配管づまり

配管づまりの直し方|原因・業者費用・予防策までわかりやすく解説

配管がつまると水が流れにくくなって、生活のさまざまな場面で不便になります。この記事では、配管がつまる原因や自分で直す方法、予防策について解説します。業者が行う高圧洗浄の仕組みや依頼する場合の相場も紹介するので、配管のつまりが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2026年09月14日公開日:2026年03月18日

この記事で分かること

  • 配管のつまりを自分で直す方法が分かる!
  • 配管のつまりを予防する方法が分かる!
  • 業者が行う高圧洗浄の仕組みや費用が分かる!

配管の奥のつまりを自分で直す最終手段

配管の奥のつまりを自分で直す最終手段

配管がつまった際、業者を呼ぶ前に試せる方法として、以下の4点を紹介します。

  • ワイヤーブラシを使う
  • 真空式パイプクリーナー(ポンプ式)を使う
  • お湯で油脂を溶かす
  • 排水桝(ます)の確認と清掃

これらの方法を試しても解決しない場合は業者に依頼するべきですが、その理由についても見ていきましょう。

ワイヤーブラシで物理的に汚れを除去

ワイヤーブラシとは、長いワイヤーの先端にブラシが付いた清掃用具です。家庭用としては長さ1〜10m程度のものが市販されています。

排水口からワイヤーブラシを挿入し、ゆっくり回転させながら汚れを絡め取ります。力を入れすぎると配管を傷つける恐れがあるため、慎重に操作しましょう。

なお、蛇腹ホースが使われている排水管では破損のリスクが高いため、使用は避けてください。

真空式パイプクリーナー(ポンプ式)を使う

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップよりも強い吸引力でつまりを解消できる道具です。カップを交換することで、キッチン・浴室・洗面所・トイレなど幅広い場所で使用できる点もメリットです。

排水口にカップ部分をしっかり密着させ、ポンプを引くことでつまりを動かします。

お湯を使った油脂の溶解方法

キッチンのつまりに多い油脂汚れには、50〜60度のお湯を使う方法が有効です。お湯で温めると油は柔らかくなり、流れやすくなります。手順は以下のとおりです。

  1. 排水トラップを外す
  2. 排水口にタオルの先端を差し込む
  3. シンクに50〜60度のお湯をためる
  4. 一気に引き抜いて水圧で流す

タオルが配管内に流れ込まないよう、先端だけを差し込み、片側は必ず外に出しておくことがポイントです。また、熱湯を使うと配管を傷める可能性があるため、必ず適温のお湯を使用してください。

排水桝(ます)の確認と清掃

排水桝(ます)の確認と清掃

排水桝は屋外に設置されており、汚水を一時的にためる役割を持つ設備です。小さなマンホールのような形をしており、ここがつまると家全体の排水不良につながります。

掃除の目安は半年に1回程度です。蓋を開けて内部を確認し、溜まったゴミや汚泥を取り除いたあと、排水管の入口付近のつまりを棒などで除去しましょう。

なお、排水桝の中は強いニオイがすることもあるため、作業時はゴム手袋とマスクの着用をおすすめします。

トラブルが解消しない場合|業者へ依頼すべき理由

上記の自己対応でつまりが解消しない場合、それ以上作業を続けるのは危険です。無理に対応しようとして配管を傷つけてしまうと、かえって修理費用が高額になる恐れがあります。

また、何度もつまりを繰り返す場合は、配管の奥深くに原因がある、もしくは経年劣化が進んでいる可能性も考えられます。専門業者であれば原因を正確に特定し、適切な方法で対応できます。

安全とコストの両面を考慮し、改善しない場合は早めに業者へ依頼することが重要です。

配管づまりの原因は? 場所別に解説

配管づまりの原因は? 場所別に解説

配管づまりの原因は、発生する場所によって異なります。家庭のなかでつまりが起こりやすい場所は次のとおりです。

  1. キッチン(台所)
  2. 浴室・洗面所
  3. トイレ
  4. 洗濯機周辺

ここでは、それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

キッチン(台所)の配管づまりの原因

キッチンの配管づまりで最も多い原因は、油脂汚れです。料理で使用した油は、冷えると固まりやすく、配管内に付着して少しずつ蓄積していきます。少量であっても、継続的に流すことでつまりにつながるため注意が必要です。

さらに、食材カスや洗剤の残りカスが油脂と結合すると、塊となって配管をつまらせます。野菜のへたや爪楊枝、スプーンなどの異物を誤って流してしまうことも、つまりの原因の一つです。

特に排水トラップのS字・P字部分には汚れがたまりやすく、長期間放置すると完全につまり、水が流れなくなる場合があります。こうなると自己対応が難しくなり、業者への依頼が必要になるため、早めの対処が重要です。

キッチン排水溝

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浴室・洗面所の配管づまりの原因

浴室や洗面所の配管がつまる主な原因は、以下のとおりです。

  • 髪の毛
  • 石鹸カスやボディクリーム
  • 皮脂汚れ
  • パックの切れ端などの異物

特に髪の毛はつまりの原因になりやすく、石鹸カスや皮脂汚れが付着することで、大きな塊になる可能性があります。

汚れが蓄積すると、ヌメリやカビが発生し、悪臭の原因にもなります。ヘアキャッチャーが設置されていない場合、髪の毛が直接排水管に流れ込み、つまりを引き起こしやすいため、注意が必要です。

また、パックの切れ端やカミソリ刃、ボトルのキャップなどの異物も排水管内に入り込みやすく、つまりの原因となります。

トイレの配管づまりの原因

トイレのつまりは、トイレットペーパーを一度に大量に流した場合に起こりやすいです。流せる許容量を超えると、排水管内でつまりを引き起こします。

また、水に溶けないおむつやサニタリー用品、ペットシートなどを誤って流すことも、深刻なつまりの原因です。

さらに、尿に含まれるアンモニアとカルシウムが結合して固まる「尿石」が配管内に蓄積すると、排水の流れを妨げます。節水型トイレは水量が少ないため、トイレットペーパーや排泄物を十分に流せず、つまりやすい傾向があります。

トイレタンクにペットボトルなどを入れて無理な節水を行っている場合も、同様につまりの原因となるため注意しましょう。

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洗濯機周辺の配管づまりの原因

洗濯機周辺の配管づまりの原因

洗濯機周辺の配管では、糸くずや衣類繊維の蓄積が主なつまりの原因です。衣類に付着した髪の毛などが、排水管へ流れ込むことで、つまりが発生します。洗濯機には糸くずを防ぐフィルターが設置されていますが、完全に防げるわけではありません。

また、洗剤カスが固着して排水の流れを悪くするケースもあります。

洗剤を過剰に使用すると溶け残りが発生し、排水管内に付着しやすくなるため注意が必要です。排水ホースの折れや劣化によって水の流れが妨げられると、汚れがつまりやすくなります。

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配管の経年劣化もつまりの原因に

配管が古くなると、内部にサビや腐食が発生し、流路が狭くなります。その結果、異物や汚れがたまり、つまりを引き起こします。

特に鉄製の配管は、内部に凸凹したコブ状のサビが発生することで、つまる可能性が高いです。また、経年劣化による配管の歪みや接続部の緩みも、排水不良の原因の一つです。

配管の劣化を放置すると、つまりだけでなく破損や水漏れにつながる恐れがあります。修理や交換には専門業者による対応が必要になるため、異常を感じたら早めに相談することが大切です。

業者が行う「高圧洗浄」とは?

排水管のつまりを解消する方法として、専門業者による高圧洗浄があります。ここでは、プロによる高圧洗浄の仕組みや、必要なケース、費用について解説します。

高圧洗浄の仕組みと圧倒的な洗浄力

高圧洗浄は、専用ノズルから高圧の水を噴射し、配管内部にこびりついた油脂汚れやヘドロ、異物を削ぎ落とす方法です。

長さのある専用ホースを使用するため、配管の曲がり部分や奥まで水が届き、市販の道具では除去しにくい汚れにも対応できます。

家庭用高圧洗浄機との違い

高圧洗浄機には専門業者が使う業務用のほかに家庭用がありますが、両者の洗浄力には大きな差があります。

業務用はワイヤー状の専用ホースを使用するため、複雑な配管形状にも対応できます。高い水圧により、長年蓄積した油脂汚れやヘドロといった頑固な汚れも除去可能です。

さらに、業者による高圧洗浄では排水管スコープ(カメラ)を使い、配管内部の状態を確認しながら作業を行うため、目視できない部分のつまりも的確に除去できます。

一方、家庭用は水を直線的に噴射する構造のため、排水管の奥や曲がり部分まで十分に届きません。水圧も業務用と比べると弱く、排水管スコープによる確認も行えません。

高圧洗浄が必要なケース

自己対応ではつまりが解消できない場合や、つまりが毎月複数回発生するなどトラブルを繰り返している場合は、高圧洗浄を検討するタイミングです。

また、悪臭が取れない、排水の流れが常に悪いといった状態が続くと、日常生活にも支障をきたします。このような場合も、高圧洗浄によって早めに根本原因を解消することをおすすめします。

前回の高圧洗浄から5年以上経過している場合も、配管内に汚れや異物が蓄積している可能性が高いため、予防目的として実施を検討すると良いでしょう。

高圧洗浄の費用と所要時間の目安

一般的な戸建て住宅の場合、高圧洗浄の費用相場は30,000〜40,000円程度が目安です。また、同じ作業内容でも業者によって作業費用や出張費の設定が異なるため、依頼前に大まかな費用を確認しておくと安心です。

配管をつまらせないための予防策

配管のつまりを予防するためには、日常的な予防習慣と定期メンテナンスが必要です。ここでは、場所別に具体的な予防策を紹介します。

キッチンでの予防習慣

油は排水口に流さず、キッチンペーパーなどでフライパンや皿の油を拭き取ってから洗いましょう。排水ネットを使えば、大きな食材カスが流れ込むのを防げます。ただし、細かなカスはネットを通り抜けるため、できるだけゴミ箱へ捨てるのがおすすめです。

三角コーナーはこまめに清掃し、汚れが排水口へ流れないよう注意しましょう。

また、シンク使用後に50度程度のお湯を数秒流す、または週1回程度パイプクリーナーを使うことで、油汚れの蓄積を防げます。

浴室・洗面所での予防習慣

ヘアキャッチャーを設置し、使用後すぐに髪の毛を取り除くことで、汚れが絡み合ってつまるのを防げます。それでも髪の毛が排水管内に付着するため、月1回程度はパイプクリーナーを使用すると効果的です。

排水口はこまめに清掃し、石鹸カスや皮脂汚れがたまらないように洗い流す習慣をつけましょう。これにより、排水管の流れを良好な状態に保てます。

トイレでの予防習慣

トイレットペーパーは適量ずつ流し、一度に大量に流さないことが基本です。使用量が多い場合は、途中でこまめに流すことでつまりを防げます。

水に溶けないティッシュやペーパー類は流さないよう注意しましょう。尿石は蓄積すると除去が難しくなるため、定期的な便器清掃が予防につながります。また、過度な節水はつまりの原因になるため、適切な水量で流すことが大切です。

洗濯機周辺での予防習慣

糸くずフィルターがつまると排水不良を起こすため、使用のたびに清掃しておきましょう。洗濯機周辺や排水口もこまめに掃除し、汚れの蓄積を防ぐことが重要です。排水口は月1回程度、状態を確認しておくと安心です。

洗剤は必ず適量を守り、入れすぎないようにしましょう。定期的に洗濯槽クリーナーを使用することで、排水に流れる汚れの発生を抑えられます。

定期メンテナンスの重要性

状況に応じて数年に1回程度は、専門業者による配管点検や高圧洗浄を行い、つまりの予防と配管の劣化を早期に発見しましょう。

また、定期的なメンテナンスは配管寿命を延ばし、大規模な修理を防ぐことで長期的なコスト削減につながります。

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自分で解決が難しい場合は東京ガスにおまかせ

配管のつまりは、ワイヤー式パイプクリーナーや真空パイプクリーナーなどを使用することで、自分で解決できるケースもあります。自分での解決が難しい場合は無理に対応せず、専門業者に依頼してください。専門業者による高圧洗浄なら、配管の奥のつまりまで改善できます。

また日頃からつまりを予防する習慣を続ければ、つまりによる不都合や出費を防げます。業者による定期メンテナンスも利用しながら、つまりを予防しましょう。

東京ガスでは配管のつまりトラブルに対応しています。配管のつまりでお困りの方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

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  • この記事の監修者

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

    東京ガスの修理サービス コラム編集チーム

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