電力会社比較|主要5社一覧表と失敗しない選び方

電力会社比較|主要5社一覧表と失敗しない選び方

電力会社の比較でつまずきやすいのは、料金以外に比較することがわからない点です。この記事では、電気代、ポイント還元やセット割、サポート体制、申し込み方法、供給実績の5つの観点を整理し、比較ポイントについて解説します。

最終更新日:2026年11月02日公開日:2026年11月02日

この記事でわかること

  • 電力会社を比較するときに見るべき5つの観点がわかる!
  • 主要5社の料金メニュー・基本料金・特典などを表で比較できる!
  • 新規契約と切り替えそれぞれの選び方と、東京ガスの電気への切り替え手順がわかる!
東京ガスのガス・電気セット割で電気料金が割引に
東京ガスのガス・電気セット割で電気料金が割引に

電力会社を比較する際の5つのポイント

電力会社を決める際は、何を基準に比べるかで納得感は大きく変わります。ここでは、電気代・特典・サポート体制・申し込み方法・供給実績の5つの観点を順に整理します。

ポイント1:電気代

家庭向けの電気代は、契約容量で決まる基本料金と、使用量に応じた電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)を組み合わせて計算されます。

電気代の計算イメージ

電力量料金は、主に次のような形式に分かれます。

  • 時期にかかわらず、単価が基本的に固定
  • 時間帯や平日・休日、季節に応じて単価が変動
  • 卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格を参照して単価が変動 

市場価格を参照する料金メニューでは、市場価格が高騰すると、電気代が高くなる可能性があります。市場価格の反映方法や上限の有無も含め、単価の決まり方を確認しましょう。

ポイント2:ポイント還元・セット割などの特典

ガスと電気、電気と携帯電話といった、組み合わせによるセット割引や、ポイントサービスなどを提供している電力会社は多くあります。こうした特典があれば、同じ使用量でも、支払額の実質的な負担は変わります。毎月続く特典なのか、契約時だけのキャンペーンなのかを分けて見るのが大切です。

新規契約や切り替えのタイミングに限った特典も魅力ですが、一度きりです。長く使う前提なら、継続的に受けられる特典を軸に検討しましょう。

ポイント3:サポート体制

契約後に頼ることになるのが問い合わせ窓口です。複数の連絡手段が用意されているかどうかは、比較の際の実用的な判断材料です。

Webフォーム、電話、FAX、対面の窓口など、用意されている手段は会社ごとに異なるため、自分の連絡しやすい手段が提供されているかチェックしましょう。使用量や請求内容をWeb上やアプリで確認できると、ご自身の都合の良い時間に情報にアクセスでき、利便性が高まります。

ポイント4:申し込み方法

電力会社の申し込み窓口は、Web・電話・店頭などさまざまです。とくにWebなら、場所や時間を気にせず利用できます。なお、申し込みの際には本人確認書類や契約番号などが必要です。手続きを円滑に進めるために、事前に公式サイトでチェックしましょう。

ポイント5:供給実績・信頼性

電力自由化以降、多くの事業者が参入する一方で、エネルギー価格の高騰などを背景に、事業撤退や新規受付停止を行った事例がみられます。電力会社を選ぶ際には、供給の実績や事業の安定性に注意しましょう。サービスのユーザー数や供給年数は、実績を把握する参考になります。

契約している小売電気事業者が倒産・撤退しても、直ちに電気が止まるわけではありません。契約終了日などの案内を確認し、期日までに新しい小売電気事業者へ切り替えれば、引き続き電気を使用できます。ただし、新しい契約を結ばずに放置すると、電気の供給が停止される可能性があります。

東京ガスのガス・電気セット割で電気料金が割引に
東京ガスのガス・電気セット割で電気料金が割引に

主要な電力会社の比較

東京ガス・東京電力・CDエナジーダイレクト・ENEOSでんき・楽天でんきの5社について、各社の公式サイトで公表されている内容を同じ項目で並べます。

項目

東京ガス

東京電力

CDエナジーダイレクト

ENEOSでんき

楽天でんき

特長

・東京ガスが提供する電気サービス
・ガスとのセット契約で割引が受けられるほか、使用量確認などで「パッチョポイント」も貯まる
・都市ガスユーザーとの親和性が高い

・関東エリアの大手電力会社
・長年の供給実績があり、料金メニューのラインナップも豊富

・中部電力ミライズと大阪ガスの合弁会社が運営する新電力
・ポイント還元が受けられる

・エネルギー事業を幅広く展開するENEOSが運営する電力サービス
・ENEOSカードとの連携で、ガソリン代の割引を受けられる場合がある 注1)

・楽天グループが運営する電力サービス
・基本料金0円の料金メニュー
・楽天ポイント・楽天カードとの連携でポイント還元を受けられる可能性がある 注2)

料金メニュー例

・基本プラン
・オール電化向け(時間帯別プラン)
・店舗用エアコン・業務用冷蔵庫などを使用する人向け(ずっとも電気3)注3)注4)

・プレミアムS/L
・スタンダードS/L
・夜トク

・シングルでんき
・ベーシックでんき
・ファミリーでんき

・東京Vプラン
・東京オール電化プラン
・東京EV夜とくプラン

・プランS
・プランM
・動力プラン
・オール電化プラン

基本料金(30A)

935.22円(税込)
(基本プラン)

935.25円(税込)
(スタンダードS)

830.70円(税込)〜
(ベーシックでんき)注5)

935.25円(税込)

0円
(プランS)

ポイント

パッチョポイント
(毎月の使用量確認やクイズの回答で最大60ポイント付与)

くらしTEPCOポイント
(対象の電気料金メニュー契約で毎月50ポイント付与)注6)

カテエネポイント
(電気料金の1%分を付与)

Vポイント
(電気料金の支払い200円につき1ポイント)、特別提携カードでの料金支払いでポイント・マイルの優待

楽天ポイント
(電気料金の支払い200円につき1ポイント)

ガス・電気セット割

有

有

有

有

有(セット利用によるポイント付与率アップ)

契約期間

なし

料金メニューにより異なる

料金メニューにより異なる

1年(自動更新)

なし

サポート体制

Web・電話・FAX・もよりのサービス窓口

Web・電話・FAX

Web・電話

Web・電話

Web・電話

注1)割引には条件があります。
注2)電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金などが別途発生する可能性があるので公式サイトをご確認ください。
注3)「ガス・電気セット割」の適用には条件があります。ご利用状況等により割引額は異なります。
注4)ポイント付与には条件があります。詳細は東京ガスのWebサイトをご確認ください。
注5)契約プランや容量により異なります。
注6)要ログイン
注)2026年8月時点の各社公式サイトの情報です。最新の料金は各社公式サイトをご確認ください。
注)ポイント付与には条件があります。詳細は各社のWebサイトをご確認ください。

表を見ると、基本料金の仕組みや各種特典、契約条件などが会社によって大きく異なることがわかります。基本料金ひとつをとっても、無料のプランや契約容量で決まるプランがあり、月々の使用量によって最適なものは変わります。

また、ガスとのセット契約による割引やポイント還元といった特典内容、解約費用の取り扱いも一律ではありません。

これらの違いを手がかりにして、気になる会社の公式サイトで最新の情報を確認してください。

新規契約で自分に合った電力会社を選ぶ3つのポイント

新しく電気を契約する場合は、これから見込まれる使い方を先に把握しておくと選びやすくなります。ここでは3つの手順を紹介します。

電気使用量に合った料金メニューを選ぶ

月にどのくらい電気を使うかの見当をつけることが大切です。世帯人数や部屋の広さ、家電の使用頻度から、おおまかな使用量をつかみましょう。

使用量が少ない一人暮らしでは基本料金の重みが相対的に大きくなります。使用量が多いファミリー世帯では、電力量料金の単価が電気代の合計に与える影響が大きくなります。

ライフスタイルに合ったメニューを選ぶ

在宅している時間帯によって、向いている料金メニューは変わります。リモートワークがなく日中の在宅時間が短い世帯であれば、日中は高くとも夜間の単価が低く抑えられる料金メニューは、夜間の電気使用量が多い方にとってはお得になる可能性があります。

オール電化向け料金メニューには注意が必要です。一般的に、オール電化向け料金メニューでは日中の料金単価が高く設定されているため、日中にエアコンやIHヒーターを多く使うと、思ったより節約できないかもしれません。名目だけでなく実際の料金体系をよく確かめましょう。

料金シミュレーションを活用する

候補が絞れてきたら、シミュレーションを使って実際の料金を試算しましょう。シミュレーションは各社が提供していますが、算出する条件が細かく異なります。シミュレーションの結果どうしを比べるときは注意が必要です。

東京ガスの電気代シミュレーションでは、契約アンペアや月々の電気使用量を選ぶだけで試算が可能です。ぜひチェックしてみてください。

かんたん料金シミュレーション|東京ガス

注)シミュレーション結果は目安であり、実際の料金とは異なる場合があります。

切り替えで自分に合った電力会社を選ぶ3つのポイント

すでに電気を契約している場合のポイントを整理します。

現在の契約内容を確認する

現在の契約先・料金メニュー・契約容量・月々の使用量を確認しましょう。マイページやWeb検針票、紙の検針票から確認できます。

集合住宅では注意が必要です。マンションで一括して電気の購入契約を締結している場合、個人の切り替えが制限されます。まず自分で切り替えられる状態かを確かめておきましょう。

切り替えによるメリットを確認する

今の契約と比べて負担が軽くなるかどうかが、切り替えの必要性の判断軸です。注)同じ使用量で試算し、差額を確かめてみましょう。

ポイント還元やセット割引も重要なメリットです。最近では、「ガス+電気」「電気+携帯電話」などの組み合わせによるセット割引や、ポイントサービスが多く普及しています。料金と併せて、実質安くなるかを検討しましょう。

注)試算に基づくものであり、ご利用状況により必ずしも安くなるわけではありません。
注)ポイント付与には条件があります。詳細は各社のWebサイトをご確認ください。

契約条件・料金体系を確認する

現在の使用量と料金を手元に置き、料金メニューを同じ条件で比較します。確認したいのが、電力量料金の単価の決まり方です。下記のいずれなのかによって、金額の振れ幅は変わります。

  • 固定単価型:電気をたくさん使うほど単価が上がる
  • 市場連動型:日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格により単価が変動する

市場連動型では、市場価格が高騰すれば料金が高額になります。変動リスクをどこまで受け入れられるかも比較の軸です。

市場連動型料金プラン

2026年08月26日

市場連動型プランとは?電気料金の仕組みやメリット・デメリット、電力会社を選ぶコツも解説

市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX) の市場価格に応じて電力量料金の単価が変動する電気料金プランです。市場価格が安い時間帯を活用できれば電気料金を抑えられる可能性がありますが、価格が高騰すると料金負担が大きくなる場合もあります。 本記事では、市場連動型プランの仕組みや電気料金の計算方法、メリット・デメリットを解説します。 固定単価型プランとの違いや電力会社を選ぶコツも紹介するので、電気料金プランを見直す際の参考にしてください。

電力会社を選ぶ際の注意点

比較の材料がそろっても、契約直前に見落としやすい点は残ります。ここでは押さえておきたい2つの注意点を紹介します。

契約期間・解約条件を確認する

契約期間の縛りの有無、違約金の金額、更新のタイミングは電力会社を比較するときに必ず確認しましょう。途中で解約すると違約金が発生する場合があります。もし数年以内に引越しの可能性があるなら、解約で違約金が発生する料金メニューは避けるとよいでしょう。

複数の視点で総合的に比較検討する

キャンペーンの手厚さだけで決めてしまうと、特典が終わったあとの通常料金が、思ったよりも高くなってしまうことがあります。また、市場連動型の料金メニューでは、契約時に有利に見えても、市場価格の動き次第で負担が増えるかもしれません。

電力会社選びは、料金体系、ポイント還元・セット割、サポート体制、申し込み方法、供給実績・信頼性を並べ、総合的に比較したうえで決めることが大切です。注)

ここまでの5つの観点と比較表に立ち返って、候補を絞り込んでください。

注)ポイント付与には条件があります。詳細は各社のWebサイトをご確認ください。

東京ガスの電気の紹介

東京ガスの電気は、新電力販売量で8年連続第1位の実績を誇ります注1)。電力契約件数も350万件を突破しました注2)。

注1)資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2025年4月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者での低圧電力の需要実績値
注2)2025年3月31日時点の供給中件数

家庭向けには、ガスとのセット割に対応した「基本プラン」のほか、実質再生可能エネルギーの「さすてな電気」、オール電化住宅向けの「時間帯別プラン」、動力を使う方向けの「ずっとも電気3」を用意。ガスと電気の使用場所・契約者が同じで、料金を合算して支払う場合は「ガス・電気セット割」注)の対象となり、契約中の料金メニューに応じて電気代が割引されます。

また、相談窓口も充実しており、Web・電話・FAXのほか、もよりのサービス窓口(ライフバル)からも問い合わせできます。

注)「ガス・電気セット割」は東京ガスの都市ガスと電気を同一の場所・同一の契約者でご契約し、ガス代と電気代を合算してお支払いの方が対象です。割引額は料金メニューにより異なります。詳細は東京ガス公式サイトをご確認ください。

東京ガスの電気料金メニューに切り替えよう

電気契約の見直しをお考えの方は、東京ガスの「基本プラン」がおすすめです。注)
ご契約中の電力会社にお問い合わせいただき下記の番号をご準備のうえ、お申し込みください。

  • 供給地点番号(0で始まる22桁)
  • お客さま番号(加入されている電力会社により番号の種類は異なります)

注)東京ガスの電気をご利用いただけるエリアは、以下の通りです。
東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)
(ただし、離島にお住まいの方や建物全体で一括で電気契約をしている集合住宅やビルに入居されている方は除きます。)

ガスと電気セットでお申し込みがおすすめ

ガスと電気をまとめると電気料金が毎月割引に。東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまは、ご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。基本プランの場合、電気料金の基本料金および電力量料金の合計額(税込)の0.5%を割引。ずっとも電気の場合、基本料金から275円(税込)割引。

注)東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3)のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。​
注)セット割適用にはガス・電気の契約開始時や別途お電話等でガス・電気セット割の適用希望お申し込みが必要です。

新規電気お申し込みで電気代基本料金1ヶ月無料(引越し後の継続利用のお申し込みも対象)

詳しくはこちら

【適用条件】
東京ガスの基本プラン・ずっとも電気3を新規でお申し込みいただき(メニュー変更は対象外)、かつ電気の需給開始日がお申し込みから6ヶ月以内の方。
【割引内容】
需給開始日の翌月の電気計量日から起算して1ヶ月分、対象条件に当てはまる電気の基本料金(*)を無料にします。
*全ての付帯メニューを適用する前の基本料金(小数点以下切捨て)を指します。
注)一部適用対象外となる場合がございます。適用条件など詳細につきましては、東京ガスのホームページなどでご確認のうえお申し込みください。

お手続きはWebでカンタン

切り替え工事不要。現電力会社への解約連絡不要(引越しを除く)。申し込み費用不要。電気機器の交換不要。

注)お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります。

注) 東京ガスの電気をご利用いただけるエリアは、以下の通りです。
東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)
(ただし、離島にお住まいの方や建物全体で一括で電気契約をしている集合住宅やビルに入居されている方は除きます。)

まとめ

電力会社の比較では、料金体系、ポイント還元注)やセット割、サポート体制、申し込み方法、供給実績・信頼性の5つの観点を同じ物差しで並べることが大切です。主要5社の比較表のように、同じ項目を横に並べると違いがつかみやすくなります。

新規契約なら見込みの使用量とライフスタイルから、切り替えなら現在の契約内容から検討を始めると、判断がぶれにくくなります。契約期間や解約時の取り扱い、単価の決まり方まで確かめたうえで、料金シミュレーションで数字を確認しましょう。

東京ガスは、ガスとのセット割引などの特典が充実しているのが特長です。Webからいつでも手続きが可能で、料金メニューも多数用意しているため、自分のライフスタイルと照らし合わせながら検討してみてはいかがでしょうか。

注)ポイント付与には条件があります。詳細は各社のWebサイトをご確認ください。

注)この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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