長期使用のガス機器に対する注意のお願い
ガス機器や接続具などは長年のご使用により劣化します(経年劣化)。そのままご使用を続けると、ガス漏れや不完全燃焼を起こし、爆発、火災あるいは一酸化炭素中毒など、重大な事故につながる可能性があります。
古くなったガス機器や接続具は早めにお取り替えをお願いします。取扱説明書などをご参考に、日常のお手入れをお願いします。
ガス機器使用時に不快なにおい、炎のあふれ、機器本体の異常な過熱などがあれば、ただちに使用を中止し、販売店または東京ガスライフバル・エネスタ・エネフィット、東京ガスお客さまセンターまでご連絡ください。
過去の経年劣化に伴う事故事例
風呂がまの事例
本体の外観に変色が見られたり、本体から異常な音が聞こえたりしていませんか?
長期の使用により風呂がま内部の部品が劣化してガス漏れが発生したため、漏れたガスに火が付き、風呂がま内部が焼損した事例があります。
ガスコンロの事例
吹きこぼれ、煮こぼれや鍋をひっくり返すなど、機器の内部に多量の煮汁などが入り、その影響でガスコンロ内部の部品が劣化してガス漏れが発生したため、使用中に漏れたガスに火が付き、ガスコンロ内部が焼損した事例があります。
ガス給湯器の事例
本体の外観にサビが見られたり、本体から異常な音が聞こえたりしていませんか?
長期使用の間に部品が劣化して水漏れしたため、内部の部品が腐食してガス漏れが発生し、使用中に異常着火して機器本体が変形した事例があります。
お願い
- 上記のような症状・異常やガス臭いなど、普段と違うと感じたらすぐに使用を中止して、販売店または東京ガスへ連絡して下さい。
- 10年経過した温水機器をお使いの場合は、点検をおすすめいたします(任意)。
参考動画:炎太郎(ほのたろう)山田さん宅を訪問は、こちら
出典:一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)
その他の注意点は以下のページからもご覧いただけます。