この記事でわかること
- 浴室乾燥機の後付けができるかどうかがわかる!
- 浴室乾燥機を後付けする場合の費用相場がわかる!
- 浴室乾燥機の後付けのメリットやおすすめのメーカーがわかる!
浴室乾燥機の後付けはできる?
浴室乾燥機の後付けは可能です。
浴室乾燥機の初めての取り付けは、専門業者よる電気工事・換気ダクト工事が必要。
具体的には、乾燥機のハイパワーな稼働に耐えるための「専用の電気回路(ブレーカー)」の増設工事や、天井裏のダクト加工、壁面の補強などが発生します。
特にマンションの場合は、管理組合への申請が必要なほか、電気容量の制限で設置できないケースも少なくありません。
工事費用も本体代とは別に10万円以上かかることが多く、「予算と住まいの条件」が合致することが取り付け条件となります。なお、東京ガスの機器交換では、新規設置は取り扱いをしておりません。
既存設置された浴室乾燥機を交換するケース
すでに浴室乾燥機が設置されており、故障や経年劣化をきっかけに最新モデルへ新調するケースが「交換」に該当します。
交換の場合、既存の開口部や配線をそのまま活用できるため、新規設置に比べて工事時間が圧倒的に短く(約2〜3時間)、費用も大幅に抑えられるのが最大のメリットです。
「最近、乾燥の効きが悪くなった」「異音が気になる」といった悩みも、最新機種に交換するだけで一気に解決します。
最新モデルは省エネ性能も格段に向上しているため、光熱費を抑えながら、より強力な乾燥・暖房機能を手に入れることが可能です。
なお東京ガスの機器交換では、最短当日注)での見積もりが可能です。
注)日曜・祝日、平日17時以降のお問い合わせ、混雑、申し込み内容の不備、その他の事情によって、当日中の見積もり提示ができない場合がございます。
浴室乾燥機の後付け・交換工事の費用相場
浴室乾燥機の導入を検討する際、最も重要なポイントは「現在の設置状況」です。
費用相場は、新しく設備を導入する「新規後付け」か、古い機種を新しくする「交換」かによって大きく異なります。
どちらのケースも、費用の内訳は「製品本体代」と「取り付け工賃」の合算ですが、新規の場合は電気配線の増設やダクト加工といった付随工事が発生するため、工程が多くなる分、費用も高くなる傾向にあります。
一方、交換は既存の設備を活かせるため、比較的コストを抑えやすいのが特長です。まずはご自身の浴室がどちらのパターンに該当するかを確認し、それぞれの適正な相場を把握することが、納得のいくリフォームへの近道となります。
浴室乾燥機の後付け工事の費用相場
換気扇しかない浴室に初めて電気式の浴室乾燥機を導入する際の費用相場は、おおむね10万円台を見込んでおくとよいでしょう。
このケースで費用が高額になりやすい最大の理由は、電気工事の必要性です。
浴室乾燥機は消費電力が大きいため、分電盤から浴室まで単独で電気を引く「専用回路の増設工事」が必須となります。
また、天井に乾燥機を収めるための開口(穴あけ)作業や、排気用のダクト新設、重さに耐えるための天井補強など、大掛かりな付帯工事が重なることが一般的です。
設置する場所が天井か壁か、あるいは戸建てかマンションかといった建物の構造によっても作業内容が変動するため、事前の現場調査による詳細な見積もりが不可欠です。
浴室乾燥機の交換工事の費用相場
すでに設置されている浴室乾燥機を新しいモデルへ取り替える場合、費用の相場は8万円〜25万円以内に収まることが一般的です。
新規設置と比較して安価な理由は、すでに専用の電気回路や排気ダクトが備わっており、それらをそのまま活用できるケースが多いからです。
主な作業は「旧機種の撤去・処分」と「新機種の据え付け」で、工事時間も数時間程度で完了します。
ただし、既存の設置穴と新機種のサイズが合わない場合には、開口部を調整するための「隙間パネル(部材)」の費用や追加工賃が発生することもあります。
選ぶ機種の機能(200Vのハイパワーモデルや除菌機能付きなど)によって総額は変動しますが、基本的には既存のインフラを活かした効率的な改修が可能です。
浴室乾燥機の後付け・交換のメリット
浴室乾燥機には、洗濯物を乾かす機能だけでなく、浴室を暖める「暖房機能」も備えていることが多いです。暖房機能がある浴室乾燥機を後付けするメリットは、次のとおりです。
- ヒートショック対策になる
- 冬場の入浴準備が快適になる
ヒートショック対策になる
浴室乾燥機の暖房機能を活用すれば、ヒートショックのリスクを軽減できます。
ヒートショックとは、急な温度変化によって血圧が大きく変動する状態です。身体への負担が大きく、脳卒中や心筋梗塞などにつながる可能性もあります。
冬場の冷えた浴室を暖房機能で事前に暖めておけば、急激な温度差を抑えられるため、安全に浴室を利用できるでしょう。
冬場の入浴準備が快適になる
浴室乾燥機の暖房機能は、冬場の快適な入浴にも貢献します。
冬の浴室は他の部屋の暖気が届きにくく、寒い環境で入浴準備をするケースも少なくありません。
小さな子どもや高齢の方がいる家庭では、寒い浴室での準備に時間がかかることもあります。
暖房機能で浴室をあらかじめ暖めておけば、冬でも寒い思いをすることなく、落ち着いて入浴準備ができる環境が整います。
浴室乾燥機・浴室暖房にかかる電気代目安
浴室乾燥機・浴室暖房にかかる、1時間あたりの電気代の計算方法は、以下のとおりです。
浴室乾燥機の1時間あたりの電気代=消費電力(kWh)×電気代単価(円/kWh)
なお、電気代単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「31円/kWh(税込・令和4年7月22日改定)」を目安として採用しています。
BS-161H-2の場合、乾燥の消費電力は 1.2kW 程度です。そのため、1時間あたりの電気代は、1.2kWh×31円/kWh=37.2円となります。
また、暖房の消費電力は 1.25kW 程度です。そのため~1時間あたりの電気代は、1.25kWh×31円/kWh=38.75円となります。
つまり、電気代については、浴室乾燥機・浴室暖房に大差はありません。ただし、機種や浴室の気温・湿度、料金メニューなどによって電気代が変動するため、あくまで参考にとどめてください。
浴室乾燥機 | 浴室暖房 | |
|---|---|---|
消費電力目安 | 約1.2kW | 約1.25kW |
1時間あたりの電気代目安 | 37.2円 | 38.75円 |

2025年10月06日
浴室乾燥機の電気代ってどれくらい?節約のポイント8選
浴室乾燥機の電気代を、季節や家族構成などでシミュレーションしながら解説します。また、暖房や涼風など機能別で電気代を抑えるポイントも詳しく解説。浴室乾燥機にかかる電気代について理解を深めて節約につなげたい方は、ぜひ参考にしてください。
浴室乾燥機を後付けする方法(ユニットバス対応)
浴室乾燥機を後付けする方法は、大きく分けて以下の2つです。
- ビルトイン(天井埋め込み)型
- 壁掛型
どちらを採用するかは、浴室の構造や天井スペースの有無によって異なります。
ビルトイン(天井埋め込み)型
ビルトイン(天井埋め込み)型は、既存の換気扇と入れ替える形で天井に設置する方法です。
凹凸が少ないため空間を圧迫せず、すっきりとした見た目に仕上がるため、ユニットバスでも一体感を得やすいのが特長です。また、種類が多いため、予算や好みに合わせた選択がしやすい点もメリットといえるでしょう。
ただし、天井開口サイズや内部スペースによっては設置できない場合があります。
壁掛型
壁掛型は、浴室内または浴室近くの壁面に設置する方法です。天井工事が難しい場合の選択肢となります。
既存の換気扇を利用できるため、比較的簡単に設置でき、費用が抑えやすいのも特長です。
壁に穴を開けて設置することも可能ですが、窓が大きい場合は設置できないことがあります。
また、機種や設置位置によっては乾燥範囲に制限が出る場合があります。
浴室乾燥機を取り付ける際の注意点
浴室乾燥機を後付けする場合は、以下のポイントに注意が必要です。
- 換気扇の有無やサイズを確認する
- 分電盤の空きを確認する
条件が合わなければ、施工トラブルや想定外の追加工事が発生しかねないため、しっかり確認しておきましょう。
換気扇の有無やサイズを確認する
既存の換気扇がある場合は、入れ替え設置が可能か確認しましょう。
サイズや形状が合わない場合は、天井開口の調整など追加工事が必要になることがあります。
ユニットバスでは天井裏のスペースが限られるため、内部スペースの確保も重要です。
換気扇と照明の間に十分なスペースがない場合、安全面の観点から設置できないケースもあります。
換気扇がない浴室では、新たに換気設備を設ける工事が必要です。
天井工事が難しい場合は、換気扇を設置せずに対応できる壁掛タイプが選択肢となります。
分電盤の空きを確認する
浴室乾燥機や浴室暖房は、専用回路や専用ブレーカーが必要になる場合があります。
分電盤に空きがない場合は、ブレーカーの増設や電源工事が発生する可能性があります。
分電盤の空きはブレーカーのスイッチ部分から確認可能です。
スイッチが設置されていない箇所があれば空きがある状態です。
また、電源仕様(100V・200V)によって工事内容や費用が変わるため、こちらも事前に確認してください。
おすすめの浴室乾燥機
浴室乾燥機は、さまざまなメーカーから多くの機種がリリースされています。中でもおすすめなのが以下の4つです。
- マックス|電気式浴室乾燥機
- パナソニック|ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機
- ノーリツ|温水式浴室乾燥機
- リンナイ|温水式浴室乾燥機

2025年09月04日
浴室暖房乾燥機はガス式と電気式のどちらがよい?種類別の特徴を解説
浴室暖房乾燥機には、洗濯物の乾燥や浴室を暖める機能があるので、梅雨や冬の時期でも快適に浴室を使用できます。 浴室暖房乾燥機にはガス式と電気式の2種類があるため、違いがわからずどちらがよいか悩むかもしれません。 本記事では、浴室暖房乾燥機のガス式と電気式の特徴を解説しています。 どちらがおすすめか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
マックス|電気式浴室乾燥機
マックスの電気式浴室乾燥機は、ガス設備がない住宅でも導入しやすい点が特長です。DCモーター搭載により、消費電力を抑えながら効率的に運転できます。
浴室内のピンクぬめり(ピンク色のヌメリ)の発生を抑制する機能を備え、清潔な環境を保ちやすい設計です。プラズマクラスターイオンにより、衣類の静電気を抑える効果も期待できます。
パナソニック|ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機
パナソニックのミストサウナ付き浴室暖房乾燥機は、給湯器と連動する温水式です。
入浴前に浴室を暖められる予備暖房機能を搭載しています。
自動モードにより運転を最適化し、カビの発生を抑制しやすい設計です。
24時間常時換気機能を備えたタイプでは、浴室だけでなく住まい全体の空気環境を整えやすい点も特長です。
ミスト機能付きタイプであれば、自宅でミストサウナを利用できます。
ノーリツ|温水式浴室乾燥機
ノーリツの温水式浴室乾燥機は、温水式ならではの安定した暖房・乾燥性能を備えています。
専用アプリに対応し、外出先から操作できる点も特長です。
天気予報と連動し、雨天時や花粉が多い日に浴室乾燥を促す機能を備えています。
浴室内の湿度を検知する自動乾燥モードにより、無駄を抑えた運転が可能です。
リンナイ|温水式浴室乾燥機
リンナイの温水式浴室乾燥機は、浴室内の人の動きや温度を感知し、状況に応じて暖房運転を行います。
衣類約2kgを約60分で乾燥できる性能を備えています。
プラズマクラスター25000を搭載し、専用コースによりピンクぬめりの原因菌を抑制しやすい設計です。
ミスト機能を活用してカビの発生を抑え、掃除の負担軽減にも配慮されています。
まとめ
浴室乾燥機の後付けには、「新規設置」と「交換」の2つのパターンがあります。
自宅の環境によって工事内容や設置できる機器が異なるため、事前に専門業者へ相談すると良いでしょう。
浴室乾燥機は健康面や快適性の向上につながりますが、条件を確認せずに進めると追加工事が発生する場合もあります。
各メーカーの特長を比較し、生活スタイルに合わせて検討しましょう。




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