この記事で分かること
- トイレ配管のつまりの原因が何かが分かる!
- トイレ配管がつまった際に、自分でできる対処法・掃除方法が分かる!
- トイレ配管のつまりを放置した場合のリスクが分かる!
「便器の奥」のつまりのサインと見分け方

トイレの不調の原因には、便器内のつまりと、便器の奥にある配管のつまりがあります。症状が似ているため判断が難しいケースもありますが、いくつかのサインを確認することで見分けることが可能です。
ここでは、配管つまりの典型的なサイン(水位上昇・異音・悪臭)と、便器内のつまりとの見分け方について、以下の4つをご紹介します。
- 便器内のつまりと配管つまりの違い
- 水を流すと水位が上がる・下がりが遅い
- ゴボゴボ・コポコポと異音がする
- 床や排水口から下水のような悪臭がする
便器内のつまりと配管つまりの違い

便器内のつまりは、水を流すとすぐに水位が上昇し、トイレットペーパーや異物が便器内に見えるのが特徴です。この場合、基本的にはラバーカップ(すっぽん)で比較的簡単に解消できます。
一方、配管つまりの場合は症状がすぐに現れないことも多く、水位が不安定に上下したり、異音が繰り返し発生したりします。配管つまりは、便器のS字トラップを超えた先の排水管や排水桝(はいすいます)で発生するケースが一般的です。
また、トイレだけでなく、洗面所や浴室など複数の水まわりで流れが悪くなる場合は、配管全体にトラブルが起きている可能性が高いでしょう。
水を流すと水位が上がる・下がりが遅い
水を流したあと、便器内の水位がなかなか下がらない、または一時的に上がってから徐々に下がるといった状態が見られる場合、排水管の流れが悪くなっている可能性があります。
タンクから供給される水と排水がうまく処理できず、水位が上昇するのは配管つまりの典型的な症状です。
この状態を放置すると、便器から汚水があふれるリスクがあるため、異変に気づいた段階で、早めに対処しましょう。

2026年01月19日
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ゴボゴボ・コポコポと異音がする
水を流すたびに、便器内や床下から「ゴボゴボ」「コポコポ」という音がする場合も、配管のつまりが疑われます。これは排水管内の空気が抜けない状態であり、つまりの初期症状の可能性があります。
なお、便器の中から音がする場合は比較的軽度なケースが多い一方、床下や配管付近から音がする場合は、排水管そのものにトラブルが起きている可能性が高いです。異音を放置すると、つまりが悪化し完全に流れなくなる恐れがあるため、早めの対処が必要です。
床や排水口から下水のような悪臭がする
便器や床、排水口付近から下水のような悪臭がする場合、配管内で汚水が滞留している可能性が高い状態です。
通常、トイレには「封水(ふうすい)」と呼ばれる一定量の水があり、排水管の奥からのニオイを防いでいます。しかし、排水管のつまりやトイレタンクの不具合によって、この仕組みが正常に機能しなくなると悪臭が発生することがあります。
また、排水トラップの封水切れもニオイが発生する原因の一つです。床下の配管から強い悪臭がする場合は、配管つまりが進行している可能性が高く、衛生面の観点からも早急な対処が求められます。
原因箇所の特定と自分でできる掃除方法
次に、トイレの配管つまりが起こるおもな原因4つを解説します。また、自分でできる掃除方法として、以下もご紹介します。
- 配管つまりのおもな原因4つ
- お湯を使った掃除方法
- ラバーカップ(すっぽん)を使った掃除方法
- 薬品・洗剤を使った掃除方法
- ワイヤーブラシを使った掃除方法と自力で直せない場合の見極め

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配管つまりのおもな原因4つ
トイレの配管がつまる原因として、おもに次の4つが挙げられます。
- トイレットペーパーの大量使用
- 異物の流入
- 排水管の劣化
- 排水桝への雨水・泥・落ち葉の流入
トイレットペーパーは一度に大量に流さず、5cm程度を目安に複数回に分けて流すと安心です。特に節水型トイレは水量が少なく、つまりやすいため注意が必要です。
異物の流入には、生理用品・おむつ・ティッシュ・おもちゃ・スマートフォンなど、水に溶けないものが原因になるケースが多く見られます。
そのほか、排水管の経年劣化による変形やひび割れ、勾配(こうばい)不足によって汚水が滞留することや、屋外の排水桝に雨水や泥、落ち葉がたまり、排水が逆流してトイレに影響を及ぼすケースもあります。

2025年03月21日
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お湯を使った掃除方法

トイレの配管つまりでは、お湯を使って掃除するのが有効です。掃除の方法は以下の順序で行いましょう。
- 40~60℃のお湯を便器にゆっくり注ぐ(熱湯は陶器の便器を傷めるため厳禁)
- トイレットペーパーや排泄物を柔らかくして流れやすくする
- お湯を注いだら30分〜1時間程度放置する
- 水を流して確認する
冬場で寒い時期などは紙がほぐれにくいため、お湯の利用は特に効果的です。一度で解消されない場合は数回試してみましょう。水溶性の汚れやトイレットペーパーのつまりの解消が期待できます。
ラバーカップ(すっぽん)を使った掃除方法
トイレがつまったときに、自宅で試しやすい対処法の一つが、ラバーカップ(すっぽん)です。ラバーカップには和式用・洋式用があるため、便器の形状に合ったものを使用しましょう。
ラバーカップを使ってつまりを解消する手順
- 排水口にカップを密着させてゆっくり押し込み、空気を抜く
- 一気に引き抜く(押す力より引く力が重要)
- 「押してゆっくり、引いて勢いよく」を数回繰り返す
- つまりが解消されたらラバーカップを取り出す
より強力に作業したい場合は、真空式パイプクリーナーを使うのも一つの方法です。ラバーカップより吸引力が高く、頑固なつまりにも効果が期待できます。

2025年02月04日
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薬品・洗剤を使った掃除方法
トイレの配管つまりの対処法として、市販の薬品や洗剤を使う方法もあります。市販のアルカリ性パイプクリーナーは、髪の毛や油汚れなどのタンパク質・油脂汚れに効果が期待できます。
尿石が原因のつまりや流れの悪さには、尿石を中和・溶解できる酸性洗剤の使用が有効です。
ただし、塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜると有毒ガスが発生する危険があるため、混ぜないでください。使用前には説明書を読み、安全に使用することが大切です。また、掃除をする際は換気を十分に行い、ゴム手袋を着用して作業するようにしましょう。
ワイヤーブラシを使った掃除方法と自力で直せない場合の見極め
便器の奥まで届く専用のトイレ用ワイヤーブラシを使用し、つまりを解消する方法もあります。ワイヤーブラシは、つまりを押し流すのではなく、削り取ったり引っ掛けて取り除いたりする道具で、使い方は以下のとおりです。
- ワイヤーをゆっくり押し込み、つまりに当たったら回転させてほぐす
- 配管を傷つけないよう慎重に作業し、無理に押し込まない
- 何度試しても改善しない、固形物がつまっている、床下から異音がする場合は業者に連絡する
ただし、配管の奥深くで発生しているつまりは、自力で解消できないこともあります。無理をせず、改善しない場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
業者が行う「高圧洗浄」や「トーラー(ワイヤー作業)」の効果と料金相場

トイレのつまりが自分では解消できない場合、専門業者による作業が必要です。業者が行う方法には、大きく分けて「高圧洗浄」や「トーラー(ワイヤー作業)」の2種類あります。
ここでは、それぞれの作業で期待できる効果と、つまりの程度によって異なる料金相場について詳しく解説します。
高圧洗浄の効果とメリット
トイレの高圧洗浄は、高圧の水流で配管内部を徹底洗浄する専門作業です。この方法では水道水の50倍以上の水圧を利用できるため、尿石・油脂・汚れ・つまりを根こそぎ除去できます。
高圧洗浄では配管の奥深くまで洗浄できるため、つまりの再発を防ぎ、清潔なトイレを保てます。なお、高圧洗浄は定期メンテナンスとしても有効であり、長期的に行えばトイレの設備が長持ちするのもメリットです。
トーラー(ワイヤー作業)の効果とメリット
トーラーとは、金属のワイヤーの先にドリルやブラシなどがついている掃除道具です。ワイヤー作業では、このトーラーを長く伸ばして配管の奥まで差し込み、固形物や頑固なつまりを物理的に削ったり砕いたりして除去します。
専門業者は、配管を傷めにくい専用機材を使って作業を行うため、安全性が高い点もメリットです。高圧洗浄では解消できないつまりや、異物が原因となっているケースに特に効果を発揮します。
便器脱着が必要なケース
トイレのつまりの中には、便器を取り外さなければ解消できないケースもあります。便器脱着は、配管の奥深くでつまりが発生している場合や、スマートフォン・おもちゃ・アクセサリーなどの異物が落下してしまった場合に行う大がかりな作業です。
この作業では、便器本体の脱着に加えてタンクの取り外しも行い、直接配管へアクセスして原因を除去します。費用は3万〜6万円程度が目安ですが、便器交換が必要な場合はさらに高額になる可能性があります。
トイレつまり修理費用の相場と追加料金
トイレのつまりは、原因によって修理費用が異なります。例えば、トイレットペーパーや排泄物など、水溶性のつまりの修理費用は1.5万円以内程度ですが、スマートフォンやオムツなど非水溶性のつまりでは便器の脱着などが必要なため、修理費用が高額になります。
トイレ修理の詳細な費用については以下からご確認ください。
放置した場合の「逆流」のリスク
トイレの流れが悪い状態をそのままにしていると、ある日突然、汚水が逆流するおそれがあります。配管のつまりは時間とともに悪化しやすく、軽度の不調でも放置することで被害が広がるケースも少なくありません。
ここでは、トイレつまりを放置した場合に起こり得る「逆流」のリスクや、その危険性について解説します。
汚水の逆流で便器から水があふれる
配管つまりを放置すると、便器から汚水があふれて床が水浸しになる恐れがあります。住居がマンションの場合、階下への漏水被害が発生し、多額の賠償責任が生じるリスクも高まるでしょう。
水漏れにより、床材や壁紙が汚水で汚染され、張り替えが必要になる可能性もゼロではありません。こういった汚れは衛生的にも非常に危険な状態で感染症のリスクもあり、住まいの環境状態が悪化します。
配管の内圧上昇による破損・水漏れ
配管のつまりを放置すると、内部に水や汚れがたまり続け、配管内の圧力が高まって破裂や亀裂が生じる恐れがあります。
これにより床下浸水が発生し、床材や壁の内部まで水が回ると、腐食やカビの原因となり、大規模なリフォームが必要になるケースも少なくありません。
被害が広がると修理費用が高額になりやすいですが、早期発見・早期対処することで、比較的軽度な修理で済むでしょう。トラブルを深刻化させないためにも、違和感を覚えたら放置せずに、早めに対応することが重要です。
悪臭・害虫の発生で生活環境が悪化
トイレがつまると下水のニオイが室内に充満し、生活に支障をきたす可能性があります。また、ニオイを防ぐ排水トラップの封水が切れた場合、害虫が侵入するリスクもあります。
このような状況では衛生環境が悪化し、健康被害のリスクの心配も出てくるでしょう。さらに、住んでいる人間だけではなく近隣住民にも迷惑がかかり、トラブルの原因になる可能性があります。
配管つまりを予防する日常メンテナンス

トイレの配管つまりは、日々のちょっとした使い方やお手入れで予防できる場合があります。大きなトラブルに発展する前に、日常的なメンテナンスを心がけることが大切です。
ここでは、配管つまりを防ぐために、家庭で無理なく続けられる基本的な予防方法をご紹介します。
適切なトイレの使い方
トイレを使用する際は、適切な使い方をすることが大切です。具体的には、トイレットペーパーは一度に5cm以上流さず、少量ずつ数回に分けて流すようにしましょう。
また、ティッシュ・おしりふき・生理用品などの異物は、流さないようにしてください。
さらに、流す際に「大」と「小」を正しく使い分けることも重要です。排泄物は「大」を使用し、水量不足によるつまりを防ぎましょう。
なお、節水のためにタンク内にペットボトルなどを入れる行為は、水量が不安定になり、配管つまりを引き起こす原因となるため注意が必要です。
定期的な掃除と点検

トイレの配管つまりを防ぐためには、日頃からの掃除と点検を習慣にすることが効果的です。市販のパイプクリーナーを定期的に使用することで、配管内に汚れがたまるのを予防できます。汚れの種類に応じて洗剤を使い分けると、より高い効果が期待できるでしょう。
例えば、尿石が気になる場合は酸性洗剤を使って便器や配管を掃除するのがおすすめです。一方、トイレットペーパーや皮脂汚れの対策にはアルカリ性の洗剤が向いています。ただし、洗剤を使う際は使用方法を確認し、異なる種類の洗剤を混ぜないよう注意してください。
また、屋外にある排水桝も、定期的に点検・清掃しておくと安心です。雨水や泥、落ち葉がたまると排水不良の原因になるため、自分での作業が難しい場合は無理をせず、専門業者に依頼しましょう。
そのほか、水の流れが悪くなっていないか、異音や悪臭が発生していないかを日頃からチェックしておくことで、トラブルの早期発見につながります。
業者による定期メンテナンス
配管のトラブルを未然に防ぐためには、業者による定期的なメンテナンスも有効です。高圧洗浄を定期的に行うことで、配管内部の汚れをしっかり除去でき、つまりの発生を防ぎやすくなります。
また、早い段階で異常を見つけて対処することで、大がかりな修理を避けられ、結果的に修理費用を抑えられる点もメリットです。
トイレを設置してから10年以上経過している場合は、一度配管の点検を受けておくと安心でしょう。つまりが完全に起こる前に管内清掃を行うことが、トラブル予防につながります。
東京ガスではつまりの修理に対応しています。トイレ配管のつまりでお困りの方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。
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自分で解決が難しい場合は東京ガスにおまかせ
トイレのつまりの原因には、「便器のつまり」と「配管のつまり」があり、症状によって見分けることが大切です。水を流すと水位が上がる・下がるまでに時間がかかる、ゴボゴボと異音がする、下水のような悪臭がする場合は、配管のつまりが疑われます。
軽度のつまりであれば、ラバーカップや薬品・洗剤を使って自分で対処できることがあります。ただし、異物が原因の場合や症状が改善しない場合は、無理をせず専門業者に依頼することが重要です。つまりを放置すると、汚水の逆流や配管の破損など、被害が拡大するリスクが高まるため注意しましょう。
東京ガスでは、トイレのつまりをはじめとした水まわりの修理に対応しています。トイレの流れに違和感がある方や、早めに点検・修理を検討したい方は、以下のページを参考にしてください。

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