この記事でわかること
- エアコンの取り付け費用の相場がわかる!
- エアコンの取り付け前に確認しておきたいポイントがわかる!
- エアコンの取り付け費用を抑えるためのポイントがわかる!
エアコン取り付け費用の基本

エアコンの取り付けには、あらかじめ決まった内容に対して支払う「基本料金」があります。ただし、設置場所の状況や配管などの条件によっては、追加の工事が必要となり、その分の費用が発生する場合があります。
取り付け費用は「基本工事費+追加費用」
取り付け費用は「基本工事費(基本料金)」と「追加工事費(オプション料金)」の2つの合計で構成されます。基本工事に含まれる内容は、以下のとおりです。
基本工事に含まれる内容
- 配管パイプ4m以内の設置
- 室外機の平地置きまたはベランダ置き
- 既存のアース端子へ接続
- 真空引き作業 など
エアコンの設置環境が基本工事の範囲に収まらない場合、追加料金が発生する仕組みです。
追加工事が必要になる主なケースと費用相場

追加工事が必要になるケースは業者によって異なりますが、基本的には以下の6つです。
追加工事が必要になる主なケース
- 配管延長(距離が長い場合)
- 室外機の設置位置が特殊な場合
- 穴あけ工事・スリーブ設置
- 電源工事・コンセント増設
- 高所作業・二段置き
- 化粧カバー設置・ドレンホース延長
それぞれの具体的な内容と費用相場を紹介します。
配管延長(距離が長い場合)
基本工事に含まれる配管の長さは4m以内で、それを超える場合は1mあたり3,000〜4,500円程度の追加料金が発生します。例えば、2階に室内機、1階に室外機を設置するケースなど、4mでは足りない場合に配管延長が必要です。
計算例として、配管が6m必要で、追加料金が1mあたり3,500円の場合、基本工事の4mを超える2m分が対象となるため、3,500円 × 2m = 7,000円の追加費用がかかります。
また、配管延長料金は1m未満でも“1m分”として計算されることがある点に注意が必要です。4.1mの場合でも、1m分の追加料金が発生します。
室外機の設置位置が特殊な場合
室外機を平地かベランダ以外に設置する場合は、追加料金がかかります。主な追加設置方法と相場は次のとおりです。
主な追加設置方法と相場
- 屋根置き:13,000円前後
- 壁面吊り:10,000〜15,000円
- 天吊り:15,000〜20,000円
- 二段置き:別途金具費用が必要
これらの工事には専用金具が必要で、取り外し時に金具処分代(3,300円程度)が発生する場合があります。
注)こちらの工事は、「東京ガスの機器交換」の対応範囲外です。ご了承ください。
穴あけ工事・スリーブ設置
配管を通す穴がない場合は、穴あけ工事が必要になります。費用は壁材によって変動します。
壁材 | 費用目安 |
|---|---|
木造・モルタル | 3,000円前後 |
コンクリート・タイル | 5,000〜15,000円前後 |
さらに、2006年8月31日以前に着工された建物では、2023年10月以降、事前のアスベスト調査が義務化されており、調査費(3,300円)や飛散防止費用(11,000円)が追加で必要になる場合があります。
なお、壁に穴を開けられない場合は、窓パネルを使用して配管を通す方法があり、約3,300円の追加料金で対応できます。
注)こちらの工事は、「東京ガスの機器交換」の対応範囲外です。ご了承ください。
電源工事・コンセント増設
エアコン専用コンセントがない場合や、100Vと200Vの電圧が合わない場合は電気工事が必要になり、5,000〜15,000円程度の追加料金が必要です。
コンセント交換のみの場合は2,000〜8,000円程度、ブレーカー交換が必要な場合はさらに追加費用がかかります。
古い住宅では100Vの電圧しか使用できないことがあります。そのような住宅で200Vのコンセントを使う場合は、電線引き込みと分電盤交換が必要です。ただし、この工事には高額な費用がかかる可能性があります。
高所作業・二段置き
2階以上での作業や高さ2m以上の高所作業には、安全対策のための高所作業料として、3,000〜10,000円程度の追加料金が必要です。また、2階室内機と1階室外機を接続する「立ち降ろし作業」でも、5,500円程度が加算されます。
ただし、以下に該当する場合は、安全上の理由で作業できない場合もあります。
- ハシゴの角度確保不可
- 段差
- 悪天候 など
注)こちらの工事は、「東京ガスの機器交換」の対応範囲外です。ご了承ください。
化粧カバー設置・ドレンホース延長

配管を保護し外観を美しく保つ化粧カバーは、室外用で6,000〜10,000円程度(2〜6mのストレートカバー含む)の追加料金が必要です。
化粧カバーなしの場合でも、テープ巻き処理が基本工事に含まれることが多いですが、紫外線や雨風による配管劣化のリスクがあります。
また、室内でドレンホース延長が必要な場合は、結露防止のため断熱ドレンホースを使用します。これには1mあたり2,200円程度の追加料金が必要です。
取り外し・交換時にかかる費用

エアコンの買い換えや引越しの際には、古いエアコンを取り外したり、処分したりするための費用が必要です。それぞれにかかる費用相場を解説します。
旧エアコンの取り外し
古いエアコンの取り外し工事費は、標準的な設置場所である地面やベランダ置きの場合で4,400〜10,000円程度が相場です。
屋根置き・壁面吊り・天吊り・二段置きなど特殊な設置場所の取り外しは、取り外し費用が値上がりします。
取り外し作業の所要時間は1台あたり30分〜1時間程度です。取り外しだけでなく、配管の冷媒ガスを室外機に回収する「ポンプダウン」の作業も含まれます。
リサイクル処分費
家電リサイクル法により、主要メーカーのエアコンのリサイクル料金は990円(税込)で統一されています。
また、リサイクル料金に加えて収集運搬料が必要です。料金は店舗や地域によって異なりますが、家電量販店では500〜5,000円程度が相場になっています。
リサイクル料金+収集運搬料の合計は1,500〜6,000円程度で、家電量販店で新品購入と同時に処分を依頼すると比較的安価になる傾向があります。
取り外しから新設までを同じ業者に頼むメリット
取り外しと取り付けを同じ業者にセットで依頼すると、セット割引が適用され、費用が安くなるケースがあります。作業日程が1日にまとまり、引越しなどのスケジュールが組みやすい点も、セットで依頼するメリットです。
また、同じ業者が作業するため、設置環境の情報共有がスムーズで、追加費用の見積もりもより正確になります。
配管や配線の再利用可否も現場で判断してもらえるため、不要な交換を避けやすくなります。
セットで依頼できる業者は、家電量販店、専門業者、引越し業者など、さまざまです。購入と同時なら量販店、引越し作業と同時なら引越し業者、専門的な対応を求めるならエアコン専門業者が適しています。
設置前に確認しておくべきポイント
エアコン設置をスムーズに進めるために、事前に確認しておきたいポイントは、以下の4つです。
事前に確認しておきたいポイント
- 室外機の設置スペースと排気方向
- コンセント位置・電圧の確認
- 配管の通り道・穴の位置
- 見積もり時に伝えるべき情報
事前に確認し、余計な追加費用の発生を抑えましょう。
室外機の設置スペースと排気方向

室外機はおよそ50〜70cm × 70〜90cm × 25〜35cmほどのサイズで、設置するには周囲に適切な通気スペースが必要です。空気循環が悪いと室内に熱がこもり、冷暖房使用時の消費電力が増加して電気代が高くなる可能性があります。
また、できるだけ室内機に近い場所に設置し、直射日光や雨が当たらないようにすることも、冷暖房の効率を高めます。
加えて、メンテナンスをする際に、一定のスペースが必要であることにも留意しておきましょう。
コンセント位置・電圧の確認
エアコンには専用コンセント(ブレーカーから分岐していない独立回路)が必要で、通常のコンセントや延長コードは使用できません。
コンセントの形状がエアコンのプラグと合わない場合は、コンセント交換工事を行いましょう。これには数千円の費用がかかります。
14畳以上の大型エアコンは200V仕様が多く、100V専用コンセントしかない場合は電圧変更工事が必要です。電圧変更工事はコンセント交換に比べて高額になってしまうため、事前に確認しておきましょう。
配管の通り道・穴の位置
部屋の内外に貫通する配管穴があるか確認しましょう。穴がない場合は新たに開ける必要があります。壁の材質(木造・モルタル・コンクリート・タイルなど)によって、工事の可否や料金が異なるため、事前に確認しましょう。
新築の隠蔽配管(壁内に配管が埋め込まれているタイプ)は、穴の位置が内外で異なり取り付けできない場合があります。
また、賃貸物件の場合は、穴あけ工事の許可を不動産管理会社や大家から事前に取得する必要があるため注意が必要です。
見積もり時に伝えるべき情報

見積もり時には、設置場所の写真を撮影して業者に共有するとスムーズに打ち合わせができます。写真に撮影したいポイントは、以下のとおりです。
写真撮影のポイント
- 室内機設置予定位置
- 室外機設置予定場所
- 配管穴周辺
- コンセント など
その他に伝えておきたい情報は、以下のとおりです。
- 建物の階数
- 壁の材質
- 室外機までの距離
- 配管ルート
- コンセントの種類と位置
これらの情報は、できるだけ具体的に伝えましょう。また、2006年8月31日以前に着工された建物の場合は、着工日を伝えることでアスベスト調査の要否が判断できます。
費用を抑えるためのポイント
エアコン取り付け費用をできるだけ安く抑えるための方法として、以下の3つを紹介します。
費用を安く抑える方法
- 複数見積もり・セット契約の活用
- 繁忙期(夏前)を避ける
- 基本工事の範囲を把握しておく
エアコンは本体の購入だけでも安くない買い物です。それに加えて、取り付けや取り外しにも費用がかかり、状況によっては追加料金も必要です。節約できるポイントをしっかり理解して、できるだけ負担を抑えましょう。
複数見積もり・セット契約の活用
家電量販店で本体購入と工事をセットで依頼するより、Webでエアコンを購入して専門業者に取り付けを依頼するほうが安い場合があります。家電量販店では、工事業者に依頼する際に仲介手数料が発生するためです。
また、複数の業者から見積もりを取れば、基本工事の内容やオプション工事の料金を比較でき、適正価格が分かります。取り外しと取り付けをセットで依頼すると、セット割引が適用され個別依頼より数千円安くなる傾向があります。
繁忙期(夏前)を避ける
エアコン工事の繁忙期は3〜4月(引越しシーズン)と6〜8月(夏の需要期)です。この時期は予約が取りにくく、工事費が通常より2〜3割高くなることがあるため、可能であれば避けた方が無難です。
中でも7〜8月は、同じ工事内容でも通常期より3,000円程度高くなる業者もあるため注意しましょう。
閑散期(5月、9〜11月、冬場)に依頼すると、通常料金で工事できるだけでなく、希望の日時に予約が取りやすく、作業時間にも余裕があるため丁寧な対応が期待できます。
基本工事の範囲を把握しておく
基本工事に含まれる内容は業者によって異なります。配管4m、穴あけ1ヶ所、真空引きなど、どこまでが基本工事で、どこから追加工事になるのか、必ず確認しましょう。
事前に設置環境を業者に詳しく伝え、追加工事の可能性と費用を見積もり段階で明確にしておくと、予期せぬ追加費用の発生を回避できます。
エアコン交換なら東京ガスをご利用ください
エアコン取り付け費用は「基本工事費+追加費用」で構成され、配管距離・室外機の位置・電源環境・壁の材質などの設置条件によって大きく変動します。
「当日に想定外の追加料金が発生した」というトラブルを防ぐには、設置場所の写真を撮影し、事前に業者へ詳しく伝えて見積もりを取ることが重要です。
少しでも取り付け費用を抑えたい場合は、繁忙期(3〜4月、6〜8月)を避けて依頼し、複数業者から見積もりを取るようにしましょう。
東京ガスのエアコン交換サービスは、お客さまの要望以外での追加費用は発生しません。注1)オンライン見積もりで最短当日注2)に回答し、ご自宅への訪問は工事当日のみで手間が少なく、現場調査に伴う出張費がかからないため価格も抑えられます。
また、新しいエアコンの取り付けだけでなく、既存エアコンの取り外しやリサイクルのための運搬が基本工事費に含まれているのも特長です。機種選びから工事完了まで専門スタッフと東京ガス委託の施工パートナーが対応するので、安心してお任せいただけます。
注1)事前に追加費用がかかる可能性についてご案内している場合を除く。
注2)日曜・祝日、平日17時以降のお問い合わせ、混雑、申し込み内容の不備、その他の事情によって、当日中の見積もり提示ができない場合がございます。キッチン・浴室・洗面台・内窓および採寸や状況確認を要する商品は、見積もり作成の前に現場調査を実施させていただきます。
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