トイレの水漏れで床が濡れたらどうする?応急処置や原因の特定方法

トイレの水漏れで床が濡れたらどうする?応急処置や原因の特定方法

トイレの水漏れで床が濡れた場合は、まず迅速な応急処置が必要です。その後、原因を特定し、状況に応じた対処を行いましょう。本記事では、応急処置の方法をはじめ、水漏れの主な原因と見分け方、自分でできる修理方法、放置した場合のリスクについて解説します。トイレの水漏れに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2026年02月02日公開日:2026年02月02日

目 次

この記事でわかること

  • トイレの水漏れで床が濡れた場合の応急処置がわかる!
  • トイレで床が濡れる原因がわかる!
  • 自分でできる水漏れの修理方法がわかる!

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トイレの耐用年数注)は約10年です。10年以上経過している場合、故障の頻度も増えていきます。

トラブル発生時は「修理」と「交換」の要望はほぼ同じですが、最終的な解決方法は10年を境に差が出てきます。 ご利用年数が10年以下なら修理、10年以上なら交換 することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

トイレの水漏れで床が濡れた場合の応急処置3STEP

トイレの水漏れで床が濡れた場合、応急処置をして被害をできるだけ減らすことが大切です。応急処置の手順は以下のとおりです。

  1. 止水栓を閉める
  2. 濡れた床を拭く
  3. 乾いた布を床に敷く

いざという時に素早く対応できるよう、各ステップについて把握しておきましょう。

STEP1|止水栓を閉める

水漏れが起きたら、まず止水栓を閉めて給水を止めることが最優先です。便器横にある止水栓を時計回りに回すことで、水の供給を止められます。

止水栓の閉め方は、マイナスドライバーで回すタイプやハンドル式など、形状によって異なります。止水栓はタンク横や便器の裏側に設置されていることが一般的です。見つからない場合は、住宅全体の元栓を閉めましょう。

止水栓を閉めた回転数を覚えておくと、元に戻す際に役立ちます。開きが不十分だと給水量が減り、タンクに水がたまるまで時間がかかるため、注意が必要です。

STEP2|濡れた床を拭く

止水栓を閉めたあとは、タオルや雑巾で床の水分をしっかり拭き取ります。いったん水分を取り除くことで、水漏れ箇所を特定しやすくなります。

汚水が漏れている可能性がある場合は、床の除菌が必要です。水分を拭き取ったあとに、除菌シートで軽く清掃しましょう。また、水分が残ると床の膨張や劣化の原因になるため、換気扇やドライヤーを使って乾燥させることが大切です。

STEP3|乾いた布を床に敷く

乾いたタオルや雑巾を床に敷き、水漏れが発生していないか確認します。止水栓が閉まっているにもかかわらず、敷いたタオルが濡れる場合は、別の原因で水漏れが起きている可能性があります。濡れた箇所を確認することで、水漏れの発生源を特定しやすくなります。

水漏れが少量であれば、布が水分を吸収するため床へのダメージを抑えられます。布の状態をこまめに確認し、必要に応じて交換しましょう。

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トイレの水漏れを業者に依頼する費用相場

水漏れ修理の主な箇所と費用相場は、以下のとおりです。一般的なトイレの寿命は10〜15年程度とされているため、10年未満であれば修理を検討するのがおすすめです。

なお、費用の目安は修理箇所によって異なります。なお、費用の目安は修理箇所によって異なります。下表は、水漏れがある場合の修理箇所と費用目安をまとめたものです。

修理箇所

費用目安(税込)

各種パッキン交換

12,100円

タンク内・タンクまわりの部品交換

12,100円+部品代

給水管交換

14,300円+部品代

便器まわり部品またはタンク着脱を伴う部品交換

18,700円+部品代

便器脱着を伴う排水部品(フランジ)交換

38,500円+部品代

オート洗浄付き温水洗浄便座交換

16,500円+部品代

トイレの水漏れで床が濡れる6つの原因

トイレの水漏れで床が濡れる主な原因は、以下の6つです。

  1. 結露
  2. 浮き玉の故障
  3. 便器やタンクのひび割れ
  4. 接続部の緩み・劣化
  5. 便器の施工不良
  6. 排水管の破損

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

結露

結露

床が濡れる原因として多いのが結露です。結露とは、タンク内の冷たい水と室内の暖かい空気の温度差によって、タンク表面や配管に水滴が発生する現象のことです。

結露は、冬場の暖房使用時や、湿度の高い環境、換気が不十分な環境で発生しやすいです。床だけでなく、タンクや便座も濡れている場合は、結露の可能性が高いでしょう。

浮き玉の故障

浮き玉の故障

浮き玉が正しく働かないと、水が止まらずに便器へ流れ続けてしまいます。浮き玉とは、タンク内の水位を調整する部品です。経年劣化やサビ、変形などによって故障すると、水位が上がりすぎて水漏れにつながります。

水が止まらなかったり、チョロチョロ音が続いたりする場合は、浮き玉の故障を疑いましょう。

便器やタンクのひび割れ

便器やタンクのひび割れ

便器やタンクに入った細かなひびが入り、そこから水がじわじわと漏れるケースがあります。一見すると小さなヒビでも、床に水がたまる原因になります。

便器やタンクは頑丈な素材でできていますが、経年劣化や衝撃、製造時の微細な欠けなどによってひびが発生することがあります。ひびが広がると急激な水漏れにつながる可能性が高まるため、小さいひびだからといって放置しないようにしましょう。


接続部の緩み・劣化

接続部の緩み・劣化

給水管と便器をつなぐナットの緩みや、パッキンの劣化も、水漏れの主な原因です。

ナットはトイレを長期間使用するうちに、振動などで徐々に緩んでしまうことがあります。また、パッキンも摩耗や乾燥が進み、接続部にすき間が生じると、水が漏れ出します。

これらの現象は経年劣化によって起こるため、使用年数が10年を超えたら注意が必要です。

便器の施工不良

便器の施工不良

設置時に便器が正しく固定されていないと、ぐらつきやすき間が発生し、使用のたびに水が漏れることがあります。便器の根元や床が局所的に濡れるのが、このケースの特徴です。

新築やリフォーム後に早期発生する水漏れは、施工不良が原因である可能性が高いです。施工から数日以内に、水漏れの有無を確認してください。

排水管の破損

排水管の破損

床下の排水管に亀裂・ゆるみがあると、流した水が床下へ漏れてしまう場合があります
排水管の異常は外から見えないため、水漏れの原因として特に気づきにくいものです。

床材が浮いたり、柔らかく感じたりする場合は、床下で水漏れしている可能性があります。また、排水管から汚水が流れ出ている場合、強い悪臭を伴うこともあります。

進行すると大きな被害になりかねないため、早めに対応しましょう。

トイレの水漏れの原因とやるべきことは?自分でできる修理方法と業者に依頼する際の注意点

2026年01月19日

トイレの水漏れの原因とやるべきことは?自分でできる修理方法と業者に依頼する際の注意点

トイレの床が水で濡れている場合は、何かしらの理由で水漏れが起こっていると考えられます。被害が広がらないためにも、正しい対処方法を知っておきましょう。また修理を依頼する前に、トイレのどの箇所が水漏れしているのか確認してください。水漏れの原因次第では簡単な作業で修理可能な場合もあります。 本記事では、トイレが水漏れした際に取るべき行動と、水漏れの症状から原因を特定して、自分で修理する方法を解説します。また故障の原因によっては自分での修理が難しいため、プロに修理を依頼する判断も必要です。その際の依頼方法や修理業者選びのヒントもあわせて紹介します。

トイレの水漏れの原因を特定する3つの方法

トイレの水漏れの原因を特定する方法は、以下の3つです。

  1. タンク内の水位をチェックする
  2. 水を流してみる
  3. 便器にぐらつきがないか確認する

それぞれの方法について、より具体的に見ていきましょう。

タンク内の水位をチェックする

タンク内の水位をチェックする

タンク内の水位をチェックすることで、水漏れの原因となっている部品を特定できる場合があります。水位はタンク内にあるオーバーフロー管と呼ばれる筒状の部品で確認できます。

オーバーフロー管より水位が高い場合、管から水が流れてしまっている可能性があります。
浮き玉が故障している可能性があるため、正しく動いているか、引っかかっていないか確認しましょう。

水位が低い場合は、排水管にフタをするゴムフロートに異常が起きていたり、ゴムフロートと水を流すレバーをつなぐ鎖が絡まっていたりする可能性も考えられます。

水を流してみる

水を流してみて、どこから水がにじむかや床が濡れるかを観察してみましょう。ただし、水を流すと周辺に水が飛び散る可能性があるため、あらかじめ布を敷くなどの対策が必要です。

床と便器のすき間から水漏れする場合は、排水管と便器を接合している部分に不具合が生じている可能性があります。タンク側から滴る音や便器まわりの水流れが不自然な場合は、部品の劣化が疑われるでしょう。

便器にぐらつきがないか確認する

軽く左右に揺らし、便器がわずかでも動く場合は、設置不良または固定部の緩みが疑われます。便器が動くと排水管との接続部にすき間ができ、使用するたびに水が漏れやすくなるため注意が必要です。

単純に便器と床をつなぐボルトが緩んでいる場合もありますが、便器と床や排水管をつなぐパッキンが劣化している可能性もあります。放置すると床材が腐ったり、カビたりする危険性があるため早めに対応しましょう。

トイレの床に水漏れ

2025年03月21日

トイレの床に水漏れ発生?水浸しになる前に対処を!

トイレの床が濡れている場合、その原因は水漏れかもしれません。そのままにしていると床にカビが生えたり、さらに大きな被害に繋がったりする可能性もあります。まずは床の水分を拭き取ってから、早めに原因を突き止めて対処しましょう。本記事では、トイレで水漏れが起きる主な原因と対処法をご紹介します。ご自分で対処するか修理を依頼するかを判断する基準についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【原因別】自分でできるトイレの水漏れ修理

故障の原因をある程度特定できれば、専門的な知識や技術がなくても水漏れを改善できる場合があります。

ここでは、自分でできるトイレの水漏れ修理の方法を、4つの原因別に紹介します。

  1. 結露|こまめに換気する
  2. 浮き玉の故障|新しいパーツに交換する
  3. ひび割れ|コーキングで塞ぐ
  4. 接続部の緩み|工具で締める

これらの方法でも解決できない場合は、無理をせず、専門業者に依頼するようにしましょう。無理に対応すると事態の悪化を招く恐れがあります。

結露|こまめに換気する

結露を解消するには、タンク周りにこもった湿気を逃がすことが重要です。換気扇を回したり、窓を開けたりして、こまめに換気を行いましょう。タンク表面の水滴をタオルで拭き取る、結露防止シートを貼り付けるといった対策も有効です。

なお、結露は室内と水の温度差が大きいほど発生しやすいため、暖房の効かせすぎにも注意が必要です。

浮き玉の故障|新しいパーツに交換する

浮き玉が故障している場合は、新しいものに交換することで水漏れを解消できます。浮き玉と接続しているボールタップの劣化により水漏れしている場合は、浮き玉だけでなくパッキンも交換してください。浮き玉を取り付ける際には、タンク内でスムーズに動くよう位置を調整しましょう。

部品を交換しても水漏れが改善しない場合は、給水部全体の経年劣化の可能性があるため、専門業者への相談がおすすめです。

ひび割れ|コーキングで塞ぐ

タンクや便器のひび割れがある場合、基本的には交換が必要です。

しかし、応急処置として便器やタンクの細かいひびをコーキング材でふさいで水漏れを抑える方法もあります。作業する際は、ヘラや指で平らにならし、完全に乾くまで水を流さないでください。

ただし、コーキングで塞ぐのは、あくまで応急処置です。ひびが深い・複数ある場合、コーキングでは一時しのぎにしかなりません。水漏れがないからといって安心せずに、交換を検討しましょう。

接続部の緩み|工具で締める

給水管や便器の接続部分が緩んでいると、水がじわじわと漏れやすくなります。モンキーレンチでナットを軽く締め直すと、水漏れが改善することがあります

ただし、パッキンが劣化している場合は、締め直しだけでは水漏れが改善しません。パッキンをホームセンターなどで購入して交換してください。

接続部を締め直したり、パッキンの交換をしたりしても改善しない場合は、排水管に問題がある可能性があるため、業者に点検を依頼しましょう。

DIYで改善しない場合は、接続部品の交換や配管点検が必要になることがある。

トイレの水漏れを放置した場合の影響

トイレの水漏れを放置した場合、以下のような悪影響が発生します。

  1. 床や壁が腐食する
  2. カビや悪臭が発生する

水漏れを放置すれば、早めに対応した場合に比べて、修理や修繕に時間や費用がかかります。少量の水漏れでも放置せず、早めの対応を心がけましょう。

床や壁が腐食する

わずかな水漏れでも放置すると床材の下に水が染み込み、クッションフロアの浮きや剥がれ、黒ずみなどの劣化が進みます

その状態で長時間放置すると、床下の木材が腐り、踏むと沈む、たわむといった、構造的なダメージにつながります。さらに、水分が壁材にも伝わると、壁紙の剥がれや変色が起こり、内部の木材腐食を引き起こしかねません。

集合住宅の場合、階下にも影響し、損害賠償にもつながりかねません。

カビや悪臭が発生する

床材に残った水分が湿気となり、黒カビ・白カビが発生しやすくなります。カビが増えるとトイレ全体に独特の悪臭が立ちこめてきます。衛生面はもちろん健康面のリスクが高まるため注意が必要です。

さらに放置すると床下までカビが広がる危険性があります。その場合、床の張り替えが必要になり高額な費用がかかるので、できるだけ早めに対応しましょう。

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まとめ

トイレの水漏れで床が濡れている場合、まずは応急処置を施し、事態の悪化を防ぐことが重要です。次に水漏れの原因を特定し、適切に対処しましょう。原因がわからない場合や、自分で対処できない場合は、無理をせずに専門業者に相談することが重要です。

ただし、使用年数が長いトイレや、何度も水漏れを繰り返している場合は、部分的な修理よりもトイレ本体の交換をすることで、長期的に安心してお使いいただけます。無理に使い続ける前に交換の検討も視野に入れておきましょう。

  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます

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