給湯器の故障原因と修理・交換方法
給湯器の「使用中に水になる」「お湯が出ない」「追い焚きができない」といったトラブルに対応します。
給湯器の使用中に水になる
原因と対処方法
機器の故障、水圧の変動による影響が考えられます。電源を入れ直しても同じ症状の場合は修理が必要です。
給湯栓を開いてもお湯が出ない
原因と対処方法
機器の故障、台風や湿気の影響で機器内の漏電ブレーカー、機器の電源が入っていないことが考えられます。家(分電盤)のブレーカー、機器の電源コンセントが外れていないことを確認してください。ブレーカーや電源コンセントを入れ直しても同じ症状が続く場合は修理が必要です。
追い焚きができない
原因と対処方法
循環口フィルターつまりが考えられますので、清掃をお願いします。電源(運転スイッチ入れ直し)を入れ直しても同じ症状が続く場合は修理が必要です。
お湯の温度が安定しない(熱い・ぬるい)
原因と対処方法
水圧の変動による影響、リモコンの温度設定が考えられます。機器の給水口(水抜き栓)フィルターが詰まった場合には水圧の影響を受けやすくなりますので清掃をお願いします。電源(運転スイッチ入れ直し)を入れ直しても同じ症状が続く場合は修理が必要です。
煙が発生している / 変なにおいがする
原因と対処方法
排気口から煙が出ている場合は、煙の色に注目してください。
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白い煙が出ている場合
排気ガス中の水蒸気によるものです。これは外気温が低い季節によく見られる現象で、故障ではありません。ただし、白い煙が出続ける、異臭がする、外気温が高いにもかかわらず白い煙が出ているといったケースでは修理や交換が必要になることもあります。 -
黒い煙が出ている場合
不完全燃焼していると考えられますので、給湯器の使用は中止してください。すぐに修理や交換が必要です。
変なにおいがする場合は、どのようなにおいがするかによって対応が異なることがあります。
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ガスのにおいがする場合
状況によってはすぐに対処する必要があります。新設の給湯器の排気口からの異臭は、組み立て時に使用された機械油の燃焼が原因であることが多く、この場合は故障ではありません。しかし、においの発生が長く続く場合は点検をおすすめします。
なお、プロパンガス(LPガス)用給湯器はガスの残量が少なくなると排気口からガスのにおいが発生します。これは故障ではありません。ただし、常にガスのにおいがする場合は機器内やパイプ接続部でのガス漏れの可能性があります。すみやかにガス会社に連絡し、点検をしてもらいましょう。 -
酸っぱいにおいや目への刺激があるにおいがする場合
給湯器内のゴム部品劣化や金属腐食が原因と考えられます。ガス漏れにつながるおそれもあるので、安全のために使用を控え、早急に修理や交換を行ってください。
変な音がする
原因と対処方法
運転後のファンの音(ブーン)、モーターの作動音(ブオーン)は機器の正常な作動音で、通常3〜5分で停止します。ポンプの回転音(ウーン)も凍結予防や予約時刻前の残り湯点検のために発生するもので、故障ではありません。
屋外設置型の追い焚き専用風呂がまの蒸発音(ジュージュー)や電源が入っている状態の給湯器から発生する音(ピヨピヨ)も正常な作動音です。
ホラ貝のような音(ボー)や笛のような音(ピー)がする場合は、空気とガスのバランスの崩れやファンモーターの不具合が発生していると考えられます。
また、運転中などに小さな爆発音(ボン)がする場合は、不完全燃焼やガス漏れが起こっている可能性があります
こういった音がするときには早急に修理や交換が必要です。
上記に該当する症状がない
トラブル例
・お湯張りの水位不良
・水漏れしている
・リモコンが表示しない、操作できない
など
上記に該当する症状がない方は、こちらのWeb故障診断をご覧ください。
交換・修理の流れ
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