては、再起動や設定の見直しで改善することも少なくありません。

エラーコードを調べておくと、修理業者がスムーズに対応できます。事前に部品を発注できる、不具合箇所を早く特定できるなど、復旧までの時間を短縮可能です。

トラブルに合わせた対応を実行する

音の種類ごとに適切な対処を行えば、多くのトラブルは軽度のうちに解決できます。しかし、無理に分解や修理を試みると、かえって故障を悪化させるおそれがあります。

異常が続く場合は、速やかに専門業者へ連絡しましょう。安全を最優先に、自己判断ではなく専門知識のある業者に相談することが大切です。

エアコンの交換なら東京ガスがおすすめ

音が改善しない場合や、異音に加えて効きの悪さ・頻繁な停止などが続く場合は、エアコン本体が寿命を迎えている可能性があります。そのような場合は、修理だけでなくエアコンの交換も視野に入れてみましょう。

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エアコンから音がしたらまずは原因を特定しよう

エアコンから普段聞きなれない音がした場合は、まず原因を確認しましょう。音の種類によっては、フィルター掃除や設置位置の見直しだけで改善できるケースもあります。

一方で、内部部品の摩耗や電気系統の不具合が原因の場合は、専門業者への依頼が必要です。異音が出たタイミングや状況、表示されたエラーコードを記録しておくと、業者が原因を特定しやすくなります。

また、長期間使用しているエアコンでは、部品の劣化や冷媒ガスの減少により、異音が「寿命のサイン」として現れることもあります。まずは見積もりで費用感を把握し、修理と交換のどちらが良いのか比較してみましょう。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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