この記事でわかること
- 給湯器交換でもらえる補助金の目安がわかる!
- 国や地方自治体で実施されている補助金事業の種類がわかる!
- 補助金申請をするためのポイントがわかる!
いくらくらいもらえる? 補助金対象の場合
給湯器の交換や省エネ設備の導入では、国や自治体の補助制度を利用できることがあります。ここでは、補助金対象になった場合、どれくらいの金額がもらえるのか、代表的な制度や好事例をもとに紹介します。
補助金の目安
給湯器を交換した場合に受け取れる金額は、利用する制度によって異なります。
例えば、エコキュートに交換して給湯省エネ2026事業注1)を利用した場合、1台あたり60,000円注2)の補助が受けられます。子育てグリーン住宅支援事業注1)では、同じく給湯器の交換でも1台あたり30,000円注2)が補助額の目安です。
また、給湯器の交換以外にも、省エネ性能の高い住宅設備や家電の導入が補助対象となる事業もあります。複数の制度を上手に組み合わせることで、自己負担額を抑えられるケースもあるため、事前に対象工事を確認しておくと安心です。
注1)東京ガスの機器交換ではご利用になれません。予めご了承ください。
注2)補助対象となる給湯器は、機器ごとにそれぞれ性能要件を満たしたものに限り、製品の性能や機種によって補助額が異なります。また、いずれの補助金も申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となります。
よくある工事「高効率ふろ給湯器へ交換」した場合
補助金の対象となる高効率給湯器に交換した場合の、補助金利用による金額の例を紹介します。
例えば、東京ガスの機器交換で、リンナイ 高効率ふろ給湯器(壁掛型・16号・オート・型番:RUF-E160ESAW)を導入した場合、本体価格や工事費を含めると18万3,700円(税込)注)です。
ここで、東京ゼロエミポイントを利用すると工事費用から1万2,000円の値引きが可能なので、17万1,700円で機器交換ができます。このように、補助金やポイント制度を活用することで、給湯器交換の初期費用を抑えられる可能性があります。
注)2026年2月時点の情報です。
各種給湯器の詳しい費用が知りたい方は、以下のページも参考にしてください。
補助金対象となる給湯器とは
補助金の対象となる給湯器は、エコキュートやエネファームなどの高効率な省エネ機器です。これらは国の脱炭素化政策の一環として普及が進められており、一定の省エネ基準を満たすことで補助金の対象となります。
特に、ヒートポンプ技術や潜熱回収機能を備えた機種は、少ないエネルギーで効率よくお湯をつくれるため、光熱費の削減と環境負荷の低減の両立が可能です。代表的な給湯器の種類と特長は以下のとおりです。
種類 | 特長 |
|---|---|
エコジョーズ | 排熱を利用して熱効率を向上 |
ハイブリッド | 使う条件によりガスと電気を切り替えながら給湯 |
エコキュート | ヒートポンプ技術によりわずかな電気で給湯可能 |
エネファーム | ガスでの給湯と同時に発電が可能 |
エネフィール | 石油を利用して給湯 |
注)東京ガスの機器交換(オンライン販売)では、エコジョーズ以外の種類は取り扱っておりません。あらかじめご了承ください。
補助対象となるには、各事務局が指定する省エネ基準を満たした特定の型番を選ぶ必要があります。各補助金の情報から、対象となる型番をチェックしておきましょう。
給湯器補助金の対象となる方

給湯器交換に利用できる補助金の種類は、設置する住まいが戸建てかマンションかによって異なります。
戸建て住宅の場合、給湯器を新設するのが新築かリフォームかによって利用できる補助金制度が変わります。リフォームの場合は、導入する給湯器の種類によって対象事業が分かれるため、検討段階で確認しておくことが重要です。
マンションの場合も基本的には戸建てと同様に、給湯器の種類によって補助金が異なります。マンションのオーナーの場合は、オーナーや管理者向けの補助金の利用が可能です。
さらに、自治体が独自に実施している補助金制度は、地域ごとに要件や補助額が異なります。申請前には、お住まいの自治体公式サイトなどで最新の条件を確認しておきましょう。
補助金申請をするための5つのポイント
補助金を申請するために前もってチェックしておきたい注意点は、以下の5つです。
- いつまでに申請? 国の補助金の場合、交付申請枠がまだあるか?
- 新設するのか、交換するのかで変わる、新設の場合は新築か、リフォームかで変わる
- 設置する機種の型番が対象リストにあるか?
- 契約期間と工事期間をチェック
- 工事依頼先は登録事業者か?
それぞれ詳しく解説します。
いつまでに申請? 国の補助金の場合、交付申請枠がまだあるか?
給湯省エネ2026事業の予算には上限があるため、申請が100%に達した時点で受付が早期終了する可能性があります。2026年度の最新情報は、経済産業省の事務局公式サイトでリアルタイムの予算消化率を確認可能です。交付申請枠がまだあるかを随時チェックして、早めの申請を心がけましょう。
また、交付申請は工事完了後に行われます。工事が完了するまでに、事業が終了する可能性も否定できません。予算に余裕をもって、早めの時期に工事を計画することが重要です。
新設するのか、交換するのかで変わる、新設の場合は新築か、リフォームかで変わる
既存の給湯器を撤去して最新機種へ交換するリフォーム工事は、比較的利用できる補助金の種類が多い傾向にあります。
一方、給湯器を新たに設置する場合は、交換工事とは対象となる補助金が異なる可能性があるため注意が必要です。
新築住宅に省エネ給湯器を導入する場合は、ZEH補助金や、時期によってはみらいエコ住宅事業などが対象となります。また、電気温水器や蓄熱暖房機を撤去して高効率給湯器へ交換する場合、撤去加算として数万円が上乗せされる制度もあります。
同じ省エネ給湯器の導入でも、住宅の状況によって利用できる補助金が変わる点を理解しておきましょう。
設置する機種の型番が対象リストにあるか?
補助金を受けるためには、購入予定の給湯器が事務局の定める「対象製品リスト」に掲載されている必要があります。エコジョーズやエコキュートなどの省エネ性能が備わった給湯器であっても、すべての製品が補助対象として認められているわけではありません。
確実に補助金を活用するために、見積もりを取る段階で、施工業者に希望の型番が補助金対象であることを確認してもらいましょう。
契約期間と工事期間をチェック
補助金の交付を受けるためには、事務局が定めた事業期間内に契約および着工を完了させる必要があります。基本的には交付決定や事業開始前の着工は認められません。そのため、事前にスケジュールは確認しておきましょう。
もし工期の遅れにより申請期限を過ぎてしまうと、補助金が一切受け取れなくなる可能性があります。可能な限り、余裕のあるスケジュールで計画するように意識しましょう。
工事依頼先は登録事業者か?
国の補助金申請は、あらかじめ事務局に登録された「登録事業者」でなければ手続きができません。事業所に依頼せずに個人で直接申請することはできません。補助金を活用したい場合は、依頼先が2026年度の事業者登録を済ませているか確認を忘れないようにしましょう。
国が実施している補助金と申請方法
国が実施している補助金制度は、以下のようなものがあります。
- 給湯省エネ2026事業
- みらいエコ住宅2026事業
- 賃貸集合給湯省エネ2026事業
注) 補助金を利用するためには、事業者としての登録が必要です。東京ガスは現時点で全ての補助金に対応しているわけではありません。対象外となる制度もあるため、詳細については事前にご確認ください。
それぞれの事業の概要や申請時の注意点などを解説します。
給湯省エネ2026事業
家庭で消費エネルギーの多い給湯分野の省エネ化を支援するための補助金制度です。エコキュートやハイブリッド給湯器などの高効率給湯器を導入する場合、補助金が受け取れます。導入する給湯器の種類によって補助金が決まっており、エネファームを導入する場合は、1台あたり170,000円が基本額となっています。
戸建住宅だけでなく既存のマンションへの設置も対象となっており、幅広い世帯で活用できるのが特長です。電気温水器から高効率給湯器への交換には加算措置があるため、古い電気設備を使っている家庭ほどメリットが大きい事業といえるでしょう。
申請は個人ではなく、事業者が実施する必要があります。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
みらいエコ住宅2026事業
省エネ性能の高いZEHレベルの住宅新築や、断熱改修を含むリフォームに対して補助金が支給される事業です。
給湯器単体の交換だけでなく、窓の断熱や節水トイレ設置などの複数工事を組み合わせることで、補助額が増えるのが特長です。子育て世帯や若夫婦世帯だけでなく、一般世帯もリフォームであれば上限200,000円まで受給できます。
なお、みらいエコ住宅2026の登録事業者でなければ申請できないので注意しましょう。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
賃貸集合給湯省エネ2026事業
マンションや集合住宅向けの補助金制度です。賃貸アパートやマンションのオーナーが、所有物件の給湯器をエコジョーズなどへ交換する際に利用でき、1台あたり50,000円から最大100,000円が補助されます。
高効率給湯器に交換すれば、集合住宅全体の光熱費削減と資産価値向上につながります。 リース契約による導入も対象に含まれるため、オーナーは多額の初期費用を抑えて省エネ化ができる点が魅力です。
こちらも対象事業者として登録されている場合のみ申請が可能なので、依頼した事業者が当てはまるか確認しましょう。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
地方自治体が実施している補助金と申請方法例
国が実施している補助金事業とは別に、地方自治体でも独自に補助金が支給される仕組みを作っている場合も少なくありません。どのような制度があるのか、一部紹介していきます。
東京ゼロエミポイント
東京都内に住む人が対象の事業で、家電などを買い替えた際、商品券やLED割引券として最大30,000円分が還元されます。2024年10月からは「直接値引き」も可能になり、より手軽に恩恵を受けられるようになりました。
給湯器の場合は、登録販売店で省エネ性能の高い製品への交換で、1万2,000円の値引きができます。国の補助金と併用できる場合が多く、都民であればチェックが欠かせない支援制度です。
【東京都品川区】しながわゼロカーボンアクション助成
品川区民や事業者が省エネ機器を導入する際、設置費用の一部を区が独自に助成する制度です。給湯器だけでなく太陽光発電や蓄電池も補助の対象で、国や都の補助金と組み合わせて申請できます。エコキュートやハイブリッド給湯器は上限50,000円、エコジョーズやエコフィールであれば上限30,000円の助成が受けられます。
年度ごとの予算に達し次第終了するため、工事前に区のホームページなどで受付状況の確認が必要です。また、受付時期によっては、応募が殺到して申請から振り込みまでの期間が3ヶ月程度になる場合がある点も考慮しておきましょう。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なる場合があります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
【東京都国立市】省エネ家電買換え促進補助制度
国立市民が市内の店舗で対象の省エネ給湯器やエアコンを購入した際、費用の一部を補助する制度です。市税の滞納がないことや自ら居住することなど、申請には一定の居住条件を満たす必要があります。
補助金額は購入費用または設置費用の4分の1で、上限は10,000円です。申請書類には領収書や型番がわかる保証書が必要になるため、購入時の控えは大切に保管しておきましょう。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なる場合があります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
【神奈川県松田町】スマートハウス整備促進事業費補助制度
松田町内の住宅にエコキュートなどのスマートホーム関連設備を導入する場合に助成金が支給されます。町独自の環境施策として実施されており、地球に優しい暮らしを目指す住民を積極的に支援している制度です。
エコジョーズやエコキュート設置を対象にした補助金額は50,000円です。申請から交付決定まで時間を要する場合があるため、工事着手前に余裕を持って相談することが望ましいでしょう。
注)2026年3月時点の情報です。製品の性能や機種によって補助額が異なる場合があります。また、補助金は申請要件を満たした場合に限り適用され、予算満了または申請期限に達し次第終了となる場合があります。
給湯器の補助金に関する気になる疑問
Q.給湯器の設置(交換)工事にかかる費用はどのくらい?
A.給湯器の設置工事にかかる費用は、主に「給湯器本体の価格」と「工事費用」です。そのため、どの給湯器を選ぶか、どの施工業者を選ぶかで費用が異なります。東京ガスの機器交換でエコジョーズを交換した場合、過半数は150,000〜200,000円程度注)になっています。
注)2026年2月現在の情報です。
Q.給湯器の設置(交換)工事にかかる日数はどのくらい?
A.見積もりを依頼して工事完了までの期間は、最短でも1週間程度必要です。しかし、繁忙期である冬季や、商品の在庫状況によっては1ヶ月以上必要な場合もあります。
Q.補助金を活用して設置できるおすすめの給湯器は?
A.東京ガスの機器交換がおすすめする給湯器はパロマやリンナイ、ノーリツのエコジョーズです。ガス使用量が抑えられ、ランニングコストの削減につながります。「東京ゼロエミポイント」の補助金対象の商品です。
Q.補助金の申請から入金までの流れは?
A.補助金の種類によって異なりますが、基本的に工事が完了した後に施工業者が補助金の申請を行い、申請が無事通ってから入金になります。補助金は申請した施工業者にいったん振り込まれ、その後、購入した方へ入金されるため、やや時間がかかることを理解しておきましょう。
もっと安く!他の家電を同時に設置などでも、補助金が変わる
エアコンや二重サッシの設置など、他の省エネリフォームを同時に行うと、国からの補助額が加算される場合があります。例えば、東京ゼロエミポイントでは、他の家電と給湯器をセットで買い替えることで還元額の最大化が可能です。
東京ガスの機器交換なら給湯器以外にも住宅設備を幅広く扱っており、まとめて相談することで割引も期待できます。
東京ゼロエミポイント例
東京ゼロエミポイントなら、高効率給湯器への買い替えで最大12,000ポイントが付与され、1ポイント1円換算で商品券などに交換できます。また、給湯器と併せてエアコンや冷蔵庫などの省エネ家電を同時に買い替えることで、各機器の合計ポイントが加算されます。
2024年度からは購入時にその場で値引きが受けられる「直接値引き」も選択可能になり、利便性が大幅に向上している点が魅力です。事業要件を満たす機種が必要なので、不安であれば業者に相談してみましょう。なお、東京ガスの機器交換では、販売価格からの値引き方式で提供しております。










