洗濯機の水が出ない

洗濯機の水が出ない原因は?メーカー別エラー対処法と修理費用の目安

洗濯機の水が出ないとき、原因がわかれば自分で対処できる場合があります。しかし、「機械に詳しくないから対応できるか不安」という方もいるでしょう。この記事では、洗濯機の水が出ない場合の原因や、すぐできる対処法、メーカー別エラーコードなどについて解説します。ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2026年09月14日公開日:2026年03月18日

この記事で分かること

  • 洗濯機の水が出ない場合の原因や対処法が分かる!
  • 洗濯機の水が出ない場合のメーカー別エラーコードが分かる!
  • 洗濯機の修理費用の目安が分かる!

洗濯機の水が出ない6つの原因

洗濯機の水が出ない6つの原因

洗濯機の水が出ない場合、主な原因として考えられるのは、以下の6つです。

  1. 蛇口や元栓が開いていない
  2. 工事や点検で断水している
  3. 凍結している
  4. 給水フィルターが目詰まりしている
  5. 給水ホースが外れている
  6. パッキン・内部部品が劣化している

蛇口や元栓が開いていない

洗濯機専用の蛇口や止水栓が閉まっていると、洗濯機に水は供給されません。

引越しやハウスクリーニングの際に閉められたものが、そのままになっているケースも多く見られます。また、蛇口が途中までしか開いていない場合も、水量不足で給水エラーが起こることがあります。

まずは、蛇口や止水栓がしっかり開いているかを必ず確認しましょう。一般的に、蛇口や止水栓は反時計回りに回すと開く仕組みです。

工事や点検で断水している

水道工事や点検によって一時的に断水している場合、洗濯機から水は出ません。この場合、止水栓や蛇口が開いていても給水は不可能です。

また、マンションや集合住宅では、共用部分の工事によって断水することもあります。工事やメンテナンスのお知らせが来ていないか、確認してみましょう。

なお、断水中は洗濯機だけでなく、キッチンや洗面所など他の蛇口からも水が出なくなります。他の場所の水が出るかどうかを確認すると、断水かどうか判断しやすいです。

凍結している

冬場など気温が低い時期には、水道管や給水ホースが凍結し、洗濯機に水が供給されなくなることがあります。特に寒冷地や、屋外に近い蛇口、北側に設置された配管は凍結しやすいため、注意が必要です。

朝方に凍結している場合でも、気温が上がれば自然に解消するケースは少なくありません。水道管に熱湯をかけると破損の原因になるため、無理な解凍は避け、気温の上昇を待ちましょう。

給水フィルターが目詰まりしている

蛇口からは正常に水が出ているのに、洗濯機に水が入らない場合は、給水フィルターの目詰まりが原因の可能性があります。

給水ホースの接続部分には、砂やゴミの侵入を防ぐためのフィルターが取り付けられています。このフィルターが汚れると、水の流れが悪くなり、給水不良を引き起こします。

長期間フィルターを掃除していない場合は、目詰まりを疑いましょう。トラブルを防ぐためにも、定期的な清掃が重要です。

給水ホースが外れている

給水ホースが蛇口や洗濯機本体から外れていたり、途中で折れ曲がっていたりすると、洗濯機に水が供給されません。給水ホースの接続部がしっかり固定されているか、無理な曲がりがないかを確認してください。

特に、引越しや洗濯機の移動後は接続が緩みやすいため、注意が必要です。また、ホースが長すぎると折れやすくなるため、設置環境に合った適切な長さのホースを使用しましょう。

パッキン・内部部品が劣化している

蛇口内部のパッキンや、洗濯機内部の給水弁などの部品が劣化・故障すると、水が出なくなることがあります。止水栓が開いており、蛇口やホースにも異常が見られない場合は、内部部品の不具合を疑いましょう。

使用年数が長い洗濯機や、長期間使っていなかった機器では、部品トラブルが起こりやすくなります。内部部品の修理は専門知識が必要なため、無理に自分で対応せず、修理や交換を検討した方が良いでしょう。

洗濯機の水が出ないときにすぐできる5つの対処法

洗濯機の水が出ないときにすぐできる5つの対処法

洗濯機の水が出ないときは、以下の対処法を試しましょう。

  1. 蛇口・止水栓が開いているか確認する
  2. 給水ホースを付け直す
  3. 給水フィルターを掃除する
  4. パッキンを交換する
  5. 凍結時は温めて溶かす

蛇口・止水栓が開いているか確認する

蛇口・止水栓が開いているか確認する

まず、洗濯機専用の蛇口や止水栓がしっかり開いているかを確認しましょう。閉まっている場合はもちろん、途中までしか開いていない場合も、水量不足により給水されないことがあります。

また、引越しや工事、ハウスクリーニングの際に閉められたまま、開け忘れているケースも少なくありません。開栓後は、洗濯機を再度スタートし、正常に給水されるかを確認してください。

給水ホースを付け直す

給水ホースを付け直す

給水ホースは、一度外して付け直すだけで改善するケースがあります。ただし、給水ホースを外した際に蛇口が開いたままだと水が漏れる可能性があります。洗濯機専用の蛇口を閉めてから行いましょう。

ホースを接続する際は、奥までしっかり差し込み、確実に固定されているか確認します。また、ホースのねじれや折れ曲がりも給水不良の原因になるため、ホースの取り回しもあわせてチェックしてください。

給水ホースが長すぎる場合は、曲がりやすくなるため、設置環境に合った長さのものを使用しましょう。作業後は蛇口を開け、水漏れがないか確認します。

給水フィルターを掃除する

給水フィルターの目詰まりが原因の場合、掃除をすることで給水が再開することがあります。基本的な手順は以下のとおりです。

  1. 蛇口を閉めた状態で洗濯をスタートさせて、給水ホース内の水を抜く
  2. 給水ホースを外して、接続部にあるフィルターを取り出す
  3. フィルターを水で洗い流し、ゴミや汚れを取り除く
  4. フィルターを元に戻し、ホースを正しく取り付ける

汚れが落ちにくい場合は、歯ブラシなどを使って優しく掃除しましょう。掃除後は試運転を行い、正常に給水されるか確認してください。

パッキンを交換する

蛇口や給水ホース内のパッキンが劣化していると、水が出にくくなったり、給水不良が起きたりすることがあります。

パッキンは消耗品のため、定期的な交換が必要です。蛇口や給水ホース内にあるパッキンのサイズを確認したうえで、ホームセンターなどで適合するものを購入し、交換しましょう。

取り付け後は蛇口を開け、水漏れがないか必ず確認してください。

凍結時は温めて溶かす

水道管やカラン(蛇口)が凍結している場合、自然解凍を待つのが基本です。気温が上がらない場合や急ぎで使用したい場合は、凍っている部分を40度程度のぬるま湯を使って徐々に温めて溶かします。手順は以下のとおりです。

まずは、蒸しタオルで給水ホースや接続部分を包む方法がおすすめです。接続部分が溶けたら、必要に応じて給水ホースを外し、ぬるま湯でゆっくり解凍します。凍結が解消して水が流れ始めたら、洗濯機を再起動しましょう。

なお、熱湯を直接かけると配管やホースを傷めるおそれがあるため、絶対に避けてください。

【メーカー別】エラー表示が出ている場合の対処法

洗濯機の水が出ないとき、操作パネルにエラーコードが表示される場合があります。エラーコードはメーカーごとに違うため、取扱説明書やホームページなどから確認してください。

ここでは、給水されない場合のエラーコードと初期対応を、メーカーごとに解説します。

注)エラーコードの内容は機種により異なるため、必ず取扱説明書をご確認ください。

SHARP|「E01」が表示される場合

SHARP製の洗濯機で「E01」が表示されているときは、給水が正常に行われていない状態です。

まず、洗濯機専用の蛇口や止水栓がしっかり開いているかを確認しましょう。問題がなければ、給水フィルターの汚れが原因となっている可能性があります。フィルターにゴミや汚れが詰まっていると、給水が妨げられますが、掃除を行うことで改善することがあります。

これらを確認しても改善しない場合は、断水や凍結、内部部品の不具合や故障を疑いましょう。

HITACHI|「C1」「C01」が表示される場合

HITACHI製の洗濯機で「C1」または「C01」が表示されているときは、給水に異常が発生しています。

まずは、蛇口や止水栓が閉まっていないかを確認しましょう。あわせて、給水ホースの接続状態や給水フィルターの目詰まりもチェックが必要です。なお、「C1」「C01」は、ドア(フタ)がしっかり閉まっていないときにも表示されることがあります。そのほか、断水や凍結が原因となることもあります。

対処してもエラーが繰り返し表示される場合は、本体内部の故障も疑いましょう。

東芝|「C51」が表示される場合

東芝製の洗濯機で「C51」が表示されているときは、給水ができていない状態を示しています。まず、蛇口の開閉状態や給水ホースの接続を確認しましょう。

フィルターが汚れており、水道水圧が毎分約3L以下になると「C51」が表示されることがあります。このようなときは、フィルターを掃除することで改善が期待できるでしょう。また、断水や凍結によって給水できないときにも「C51」が表示されます。

これらを確認しても改善しない場合は、点検や修理の相談を検討しましょう。

Panasonic|「U14」が表示される場合

Panasonic製の洗濯機で「U14」が表示されているときは、給水不良を示しています。

まずは、蛇口や止水栓が開いているかを確認しましょう。次に、給水ホースの接続状態、給水フィルターの汚れ、断水や凍結の有無を確認します。給水ホースを付け直したり、フィルターを掃除したりすることで、給水が再開することがあります。

洗濯機の水が出ない場合に修理が必要なケース

蛇口や給水ホース、給水フィルターなどを確認しても水が出ない場合は、洗濯機本体の内部部品に不具合が生じている可能性があります。この段階になると自分での対処は難しく、業者による修理が必要です。ここでは、修理を検討すべき代表的なケースを解説します。

給水弁や内部部品が故障している場合

蛇口や給水ホースに問題がないにもかかわらず水がまったく出ない場合は、給水弁や内部部品の劣化・故障が疑われます。給水弁は、洗濯機に流れる水量を自動で調整する重要な部品です。

給水弁や内部部品に不具合が生じると、洗濯機は正常に給水できなくなります。給水時に作動音がしない、操作しても洗濯機が反応しないといった状態が見られる場合は、故障の可能性が高いため、専門業者に部品交換や修理を依頼するのが安心です。

エラー表示が何度も出て改善しない場合

自分でできる範囲の対処を行っても、同じエラー表示が繰り返し出る場合は、洗濯機本体の故障が疑われます。給水動作に関わる内部センサーや制御部品に不具合が生じている可能性があります。

エラー表示が何度も出ている場合、無理に使い続けると症状が悪化することもあります。早めに専門業者による点検や修理を検討しましょう。

洗濯機本体から異音がする場合

給水時に、通常とは異なる音が聞こえる場合も注意が必要です。異音とあわせて給水不良が起きている場合は、給水弁などの内部部品に不具合が生じている可能性があります。

内部部品のトラブルは自力での改善が難しいため、無理に分解したり使い続けたりせず、専門業者に修理を依頼しましょう。

洗濯機の修理にかかる費用目安

洗濯機の水が出ないトラブルで修理を依頼した場合、症状や作業内容によって費用が異なります。

作業費は一定範囲に収まることが多いですが、部品代や出張費で総額が変動します。例えば蛇口を交換する際は、蛇口本体の価格が3万円台のものから、機能性の高いものでは10万円以上になることもあります。

また、同じ作業内容でも業者によって作業費用や出張費の設定が異なるため、依頼前に見積もりの内訳を確認しておくと安心です。

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洗濯機から水が出ないときは、蛇口や元栓が開いているかを確認したり、給水ホースを付け直したりと、すぐに試せる対処方法があります。給水フィルターの詰まりが原因になっていることもあるため、まずは確認しやすい部分からチェックすると良いでしょう。

一方で、内部部品の劣化や故障が原因の場合は、自分では対応できません。無理に使い続けると症状が悪化するおそれもあるため、早めに専門業者へ点検や修理を依頼することが大切です。

東京ガスでは水まわりトラブルの修理に対応しています。洗濯機から水が出なくてお困りの方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

  • この記事の監修者

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

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