エアコンの室外機だけ買い替えできる? 修理と買い替えで迷ったときの判断基準

エアコンの室外機だけ買い替えできる?修理と買い替えで迷ったときの判断基準

エアコンの室外機が故障した際、室内機はそのままに、室外機だけ買い替えることは可能ですが、基本的にはおすすめしません。本記事ではその理由をわかりやすく解説します。室外機の不調による買い替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2026年01月06日公開日:2026年01月06日

目 次

メーカー希望小売価格より最大64%OFF!東京ガスの壁掛エアコン交換はこちらからお見積もりを
メーカー希望小売価格より最大64%OFF!東京ガスの壁掛エアコン交換はこちらからお見積もりを

この記事でわかること

  • 室外機だけの買い替えが推奨されない理由!
  • 同一機種の室外機でもダメな理由!
  • 室外機が故障したときの対処法!

エアコンの室外機だけ買い替えできる?推奨されない2つの理由

エアコンの室外機だけ買い替えできる?推奨されない2つの理由

結論からいうと、エアコンの室外機だけを買い替えることは可能ですが、推奨されません。理由は以下の2つです。

  • 室内機と室外機に互換性が必要だから
  • 保証が適用されない可能性があるから

それぞれ解説します。

室内機と室外機に互換性が必要だから

エアコンは「室内機と室外機がセットで動作すること」を前提に設計されており、両者の互換性が欠けると正常に運転できません。

冷媒ガスの種類や圧力、電気信号の制御方式、基板間通信はメーカー・シリーズごとに仕様が異なるため、片方だけ交換すると通信エラーや能力低下、最悪の場合は故障を招く可能性があります

また、室外機だけ新しくしても、室内機の能力と合わなければ、冷暖房効率が落ちて本来の性能が発揮されません。

安全性と耐用年数を確保するためにも、基本的には同一シリーズの室内機・室外機をセットで交換することが推奨されています。

保証が適用されない可能性があるから

メーカー保証は「同一機種・同一シリーズの室内機と室外機を正しく組み合わせて使用している場合」に限り適用されます。

室外機だけを他メーカー・他シリーズの機種に交換すると、たとえ一時的に運転できたとしても、故障時にメーカー保証の対象外となるケースがほとんどです。

また、誤った組み合わせによる不具合は「ユーザー起因の故障」と判断され、修理費が全額自己負担となる可能性があります。

保証を確実に受けるためにも、室内機・室外機はセット交換が基本です。

メーカー希望小売価格より最大64%OFF!東京ガスの壁掛エアコン交換はこちらからお見積もりを
メーカー希望小売価格より最大64%OFF!東京ガスの壁掛エアコン交換はこちらからお見積もりを

同一機種の室外機なら買い替えできる?

室外機だけの買い替えが可能なのは、同一メーカー・同一シリーズで、型番や年式まで完全に一致する場合のみです。しかし、これらの条件を満たしていたとしても、室外機だけの交換は推奨されません

室内機と室外機はペアで運転することを前提に精密に設計されているため、通信基板・冷媒・制御方式などが少しでも違うと互換性が失われ、正常に動きません。また、室内機の劣化が進んでいれば、負荷のバランスが崩れて不具合を引き起こすリスクがあります。

そのため、安全性・性能・保証などを総合的に考えると、エアコンは室内機と室外機をセットで交換するのが最も確実な方法です。

信頼できる事業者で交換を検討したい方は、以下のサービスをご覧ください。

本当に故障?エアコンの室外機のチェック項目

本当に故障?エアコンの室外機のチェック項目

エアコンの効きが悪いからといって、必ずしも故障しているとは限りません。まずは以下の4点を確認し、室外機が故障しているかどうかをチェックしてみましょう。

  • リモコンのエラーコードが出ている場合
  • 室外機が動いてもエアコンが効かない場合
  • 電源を入れても室外機が動かない場合
  • 室外機から異音が発生している場合

1つずつ解説します。

リモコンのエラーコードが出ている場合

エアコンには自己診断機能が搭載されており、異常が起きた際にはリモコンや本体表示でエラーコードが示されます。これは不具合の原因特定に役立つ重要な手がかりであり、室外機の異常も確認できます。

エラーコードの内容はメーカーや機種によって大きく異なるため、まずは取扱説明書やメーカー公式サイトでコードの意味と対処方法を確認しましょう。

例えばダイキン製エアコンでは、エラーコードの頭文字が「A」「C」で始まるものは室内機、それ以外の記号で始まるものは室外機側の異常を示します。

また、エラーコードを確認しても不具合の原因を特定できない場合、専門業者に相談しましょう。誤った対応をすると事態を悪化させる可能性があります。

室外機が動いてもエアコンが効かない場合

室外機のファンが回っていても、エアコンが効かない場合、次のような原因が考えられます。

  • 室外機の周りに障害物がある
  • 暖房時の霜取り運転
  • 室外機が汚れている

室外機の周りに障害物がある

室外機は、周囲の空気を吸い込み、熱を放出することで冷暖房を行う機器です。

しかし、吹出口の前に物を置いたり、左右や背面のスペースが不足していたりすると、空気の流れが妨げられ、放熱効率が低下します。その結果、エアコンを強く運転しても部屋が冷えない・暖まらないといった不具合が起こることがあります。

こうした不具合を防ぐには、メーカーが定める「離隔距離」を確保し、室外機の周囲に物を置かないことが重要です。特に狭いベランダでは、定期的に周囲を確認し、室外機の周囲を常に開放しておくようにしましょう。

暖房時の霜取り運転

暖房運転中に、エアコンから風が出なくなった場合、霜取り運転を行っている可能性があります。霜取り運転は故障ではなく正常な動作です。

冬の外気温が低い状態で暖房運転を続けると、室外機の熱交換器が冷え、空気中の水分が霜となって付着します。霜が積もると空気を吸い込めなくなり、暖房能力が著しく低下するため、室外機は一時的に暖房を停止して熱交換器を温め、霜を溶かす作業を行うのです。

霜が解ければ再び通常運転に戻るので、心配は要りません。霜取り運転は特に寒冷地で頻繁に起こりやすいため、仕様として理解しておきましょう。

室外機が汚れている

室外機は屋外に設置されるため、ホコリ・落ち葉・砂などが付着しやすいです。

吸込口や吹出口に汚れが溜まると空気の流れが悪くなり、冷暖房の効きが悪くなったり、エアコンの負荷が高まることによる電気代の上昇を招いたり、故障の原因になったりします。

このようなトラブルを予防するためには、掃除機や柔らかいブラシで、外側のフィンや吸入口を定期的に掃除することが大切です。

ただし、室外機の内部は精密部品が多く素人では触れられないため、内部洗浄が必要な場合は専門のクリーニング業者に依頼しましょう。室内機とセットで清掃すると、エアコン全体の熱交換効率が大幅に向上します。

エアコン洗浄はクリーニングのプロに依頼がマスト? シーズンオフの間にメンテナンスを!

電源を入れても室外機が動かない場合

エアコンの電源を入れても室外機のファンが回らない場合、まずは電源周りの問題を疑いましょう。室内機のコンセントが抜けていたり、ブレーカーが落ちていたりすると、室外機は動きません

これらが問題ない場合は、経年劣化や内部部品の故障が原因である可能性があります。特に長期間使用しているエアコンでは、コンプレッサーやファンモーター、制御基板、四方弁の不具合、冷媒ガス漏れや不足といったトラブルが起こりやすくなります。

室外機が動かないと冷暖房が使えないため、早めに専門業者に点検を依頼することが大切です。

室外機から異音が発生している場合

室外機の音が普段より大きいとき、あるいは聞き慣れない音が出ているときは、注意が必要です。

運転開始時の「ブーン」という低音はモーターの起動音で異常ではありません。ただし、温度差が大きい環境では、この音がやや強く聞こえることがあります。

一方で、「カタカタ」「ガタガタ」といった振動音、「カラカラ」「キュルキュル」などのこすれ音、ポコポコという空気の逆流音などは、トラブルの兆候です。

振動音は設置場所の傾きや内部部品の緩み、こすれ音はファンの異物混入、ポコポコ音はドレン管からの外気逆流が原因である可能性があります。

いずれも早めに点検すれば重大な故障を防げるため、異音に気づいたら専門業者への相談がおすすめです。

異音の種類

主な原因

カタカタ・ガタガタ

振動・部品のゆるみ

カラカラ・キュルキュル

異物の混入・ファンの劣化

ポコポコ

ドレンホースの逆流・外気の流入

エアコンの室外機が故障したときの対処法

エアコンの室外機が故障したときの対処法

エアコンの室外機が故障したときの対処法には、以下の2つがあります。

  • エアコンをリセットする
  • 室外機の修理を依頼する

順番に解説していきます。

エアコンをリセットする

エアコンの動作が不安定な場合は、コンセントを抜いて電源を完全にオフにし、数分後に再接続する「リセット」を試すのがおすすめです。

「室外機が突然動かなくなった」「冷房・暖房の効きが悪い」といった、軽微な不具合や誤作動を解消できる可能性があります。

しかし、リセットを行っても症状が繰り返す場合は内部故障の可能性があるため、無理に使用を続けず、専門業者に相談しましょう。

室外機の修理を依頼する

リセットでは改善しない場合や、明らかに異常が見られる場合は、室外機の修理を依頼しましょう。保証期間内であれば、購入店やメーカーに連絡すれば無償修理の対象となる可能性があります

一般的にメーカー保証は本体が1年、冷媒関連が5年で、家電量販店によっては延長保証が適用できる場合もあります。保証切れの場合や保証書を紛失した場合は、エアコン修理の専門業者に依頼するのがおすすめです。

破損の程度や部品交換の必要性に応じて最適な対応をしてもらえるため、早めの相談が安心につながります。

室外機の修理とエアコンの買い替えを判断する基準

室外機を修理するべきかエアコンと一緒に買い替えるべきか判断する基準を紹介します。
以下の2点をチェックし、どちらかに当てはまっているのであれば買い替えましょう。

  • 買い替えより修理費のほうが高い?
  • 製造から10年経過している場合

それぞれ見ていきましょう。

買い替えより修理費のほうが高い?

エアコンの室外機が故障した場合、原因が内部部品の劣化や破損にあることが多く、修理の際には部品交換が必要です。

しかし、経年劣化が進んでいる室外機では、複数の部品が同時に不具合を起こしているケースも多く、結果として修理費が高額になりがちです。

場合によっては、コンプレッサーや基板交換など大がかりな修理が必要になり、新品への買い替え費用を上回ることもあります。

軽度の故障なら修理で済むこともありますが、費用が高くなる場合は買い替えを選んだほうが安上がりです。

エアコン買い替えの前に! 知っておきたい選び方のポイント

製造から10年経過している場合

製造から10年以上経過したエアコンの室外機が故障した場合は、修理よりも買い替えを優先したほうが良いでしょう。

一般的に、家庭用エアコンの寿命は約10年とされています。メーカーが部品を保有する期間も同じく10年が目安です。

そのため、10年を超えた製品は部品供給が終了していることが多く、修理を依頼しても対応してもらえない可能性があります

仮に修理できたとしても他の部品が次々と故障する可能性が高いため、長期的には買い替えのほうが安心でコスト面でも有利です。

エアコンの寿命はどれくらい? 修理と買い替えの判断の目安は?

東京ガスなら取り外しから交換まで一括対応してくれるため、スムーズに買い替えできます。

室外機の買い替え時の注意点

室外機を買い替える際の注意点を2つ紹介します。

  • 室外機の設置場所を工夫する
  • 室外機の掃除を習慣にする

1つずつ見ていきましょう。

室外機の設置場所を工夫する

室外機は周囲に障害物があると熱交換が妨げられ、エアコンの効きが大きく低下します。買い替えの際は、室外機の前後左右に十分なスペースを確保し、物を置かないよう注意してください。

また、風通しが悪い場所や直射日光が当たる場所、水はけの悪い環境も避けるべきです。
直射日光による過熱や湿気の滞留は、故障や寿命の短縮につながります。

地面にスペースがない場合は、天井吊り下げや壁面設置など、住宅に合った代替方法を選ぶことで、性能低下を防ぎながら安全に設置できます。

室外機の掃除を習慣にする

室外機は屋外に設置されているため、落ち葉・砂埃・ゴミなどが付着しやすく、放置すると熱交換効率が落ちてエアコンの効きが悪くなります。定期的に周囲のゴミを取り除き、フィン部分にほこりが溜まっていないか確認することが大切です。

掃除は掃除機で軽く吸い取る程度で十分ですが、内部は分解が必要なため専門業者に依頼するのがおすすめです。また、物を置かない・風通しを確保するなど、設置環境を整えるだけでも汚れの蓄積を減らせます。

エアコンは室内機と室外機セットで買い替えよう

エアコンは室内機と室外機セットで買い替えよう

エアコンの室外機だけを交換するのは、互換性の問題や、保証対象外になるリスクがあるため、推奨されません

室外機の不調時は、エラーコードや汚れ、霜取り運転などを確認して故障かどうか判断します。電源リセットや修理依頼で改善する場合もありますが、製造10年以上や修理費が高額になる場合は買い替えが最適です。交換時には、設置環境を見直したり、掃除を習慣化したりすることで、性能を維持できます。

東京ガスでは室外機のみの交換は行っておりません。室外機だけでなく、室内機も交換することで長く安全にお使いいただくことをおすすめしております。

「東京ガスの機器交換」ではオンラインで見積もり作成ができ、エアコンの交換費用が最短当日注)に分かります。既存のエアコン撤去や取付工事が基本工事費に含まれているので、オプション工事が不要であれば追加費用は発生しません。

エアコンの買い替えの際は、ぜひ東京ガスにお任せください。

注)日曜・祝日、平日17時以降のお問い合わせ、混雑、申し込み内容の不備、その他の事情によって、当日中の見積もり提示ができない場合がございます。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

注)この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。