ヒートショック対策

ヒートショックとは

暖かい部屋から寒い部屋への移動などの温度の急な変化が体に与えるショックのことです。
2010年には、入浴中に急死した方が全国で約19,000人と推計されたこともあります。注1)

注1)消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」平成29年(2017年)1月25日

[浴室温の違いによる入浴時の血圧変動]

浴室温の違いによる入浴時の血圧変動

入浴事故と血圧の変動は深く関係していると言われています。寒い脱衣室で衣服を脱ぎ、寒い浴室に入ると、急激に体表面全体の温度が下がり、血圧が上昇してしまいます。
特に、高齢者は血圧変化を起こしやすく、体温の調整機能も低下しがちなことから、注意が必要です。注2)

注2)東京都健康長寿医療センター研究所「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」(2014年9月)

ヒートショックの原因と対策

浴室における浴槽の湯温は41℃以下が推奨されています。注3)
しかし、湯温を41℃以上に設定されている方の中には、浴室の室温が低い方もいるようです。

[浴室の室温と浴槽の湯温]

浴室の室温と浴槽の湯温

浴室の室温と、湯温の差があると、血圧の変動が大きくなる傾向があり、ヒートショックのリスクが高まると考えられます。
浴室はもちろん、脱衣室を暖める等の対策を取り、温度差に気を付けて、お風呂を楽しみたいですね。

注3)消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」平成29年(2017年)1月25日

対策1ヒートショック予報について

東京ガスは、ヒートショックに関する理解と対策方法を社会に広め、一人でも多くの方に温度のバリアフリー化を実現していただけるように様々な取り組みを行っています。
下記は「STOP!ヒートショック」のサイトです。ぜひ、寒さが気になる冬の時期にご家族で確認して、快適に過ごして頂くきっかけとしてくださいね。

対策2ヒートショック対策商品の活用

ヒートショック対策となる温度のバリアフリー化を実現して寒い時期も快適に過ごしましょう。

ヒートショック対策となる温度のバリアフリー化を実現して寒い時期も快適に過ごしましょう。

浴室

浴室は、足元までしっかり暖められるよう床にお湯をかけたり、浴室暖房をセットしてから入浴しましょう。
浴室暖房は、浴室暖房乾燥機『ホットドライ』や、ミストサウナ機能をプラスした『ミスティ』をご提案しています。
衣類乾燥機能もあるので、天気や時間を気にせず、計画的に家事を進められます。
ユニットバス化も、温度のバリアフリー化に大変効果的で、浴室で更にリラックスいただけます。

脱衣所

脱衣所は、素足で触れる床などに、冷たさを感じない工夫を。
省スペースにも最適な薄型のパネルやパイプ型の暖房もご用意しています。

トイレ

トイレは、暖房機能付トイレがおすすめ。
簡単リフォームで、家族みんなにやさしい快適な空間を。

ヒートショック対策については、東京ガスグループ注5)にご相談を

東京ガスグループ注5)ではおすすめのヒートショック対策方法をご提案させて頂きます。
ご自宅の温度差に関するご相談や浴室向けの暖房乾燥機や脱衣室向けの暖房機、トイレや浴室のリフォームなど、ぜひお任せください。

注5)東京ガスグループとは、東京ガス/東京ガスライフバル/エネスタのことを指します。

ヒートショック対策については、東京ガスグループにご相談を

STOP!ヒートショック

東京ガスはヒートショック対策の啓発を目的とした企業協働の活動にも参加しております。
このプロジェクトは、協賛企業が協働で行う社会貢献型啓発プロジェクトで、まだ認知の低いヒートショックのリスクと対策を呼びかけるべく、様々な啓発活動をしてまいります。
ヒートショックについて楽しく学べるホームページもご用意しておりますので、ぜひ、ご参考にしてください。

STOP!ヒートショック

オプション・その他

購入・買い替えは東京ガスにご相談ください

種類が豊富で、「すぐ」使える

種類が豊富で、「すぐ」使える

お客さまに合ったミストサウナ付き浴室暖房乾燥機(ミスティ)や浴室暖房乾燥機(ホットドライ)を見つけることができます。ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機(ミスティ)や浴室暖房乾燥機(ホットドライ)は、半日から1日で設置することができます。

専門スタッフによる安心取り付け

専門スタッフによる安心取り付け

機器のことだけではなく、お住まいのガス配管やガス栓の配置などについてもご相談ください。