この記事でわかること
- 電気代が高くなる原因と、世帯別の平均的な電気代の目安がわかる!
- 家電の使い方や契約内容を見直して電気代を安くする具体的な方法がわかる!
- 電力会社の切り替えやガス・電気のセット契約で得られるメリットがわかる!
平均的な電気代はいくら?

自分の電気代が高いのか安いのかを判断するには、一般的な水準を知ることが大切です。総務省統計局の家計調査によると、2025年の世帯人数別の電気代(1ヶ月の平均)は次のとおりとなっています。
世帯人数 | 電気代(1ヶ月平均) |
|---|---|
1人暮らし | 7,337円 |
2人暮らし | 12,144円 |
3人暮らし | 13,915円 |
4人暮らし | 13,928円 |
5人暮らし | 15,665円 |
出典:
家計調査 家計収支編 単身世帯|総務省統計局
家計調査 家計収支編 二人以上の世帯|総務省統計局
世帯人数が増えるほど電気代も上がる傾向にありますが、3人暮らしと4人暮らしのように、人数が増えても金額が大きく変わらないケースもあります。自宅の電気代が平均よりも高い場合は、使い方や契約内容を見直す余地があるでしょう。
電気代が高くなる4つの原因

電気代が高くなる原因はさまざまです。ここでは、毎月の電気代に影響しやすい主な4つの原因を解説します。
冷暖房を使う頻度が増えた
夏季や冬季に電気代が上がる場合は、冷暖房の使用頻度が影響している可能性があります。特に冬場は、ハロゲンヒーターやホットカーペットなど、エアコン以外の暖房器具を使うケースも少なくありません。これらの機器の中には電気使用量が大きいものもあり、電気代が上がる原因になります。
エアコンの電気代が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
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2026年07月24日
エアコンの電気代はどう計算すればよい? 計算方法や節約術・つけっぱなしにした方が安いのか解説
エアコンの電気代の計算方法や、節電するための工夫を紹介します。「エアコンをつけっぱなしにしておいた方が電気代が安くなる?」という疑問にも回答します。電気代が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
古い家電を使用している
古い家電の多くは省エネ性能が十分に備わっていないため、電気代が高くなりやすい傾向にあります。中でも、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった大型家電は、その傾向が顕著です。
経済産業省の資源エネルギー庁によると、近年の冷蔵庫は10年前のタイプと比べて約21〜30%省エネです。長く使っている家電がある場合は、買い替えによって電気代の削減につながることがあります。
契約中の料金メニューが合っていない
ライフスタイルと契約中の料金メニューがマッチしていないと、電気代が割高になる可能性があります。2016年の電力自由化に伴い、従来よりも電力会社や料金メニューが多様になりました。そのため、各社の料金メニューを比較検討することが大切です。
例えば、在宅ワークが多い家庭であれば、日中の電気代がお得になる料金メニューを選ぶとよいでしょう。生活スタイルに合った料金メニューかどうか、一度確認してみてください。
在宅時間が長くなった
テレワークを採用する企業が増えた昨今では、在宅時間が長くなったことで電気代が上がっているかもしれません。照明やパソコンなど、仕事で使う機器の電力消費も加わるため、オフィス勤務時よりも電気使用量が増えがちです。
特に夏や冬は、出社する場合に比べてエアコンを使う頻度が上がり、電気代がかさむ傾向にあります。オール電化住宅の場合は、日中の電気代が割高に設定されている料金メニューが多いため、日中に電気を使いすぎると電気代が高くなる点に注意が必要です。在宅時間が増えた方は、家電の使い方を意識するとよいでしょう。
今日からできる電気代を安くする4つの方法

電気代は、日々の細かな工夫で抑えられます。ここでは、すぐに実践できる4つの方法を紹介します。
照明をこまめに消す
電気代を抑える基本は、使っていない照明をこまめに消すことです。一つ一つは小さな取り組みですが、習慣づけることで年間の電気代削減につながります。
電球をLEDに交換するのも効果的です。電球型LEDランプは、白熱電球や蛍光ランプと比べると省電力です。寿命は約40,000時間で、1日10時間点けても10年もち、電球の交換にかかるコストも削減できます。
経済産業省の資源エネルギー庁が出している省エネ行動と省エネ効果は下記のとおりです。
- 34WLED照明器具の点灯時間を1日1時間短縮:年間約385円の節約
- 54W白熱電球→7.5W電球形LEDランプへ変更:年間約2,883円の節約
家電の待機電力を減らす
家電は、使用していなくてもコンセントにつながっているだけで待機電力が発生します。テレビやエアコン、温水洗浄便座などを長期間使わない場合は、電源プラグを抜いておくと節電につながります。
また、ON/OFFを切り替えられるスイッチ付き電源タップを使うのもおすすめです。使わない家電の電力を手軽にカットでき、待機電力の削減に役立ちます。
エアコンの設定温度を調整する
エアコンは電力消費量の多い家電のため、できるだけ効率的に使うことが大切です。経済産業省の資源エネルギー庁では、夏にエアコンの設定温度を1度上げることで年間で約940円の節約になり、冬は設定温度を1度下げることで約1,650円の節約になるとしています。
また、フィルターが汚れていると消費電力が上がってしまいます。シーズン前にフィルターを掃除しておくとよいでしょう。
冷蔵庫の詰め込みすぎに注意する
冷蔵庫に食材を多く入れすぎると、冷気が流れにくくなり消費電力量が増えてしまいます。電気代を抑えるには、普段から詰め込みすぎに注意することが大切です。
なお、庫内の温度を冷たく保つためにも、加熱した料理を入れる際は冷ましてからにするのが鉄則です。ちょっとした心がけで、無駄な電力消費を防げます。
参考:
電気代の節約は家電の使い方の見直しから!プロ実践の節約方法15選|東京ガス
【夏こそ節電!】エアコン・冷蔵庫・テレビの『節電方法』3選|東京ガス
契約内容を見直して電気代を安くする3つの方法

電力会社との契約内容も、電気代に大きく影響します。ここでは、電気代を安くするための契約のポイントを3つ解説します。
アンペア数を見直す
ライフスタイルに比べて契約アンペア数が大きすぎると、電気代が高くなる場合があります。普段の消費電力量や家族構成を踏まえて、適切なアンペア数にすると、基本料金を下げられる可能性があります。
アンペア数の目安は以下のとおりです。
- 単身者:20A〜30A程度
- 2人暮らし:30A〜40A程度
- ファミリー・二世帯住宅:40A〜60A程度
現在の環境に合ったアンペア数か、確認してみましょう。
料金メニューを見直す
電力会社の料金メニューは多岐にわたるため、電気の使用状況に合わせて選ぶことが大切です。従来は基本料金と従量料金の合計が一般的でしたが、電力自由化以降は、基本料金が発生せず、単価が一律の会社も存在します。
自分の使用量や生活パターンに合った料金メニューを選ぶことにより、電気代を抑えられる可能性があります。複数の会社を比べたうえで、納得できる料金メニューを検討してみてください。
時間帯別の料金メニューを選ぶ
電力会社によっては、時間帯別の料金メニューを設けているケースもあります。例えば、日中は外出していることが多い場合、夜間の電気代が安くなる料金メニューを選ぶとおトクです。
そのほか、平日と休日、季節ごとに電気代が変動する料金メニューもあります。料金メニューによって条件が異なるため、契約前に内容をよく確認することが大切です。
電力会社の切り替えで電気代は安くなる?

電力会社によって料金メニューは異なります。そのため、ライフスタイルや電気の使用状況次第では、電力会社を切り替えることで電気代が安くなる可能性があります。ここでは、切り替え前に確認しておきたいポイントとシミュレーション方法を見ていきましょう。
電力会社を比較するポイント
電力会社を選ぶ際に押さえておきたいポイントは、下記の3つです。
- 料金単価
- 料金体系
- 割引・特典
使用量に比例して割安になるタイプや定額制のタイプなど、料金体系はさまざまなので、事前に比較することが大切です。
加えて、ポイント付与やキャンペーンなどの特典が用意されている会社もあります。ただし、特典の内容は各社で大きく差があるわけではないため、まずは料金単価や料金体系が自分の使い方に合っているかを軸に選ぶとよいでしょう。
一般的な電気代のシミュレーション方法
電気代は、一般的に以下の計算式で算出できます。
基本料金+電力量料金(燃料費調整額を含む)+再エネ賦課金
それぞれの費用は、次のような意味を持ちます。
- 基本料金:電気の使用量とは関係なく、毎月支払う費用
- 電力量料金:電気の使用量に比例して変動する費用(電力量料金=使用量×電力量料金単価で算出)
- 燃料費調整額:世界情勢や為替レートなどによって変動する燃料価格を踏まえて決められるコストで、電力量料金に含まれる
- 再エネ賦課金:「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の略称。電気の使用量に比例して変動する費用。集められた料金は、再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買い取るための費用に充てられている
仕組みを理解しておくと、毎月の請求額の内訳を把握しやすくなります。シミュレーションを活用すれば、切り替えによってどの程度お得になるかを事前に確認できます。
ガスと電気をセット契約するメリット

電力会社の中には、ガスと電気をセットで契約できるケースもあります。ここでは、セット契約の主なメリットを3つ解説します。
セット割引でおトクになる
料金メニューによっては、ガスと電気のセット契約によって割引が適用される場合があります。ガスと電気を個別に契約するよりも電気代が安くなるため、ガスも利用している家庭にはお得な選択肢です。
東京ガスでは、「ガス・電気セット割」の適用を受けている方を対象に電気料金が割引きになります注)。
注)ご利用状況等により切替前の電気料金より安くならない場合があります。
支払い窓口が一本化される
ガスと電気をセットで契約すると、支払い先が一本化される点もメリットのひとつです。支払いだけでなく問い合わせ窓口も集約されるため、万が一トラブルが発生した場合も、それぞれに連絡する必要がなくスムーズに対応できます。
複数の窓口を使い分ける手間が省けるのは、日々の暮らしの中で大きな安心感につながります。
固定費を管理しやすくなる
支払い先が同一になることで、請求書や支払いのタイミングをまとめられます。これにより、固定費を仕分ける手間が減り、家計の管理がしやすくなるでしょう。
さらに、毎月の請求額を一括で確認できるため、ガスや電気の使用状況も見直しやすくなります。光熱費全体を把握したい方にとって、うれしいポイントといえるでしょう。
電気代を安くする補助制度について

補助制度があれば助かると考える人も多いのではないでしょうか。補助制度は、申請して選択的に安くするというより、対象期間中は自動的に料金が軽減される仕組みが一般的です。ここでは、2026年に実施される補助制度とあわせて、過去の事例も紹介します。
【2026年度】ガス代・電気代支援
2026年度は、2025年11月21日に閣議決定された「『強い経済』を実現する総合経済対策」を踏まえ、1〜3月使用分のガス代・電気代を対象に支援が実施されました。これは暖房使用を念頭に置いた支援でしたが、7〜9月の夏に向けても同様の支援が行われます。
7〜9月の支援内容は以下のとおりです(低圧・一般家庭向け)。
- 電気:7月・9月使用分は3.5円/kWh、8月使用分は4.5円/kWhを軽減
- 都市ガス:7月・9月使用分は14.0円/立方メートル、8月使用分は18.0円/立方メートルを軽減
LPガスや特別高圧契約については、地方自治体による「重点支援地方交付金」を活用した地域ごとの支援が行われます。支援内容の詳細や最新情報は、経済産業省・資源エネルギー庁の公式サイトでご確認ください。

2026年07月23日
電気代補助金とは?値引き額・対象・申請方法を分かりやすく解説
電気代が、知らないうちに補助金で値引きされている月があることをご存じでしょうか。通称「電気代補助金」と呼ばれるこの制度は、正式には「電気・ガス料金負担軽減支援事業補助金」といい、補助の対象となる場合は、申請をしなくても自動的に補助額分が差し引かれた請求額となる仕組みです。この記事では、「電気代補助金」の仕組みや値引き額、対象となる契約、申請の要否をわかりやすく解説します。あわせて、過去の補助事業の変遷や引越し時の電気手続きについても紹介するので、制度を上手に活用したい方はぜひ参考にしてください。
過去に施行された補助制度
国の政策としてのガス代・電気代の補助事業は、2023年1月から始まりました。これまでに「価格激変緩和対策」「酷暑乗り切り緊急支援」「電気・ガス料金負担軽減支援事業」などが実施されています。
いずれも、対象期間中は使用量に応じて自動的に料金が軽減される形で行われました。こうした制度の動向を知っておくと、今後の支援にも備えやすくなります。
参考:
2024年8月、9月及び10月使用分の電気・ガス料金支援の実施に伴い、電気・都市ガス料金の値引きを行うことができる特例認可を行いました|経済産業省
電気・ガス料金負担軽減支援事業(令和7年度)|経済産業省
引越しは電気代を見直すのに適したタイミング

引越しは、電気の契約を変更しやすいタイミングでもあります。これまでの電気代が気になっている場合は、このタイミングで見直しをするとよいでしょう。ここでは、引越し時の電気手続きについて解説します。
手続きの申し込みタイミング
引越しをする場合、旧居で契約していた電力会社には、1週間前までに連絡しておくと安心です。新居側には、遅くとも2週間程度前までに申し込みを終えておくとよいでしょう。
停止・開始の手続きは、いずれもWebまたは電話で行えます。ただし、春先の引越しシーズンは混み合う可能性があるため、早めに準備を進めておくことをおすすめします。
手続きに必要なもの
旧居・新居での手続きに必要なものは、以下のとおりです。
■旧居(電気の停止)
- 契約者氏名
- 旧居のお客さま番号注)
- 供給地点特定番号
- 旧居の住所
- 電気使用停止の希望日
■新居(電気の開始)
- 契約者氏名
- 新居の住所
- 電気使用開始希望日
- 支払い方法
- 希望する料金メニュー
注)お客さま番号や供給地点特定番号は、検針票もしくは電気代の請求書・領収書などで確認できます。
東京ガスなら電気の切り替えがおトク

東京ガスでは、電気メニューの新規申し込みで基本料金が1ヶ月無料注)になります。引越し時の契約も対象です。さらに、ガスと電気をまとめて契約すると電気代が割引になり、よりお得になります。ここでは、申し込み方法と切り替えの流れを解説します。
注)「基本プラン・ずっとも電気3新規申込割 電気代基本料金1ヶ月無料」についてのものです。
【適用条件】
東京ガスの基本プラン・ずっとも電気3を新規でお申し込みいただき(メニュー変更は対象外)、かつ電気の需給開始日がお申し込みから6ヶ月以内の方。
【割引内容】
需給開始日の翌月の電気計量日から起算して1ヶ月分、対象条件に当てはまる電気の基本料金(*)を無料にします。
*全ての付帯メニューを適用する前の基本料金(小数点以下切捨て)を指します。
都合により終了する場合があります。
一部適用対象外となる場合がございます。適用条件など詳細につきましては、東京ガスのホームページなどでご確認のうえお申し込みください。
申し込み方法
東京ガスに電気を切り替える場合は、公式ページから申し込みが可能です。申し込みの前に、紙の検針票、もしくは契約中の電気の契約情報がわかる資料を用意しておくとスムーズです。
切り替えの流れ
東京ガスに切り替える際の流れは、以下のとおりです。
- 公式ページから申し込む
- 東京ガスが現在契約中の電力会社へ解約手続きを行う
- (スマートメーターが設置されていない場合)一般送配電事業者がスマートメーターを設置する
- 東京ガスの電気の利用を開始する
すでにスマートメーターが設置されている場合は、手続き完了後すみやかに使用を開始できます。基本的に立ち会いは不要で、手間をかけずに切り替えられます。
東京ガスの電気代シミュレーション
東京ガスでは、かんたんに電気代のシミュレーションができます。電気を切り替える前に、どの程度おトクになるかを確認しておくと安心です。
現在の使用状況を入力するだけで、切り替え後の料金の目安が分かります。まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
電気代を安くするには、まず高くなる原因を知ることが大切です。冷暖房の使い方や古い家電、契約中の料金メニューの不一致などが主な原因として挙げられます。照明やエアコンの使い方を工夫したり、アンペア数や料金メニューを見直したりすることで、毎月の電気代を抑えられる可能性があります。
電力会社の切り替えやガス・電気のセット契約も、電気代を見直す有効な手段です。特に引越しのタイミングは、契約を変更しやすい好機といえます。電気代の負担を減らしたい方は、ぜひこの機会に見直してみましょう。
電気代を賢く節約するなら、ガスと電気のセット契約がおすすめです。東京ガスならセット割引でおトク注)になり、支払いの一本化で家計管理もスムーズになります。ぜひ詳細をチェックしてください。
注)【「ガス・電気セット割」について】
東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3)のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
適用される割引内容は次のとおりです。
「基本プラン」をご契約の方には「ガス・電気セット割(定率B)」を適用し、電気需給契約ごとに毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の合計額(税込)の0.5%を割引(小数点以下切り捨て)します。
「ずっとも電気3」をご契約の方には「ガス・電気セット割(定額A)」を適用し、電気需給契約ごとに毎月の電気料金の基本料金から275円割引(税込)します。





