トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)はどう選ぶ?メーカー・価格・機能別に選び方を解説

トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)はどう選ぶ?メーカー・価格・機能別に選び方を解説

トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)を購入するにあたって、「種類が多く、どれを選べばいいか分からない」と悩んでしまう方は少なくありません。温水洗浄便座を選ぶ際は、メーカーや価格帯、機能を比較することが重要です。本記事では、温水洗浄便座の選び方を詳しく解説します。

最終更新日:2026年01月27日公開日:2026年01月27日

目 次

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この記事で分かること

  • 温水洗浄便座のメーカー別の選び方が分かる!
  • 温水洗浄便座の価格帯別の選び方が分かる!
  • 温水洗浄便座の機能別の選び方が分かる!

注)「ウォシュレット」は、TOTO株式会社の登録商標です。

トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)選びで注意すべき4つのポイント

トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)選びで注意すべき4つのポイント

トイレの温水洗浄便座選びで注意すべきポイントは、以下の4つです。

トイレの温水洗浄便座選びで注意すべきポイント

  1. 既存の便器タイプを確認する
  2. リモコンのタイプを確認する
  3. 洗浄で使うお湯を出す方式を確認する
  4. 本体価格と設置費用を確認する

既存の便器タイプを確認する

温水洗浄便座を選ぶ際は、はじめに既存の便器タイプを確認しましょう。主な便器タイプは以下の3種類です。

種類

特長

タンクレス

水をためるタンクがないタイプ

一体型

便器、給水タンク、温水洗浄便座が一体になったタイプ

分離型

便器、給水タンク、温水洗浄便座がそれぞれ独立しているタイプ

注)分離型だけは温水洗浄便座単体で取替可能

温水洗浄便座は、便器タイプに合ったものを選ばないと、取り付けられなかったり、不具合が起きたりする恐れがあります

もしも希望の温水洗浄便座が既存の便器タイプと合わない場合は、便器ごと買い換えることを検討しても良いでしょう。

リモコンのタイプを確認する

温水洗浄便座のリモコンには主に「袖リモコン」と「壁リモコン」の2種類があります。設置場所や機能が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。

袖リモコン

袖リモコン

便座の側面(袖部分)にリモコンが取り付けられているタイプで、比較的シンプルなモデルに多く採用されています。

壁リモコンと比べると機能は絞られていますが、その分ボタン数が少なく、直感的に操作しやすい点が特長です。

ただし、本体側面にリモコンが張り出すため、十分なスペースを確保しなければ、操作しにくい可能性があります。

壁リモコン

壁リモコン

リモコンを壁に設置するタイプで、多機能モデルや上位グレードのトイレに多く採用されています。袖リモコンに比べてボタン数が多く、細かな設定や豊富な機能を操作できる点が特長です。

また、操作部が便座本体と分離しているため、トイレまわりがすっきりし、空間を広く見せやすくなります。デザイン性や操作性を重視する場合に適しています。

ただし、設置には壁面への取り付け作業が必要になるため、状況によっては工事が発生する可能性があります。

洗浄で使うお湯を出す方式を確認する

温水洗浄便座で使用するお湯の方式は、大きく「貯湯式」と「瞬間式(連続出湯式)」の2種類に分けられます。それぞれの方式によって省エネ性や連続使用のしやすさが異なるため、使い勝手に大きく影響します。

利用頻度、求める快適性、電気代などを踏まえて、自宅に合った方式を選ぶことが大切です。

貯湯式

貯湯式

タンク内に一定量のお湯をあらかじめ貯めておき、洗浄時に使用するタイプです。

タンク内の水は冷めやすいため、通常は保温機能を備えています。一度に使えるお湯の量に限りがあるため、連続使用には不向きです。その一方で、構造が比較的シンプルなため、本体価格が抑えられる傾向があります。

瞬間式(連続出湯式)

瞬間式(連続出湯式)

温水洗浄便座の使用時に、瞬時にお湯を沸かして供給するタイプです。お湯を貯めておく必要がないため、連続使用しても温度が安定し、十分な量の温水が利用できます。

必要なときだけ加熱する方式のため、省エネ性も期待できますが、搭載する仕組みが複雑な分、本体価格は高くなる傾向があります。

本体価格と設置費用を確認する

本体価格と設置費用を確認する

温水洗浄便座を購入する際には、「本体価格」と「設置工事費用」の両方が必要です。想定以上の出費にならないよう、あらかじめ総額を把握しておきましょう。

本体価格

本体価格は、貯湯式と瞬間式で大きく傾向が異なります。貯湯式は構造や機能が比較的シンプルなため、安価なモデルが多い点が特長です。

一方、瞬間式は水を瞬時に温める仕組みを搭載しているため、価格はやや高めです。また、どちらの方式でも機能が増えるほど価格は上がります。

貯湯式は本体価格が安くても、タンク内のお湯を常時保温する必要があるため、電気代が高くなる傾向があります。

省エネ性能に優れた瞬間式のほうが、長期的なランニングコストを踏まえるとお得になる場合もあります。

設置費用

温水洗浄便座の取り付け費用は、一般的に7,000円〜14,000円程度が相場です。ただし、設置環境や工事内容によって変動する場合があります。たとえば、壁リモコンタイプは壁面への取り付け作業が必要になるため、袖リモコンタイプより高くなる傾向があります。

既存温水洗浄便座からの交換の際は、取り外し費用として5,000円〜7,000円ほど追加費用が発生することがあります。

また、給水栓の交換や電源工事が必要になるケースでは、別途費用が加算されることがあるため、事前の見積もり確認をしておきましょう。

なお、東京ガスの機器交換サービスでは、温水洗浄便座のみの交換は行っておらず、トイレ本体「便器+温水洗浄便座」を一式で交換する形となります。

機器の取外しや処分費は基本工事費に含まれており、追加費用が明確です。現状写真を送るだけで、オンラインで簡単に見積もり依頼ができます。

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トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)の選び方

トイレの温水洗浄便座(ウォシュレットなど)の選び方

温水洗浄便座を選ぶ場合に確認したいポイントは、以下の3つです。

確認したいポイント

  1. メーカー
  2. 価格
  3. 機能

それぞれのポイントについて詳しく解説するので、温水洗浄便座の購入を検討する場合は確認しましょう。

メーカーで選ぶ

温水洗浄便座を取り扱っている国内主要メーカーは、以下の3社です。

  1. TOTO
  2. Panasonic
  3. LIXIL(INAX)

メーカーごとの特長や強みを理解して、自分の生活スタイルや予算に合った製品を選びましょう。

TOTO

TOTOは、温水洗浄便座のメーカーとして国内No.1のシェアを誇ります。有名な「ウォシュレット」も同社の登録商標です。耐久性や使い勝手といった品質の高さに加えて、多彩な機能や最新技術を搭載した機種が多く揃うのが特長です。

代表的な機能としては、ノズルを自動で除菌・洗浄する「ノズルきれい」や、便器の汚れをミストで守る「プレミスト」などが挙げられます。

標準から高機能モデルまで幅広い選択肢があり、メンテナンスやアフターサービスも充実しています。

Panasonic

パナソニックの温水洗浄便座は、国内家電ブランドらしく、多機能かつ省エネ性能に優れた製品を揃えています

時間ごとの便座使用パターンを学習し、自動で節電してくれる機種もあります。デザイン性が高く、使いやすさに配慮した操作性も好評です。価格帯も幅広く、さまざまな選択肢が用意されています。

LIXIL(INAX)

LIXILのINAXブランドは、トイレ設備の老舗として長い歴史があり、温水洗浄便座「シャワートイレ」シリーズが代表的なモデルです。

使いやすさや掃除のしやすさにこだわった設計で、独自の防汚技術や脱臭機能を搭載したモデルが人気を博しています。

汚れにくく掃除がしやすい便座や立ち座りをしたあとにしっかり脱臭する機能などが魅力です。価格帯も幅広く、コストパフォーマンスに優れた製品が揃っています。

価格で選ぶ

温水洗浄便座は、価格帯によって機能や性能が異なります。

ここでは「低価格帯」「中価格帯」「高価格帯」の3つに分類し、選び方のポイントを解説します。

低価格帯

本体価格が20,000円〜50,000円程度の温水洗浄便座は、低価格帯に該当します。この価格帯では、主に以下の機能が搭載されています。

主な機能

  • 洗浄ノズルの自動洗浄
  • 節電モード
  • 暖房・抗菌便座 など

必要最低限の機能を備えており、初めて温水洗浄便座を導入する家庭にも選びやすい価格帯です。

一方で、細かな洗浄設定や多彩な快適機能を求める場合は、中価格帯や高価格帯も併せて検討すると良いでしょう。

◾️おすすめの商品
TOTO:ウォシュレット SS1
ウォシュレット® SS | トイレ(ウォシュレット・温水洗浄便座・便座・便器・トイレ収納) | 商品情報 | TOTO株式会社

Panasonic:ビューティトワレ95シリーズ
ビューティ・トワレ(温水洗浄便座) | トイレ | Panasonic

LIXIL:シャワートイレ KB31
シャワートイレ KAシリーズ・KBシリーズ | バリエーション

中価格帯

本体価格が50,000円〜70,000円程度の温水洗浄便座は、中価格帯に該当します

この価格帯では、低価格帯の機能に加えて、以下の機能が搭載されていることが多いです。

主な機能

  • 暖房便座
  • 脱臭機能
  • 自動開閉機能 など

リモコンの機能も低価格帯より充実しており、使いやすさや快適性が向上しています。

「より快適に温水洗浄便座を使いたいけど、高価格帯を選ぶほどの予算はない」という方におすすめの選択肢です。

◾️おすすめの商品
TOTO:ウォシュレット SS3
ウォシュレット® SS | トイレ(ウォシュレット・温水洗浄便座・便座・便器・トイレ収納) | 商品情報 | TOTO株式会社

Panasonic:ビューティトワレMT
ビューティ・トワレ(温水洗浄便座) | トイレ | Panasonic

LIXIL:シャワートイレVAシリーズ
シャワートイレ VA|LIXIL

高価格帯

本体価格が80,000円以上の温水洗浄便座は、高価格帯に該当します。中価格帯の機能に加えて、以下の機能が搭載されていることが多いです。

主な機能

  • 自動洗浄
  • 温風乾燥
  • 除菌機能 など

製品によっては、使用頻度の少ない時間を自動で学習して節電モードに切り替えるような、先進的な技術が採用されています。

加えて、リモコンや本体のデザインも洗練されており、快適性や衛生面も高い水準です。温水洗浄便座の使用頻度が高い方や、機能性・高級感を求める方におすすめです。

◾️おすすめの商品
TOTO:ウォシュレット アプリコット
TOTO ウォシュレット® アプリコット |新型アプリコット|トイレのリフォーム・ウォシュレット取付・交換|トイレプラザ

Panasonic:ビューティ・トワレ AWMシリーズ
概要 温水洗浄便座 ビューティ・トワレ AWMシリーズ

LIXIL:シャワートイレ New PASSO
シャワートイレ New PASSO

機能で選ぶ

温水洗浄便座の機能は、日常の快適さや衛生面、コストパフォーマンスに大きく影響します。ここでは主要な機能として、以下の6つを紹介します。

6つの主要な機能

  • 汚れがつきにくい機能
  • 掃除がしやすくなる機能
  • エコ機能
  • 脱臭機能
  • 便座自動開閉機能
  • 温風乾燥機能

多機能で高額なモデルを選んでも、生活スタイルに合わない機能が多ければ、使いこなせない場合があります。必要な機能を見極め、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが重要です。

汚れがつきにくい機能

便座やノズル部分の表面に表面加工を施し、汚れが付着しにくくする機能です。

例えば、セラミックコーティングや抗菌素材が採用されている製品では、尿ハネや水アカの付着を抑制します。

また、ミストや泡、気流などを活用し、清潔な状態に保つものもあります。各メーカーの独自機能もあるため、確認してみましょう。

■TOTOの「きれい除菌水」

きれい除菌水

画像引用:きれい除菌水 | 技術 | 商品情報 | TOTO株式会社

■LIXILの「プラズマクラスター鉢内除菌」

プラズマクラスター鉢内除菌

画像引用:LIXIL プレアスLS|東京ガス

■温水洗浄便座×自動洗浄のおすすめ
TOTO ウォシュレット アプリコット F4A
ウォシュレット® アプリコット | トイレ(ウォシュレット・温水洗浄便座・便座・便器・トイレ収納) | 商品情報 | TOTO株式会社

パナソニック ビューティ・トワレ DL-AWM600
概要 温水洗浄便座 ビューティ・トワレ AWMシリーズ

INAX シャワートイレ New PASSO
シャワートイレ New PASSO

掃除がしやすくなる機能

日々の掃除を楽にしてくれる機能も多く存在します。代表例としては、ノズルの自動洗浄機能などが挙げられます。

また、便座やノズルを取り外せる製品なら、フチ裏などの手の届きにくい部分も簡単に掃除できるでしょう。

■TOTO「フチなしウォシュレット」「クリーン便座」

クリーン便座
clean

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掃除しやすいトイレに特徴はある?おすすめのトイレをご紹介

毎日使うトイレは汚れやすくきれいを保つには頻繁にお手入れをする必要があります。 そのため、最新のトイレではきれいを保つための性能が豊富に搭載されています。 しかし、あらゆる性能が搭載されているトイレから自分に合ったトイレを選ぶとなると、選択肢が多くて悩む人も多いことでしょう。 そこで今回は掃除しやすいトイレの特徴について、各メーカーの掃除がしやすい機種を比較することで紹介していきます。

エコ機能

消費電力量を減らす機能です。例えば、時間ごとの使用頻度を自動的に学習し、使用頻度の低い時間には暖房や温水を停止する機能などがあります。また、電気代を抑える効果も期待できます。

新型モデルや高価格帯の製品は本体価格が高い傾向にありますが、そのぶん強力なエコ機能を搭載しているため、長期的に見れば出費を抑えられるケースも少なくありません。

脱臭機能

トイレ内の嫌なニオイを抑える機能です。主に便座下に脱臭フィルターや活性炭を搭載し、吸着したニオイを脱臭・除去します。便座に人が座ったことを着座センサーが感知し、脱臭を始めるものが一般的です。

また、入室を検知したり、立ち上がりに反応したりして脱臭を開始するモデルもあります。リモコンを使って手動で脱臭することも可能です。

家族はもちろん、来客が使用しても快適なよう、ニオイ対策がしっかりされている機種を選びましょう。

◾️LIXILの「エアシールド脱臭+ターボ脱臭」

エアシールド脱臭+ターボ脱臭

便座自動開閉機能

センサーが人の接近を検知して、便座のフタを自動で開閉する機能です。手を触れずに便座の開閉ができるため、衛生面の向上に役立ちます。

また、トイレの使い勝手が良くなり、来客時にもスマートな印象を与えられるでしょう。トイレの開閉時にかがむ必要がなく、腰への負担減少にもつながります。

温風乾燥機能

洗浄後に温風で水分をしっかり乾燥させる機能です。ペーパーの消費量減少につながるため、エコに貢献できます。

また、自分で拭く動作を減らせるため、手や腰が不自由な方も、身体に負担をかけず使うことが可能です。温風の温度や風量を調整できるモデルなら、状況に合わせて快適な使い心地を実現できるでしょう。

温風乾燥機能

トイレの交換は東京ガスがおすすめ

東京ガスの「機器交換」サービスでは、トイレ本体の販売から基本工事費まで明確な料金体系でご提供しております。基本工事費は便器の種類(分離型、一体型、タンクレス)を問わず一律40,700円(税込)注1)です。

出張費や既存トイレの撤去、新しい便器・便座の取り付け、操作説明、廃棄処分なども基本料金に含まれているため、追加費用注2)の心配がありません。

また、オンラインで写真を送れば、現場調査をしないで見積もり注3)が可能です。内装リフォーム(床や壁紙の張り替えなど)も同時に依頼でき、工事費用の追加もわかりやすくなっています。

東京ガスの施工パートナーが、正確な施工はもちろん、丁寧に対応いたしますので、安心してお任せいただけます。

注1) 2026年1月時点の価格です。
注2)事前に追加費用がかかる可能性についてご案内している場合を除く。
注3)日曜・祝日、平日17時以降のお問い合わせ、混雑、申し込み内容の不備、その他の事情によって、当日中の見積もり提示ができない場合がございます。キッチン・浴室・洗面台・内窓および採寸や状況確認を要する商品は、見積もり作成の前に現場調査を実施させていただきます。

まとめ

トイレの温水洗浄便座は、メーカー、価格、機能の3つを比較して選ぶようにしましょう。また、メーカーごとの違いも知っておくと、選定時の判断材料になります。

価格や機能により判断する場合は、予算や普段どのくらい温水洗浄便座を使用するかにより基準が異なります。高性能なモデルほど高額になるため、必要な機能を十分検討して製品を選びましょう。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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