この記事で分かること
- エアコンからポコポコ音がする原因が分かる!
- ポコポコ音に対する応急処置の方法が分かる!
- ポコポコ音への予防方法が分かる!
エアコンからポコポコ音がする原因
エアコンからポコポコ音が発生している場合でも、必ずしも故障や不具合が原因とは限りません。まずは考えられる要因を把握し、状況に合った対処を進めていきましょう。
なお、エアコンからの音についての詳細は、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
もし異音が鳴り止まない場合は、交換の合図かもしれません。専門業者に依頼して、エアコンの交換も検討してみましょう。
ドレンホースから外気が入ってきている

エアコンの「ポコポコ音」の多くは、ドレンホースから外気が逆流により発生するため故障や不具合が原因ではありません。ドレンホースとは、エアコン内で発生した水を屋外へ排出する管です。
強風や室内外の気圧差があると、外気が屋内に入り込もうとします。その結果、ドレンホース内に空気が入り込み、ホース内で水が揺れるような音が発生します。
気密性が高い住宅や換気設備が常時稼働している環境では、室外より室内の気圧が下がりやすく、ポコポコ音が出やすいです。最近の住まいでは24時間換気システムが導入されていることも多いため、ポコポコ音が発生しやすい状況だといえます。
ドレンホースが詰まっている
ホース内にカビやホコリなどがたまり、結露水がスムーズに排出できなくなるのもポコポコ音がなる原因の1つです。ホース内が詰まった結果、ホース内に気泡が発生してポコポコ音を引き起こします。
また、排水口から落ち葉や虫の死骸など異物が侵入し、ホースの出口を塞いでしまうと、水が逆流して音が出る場合もあります。放置すると室内機からの水漏れリスクもあるため注意が必要です。
すぐにポコポコ音を止める応急処置方法
エアコンからポコポコ音が聞こえても、必ずしも故障とは限りません。まずは自分でできる以下3つの応急処置を試して、音が落ち着くか確認してみましょう。
自分でできる応急処置
- 室内の換気をする
- ドレンホースの向きを変える
- ドレンホースを水の入ったペットボトルに差し込む
室内の換気をする
室内外の気圧差が原因でポコポコ音が発生している場合は、窓やドアを開けて室内の気密性を下げることで改善が期待できます。室内外の気圧差が小さくなると、ドレンホースから空気が逆流しにくくなり、ポコポコ音が落ち着くことがあります。
ただし、換気のつもりで換気扇を回してしまうと、かえって逆効果になる場合があるので注意が必要です。
換気扇を稼働させると室内の気圧がさらに下がり、外気がホースに押し込まれやすくなるため、音が止まらない原因になります。換気扇使用中にポコポコ音が出る場合は、一度停止して様子を見てみましょう。
ドレンホースの向きを変える
ドレンホースから外気が入ってきて音がなっている場合は、ホース先端の向きを変えることで改善する可能性があります。ドレンホースの先端が風の吹き込みやすい位置にあると、外気が押し込まれて室内機に伝わりやすくなります。
ホースの先を地面に近づける、風が直接当たりにくい方向へ変えるなど、空気が入らないように調整してみましょう。ただし、無理に折り曲げたり、つぶしたりすると排水不良の原因にもなるため注意が必要です。
ドレンホースを水の入ったペットボトルに差し込む
ドレンホースの先端を水を入れたペットボトルに差し込むと、ペットボトルが蓋の役割をして外気の逆流を防げます。ただし、その状態で長期間放置するとペットボトル内に溜まった水が汚れ、カビが発生してしまう可能性があります。
また、ドレンホースを強く押し込むと、ホース本体を傷める原因にもなるため注意が必要です。あくまで一時的な応急処置として行い、後日あらためて防止策の実施や専門業者への点検依頼を検討しましょう。
エアコンのポコポコ音を予防する方法
エアコンのポコポコ音は応急処置で一時的に止められますが、再発を防ぐには根本的な対策が必要です。具体的な予防方法として、以下の3つが挙げられます。
予防方法
- 逆流防止弁を取り付ける
- 防虫キャップを取り付ける
- ドレンホースを掃除する
逆流防止弁を取り付ける

ドレンホースに逆流防止弁を取り付けると、外気の逆流が防げるためポコポコ音の予防に効果的です。逆流防止弁は外気の流れを一方向にするための器具で、市販されておりホームセンターやWebショップで購入できます。
自分で取り付けることも可能ですが、取り付けが不十分だと正しい効果がでない場合があります。不安なときは専門業者に依頼して確実に装着してもらうと安心です。
防虫キャップを取り付ける
防虫キャップは本来は虫の侵入を防ぐための商品ですが、ホースに外気が入り込むのを抑える効果もあるためポコポコ音の予防に使えます。100円ショップでも購入でき、コストがかからず、取り付けも簡単なおすすめの方法です。
ただし、ゴミやホコリがたまると排水がしにくくなる場合があります。定期的にキャップを外して洗浄するなどメンテナンスが必要です。
ドレンホースを掃除する
換気しても音が止まらない場合はドレンホースが詰まっている可能性が考えられます。ホース内が詰まると音だけでなく本体の水漏れや悪臭にもつながるため、普段から定期的に掃除しておくと安心です。
具体的な掃除の方法として、「掃除機を使う方法」と「専用のポンプを使う方法」を紹介します。
掃除機を使う
家庭にある掃除機を使えば、簡単にドレンホースの掃除が可能です。掃除機を使用する場合の手順は、以下のとおりです。
掃除機を使う場合の手順
- ホース内のゴミを割り箸などで取り除く
- ホースの先端にタオルをあてた状態で輪ゴムで固定して穴を塞ぐ
- 掃除機の吸い込み口をホースの先端にあてて吸引する
掃除機の吸引力で、内部にたまったホコリや虫の死骸、水分などがタオルに付着します。
ただし、吸引力が強すぎるとホースを傷める可能性もあるため、連続で吸引せず数秒ずつ区切って行いましょう。
専用のポンプを使う
掃除機より確実に掃除したいなら、ドレンホース用の専用ポンプ(サクションポンプ)を使う方法があります。専用ポンプの先端をホースに差し込み、内部の汚れや詰まりを吸い出す仕組みです。
専用ポンプは市販されており価格も手頃で、繰り返し使えるのがメリットです。掃除機を使うと水を吸って故障しないか気になる方や、吸引力でドレンホースを傷めるのが不安な方にもおすすめです。
エアコンクリーニングなら東京ガスのハウスクリーニング!
ポコポコ音の原因となるドレンホース内の清掃をしっかりしたいなら、東京ガスのエアコンクリーニングがおすすめです。目に見えないカビやハウスダストなどの汚れも、エアコンクリーニングで奥まで洗浄することでしっかり取り除けます。
またエアコンクリーニングはポコポコ音の解消・予防だけでなく、以下のメリットもあります。
エアコンクリーニングのメリット
- エアコンから出る風の嫌なニオイがなくなる
- エアコンの効きが改善する
- カビやハウスダストなどアレルギーの原因物質が除去できる
- エアコンの節電につながる など
ポコポコ音以外にも、エアコンの効きやニオイが気になる場合は、内部に汚れがたまっている可能性があります。
クリーニングを行うことで改善するケースも多いため、専門業者のサービスを比較しながら検討してみましょう。その際は、東京ガスのハウスクリーニングもぜひチェックしてみてください。
エアコン交換なら東京ガスの機器交換!
エアコンのポコポコ音は自分で対処できますが、処置を間違うと水漏れなどのリスクもあります。自分で対応することに不安がある方は、専門業者への相談も検討しましょう。
エアコン交換を検討する場合は、東京ガスのサービスがおすすめです。東京ガスのエアコン交換は、出張なしのオンライン見積もりが可能なうえ、低価格で高品質な工事ができます。
工事費込みの販売価格表示のため、ご注文以降にお客さまのご要望以外での追加費用はありません。注1)最短当日注2)に見積もり回答ができ、ご自宅への訪問注3)は工事当日のみとお客さまへの負担をできるだけ少なくしています。
専門スタッフがお見積もりから工事までの流れ、商品説明まで丁寧に対応するため安心です。
注1) 事前に追加費用がかかる可能性についてご案内している場合を除く。
注2) 日曜・祝日、平日17時以降のお問い合わせ、混雑、申し込み内容の不備、その他の事情によって、当日中の見積もり提示ができない場合がございます。
注3)キッチン・浴室・洗面台・内窓および採寸や状況確認を要する商品は、見積もり作成の前に現場調査を実施させていただきます。
まとめ
エアコンのポコポコ音は、故障ではなくドレンホースの詰まりや室内外の気圧差など、身近な原因で発生することがあります。
まずは、自分でできる対処法から試してみましょう。エアコン内部の汚れが気になる場合は、専門業者によるエアコンクリーニングを利用すると、カビやホコリまで除去でき、ポコポコ音の改善にもつながります。
一方で、長期間使用している場合や異音が続く場合は、エアコン本体の交換を検討するのも一つの方法です。クリーニングと交換のどちらが適しているか、状況に応じて確認しましょう。
エアコンクリーニングやエアコン交換を検討する際は、ぜひ東京ガスのサービスも参考にしてみてください。








