コンロの選び方

STEP1 メーカーを確認する

まずは現在お使いのコンロのメーカーを調べましょう。

お好みのメーカーに交換できます

コンロの基本機能はメーカーによってほとんど変わりませんが、各メーカーには独自の機能や特長があります。コンロのサイズ等の規格は統一されているため、現在お使いのコンロと異なるメーカーの商品もお選びいただけます。

「東京ガスの機器交換」では、パロマ、リンナイ、ノーリツのコンロを取り扱っています。

STEP2 シリーズを確認する

お使いのコンロのメーカーが分かったら、コンロのシリーズを確認しましょう。コンロトップから自分に合った商品を選ぶことができます。

コンロのシリーズ

コンロのシリーズ

コンロは、シリーズによって、コンロ機能、グリル機能、安心機能、お手入れ性能、デザイン、カラーラインナップが異なります。一般に、グレードが良いものほど様々な機能が搭載されています。
また、誰にでも使いやすいように設計された、バーナーが2口のユニバーサルデザインのコンロもございます。
予算やご自身のライフスタイルにあわせてお好みのシリーズをお選びください。

パロマ リンナイ ノーリツ
プレミアム(販売価格18万円以上) クレア デリシアグリレ プログレプラスドゥ
ハイグレード(販売価格12万円~18万円) フェイシスグランドウィズナ リッセベイズ オルシェ
ミドルグレード(販売価格9万円~12万円) ブリリオ マイトーンセンス ネストミッケファミ
スタンダード(販売価格9万円以下) メタルトップ
ユニバーサルデザイン(2口コンロ) アバンセ ユーディアエフセイフル

STEP3 その他の機能を確認する

最後に、天板幅(60cm/75cm)・レンジフード連動(有/無)・天板素材(ガラストップ/ガラストップコート/アルミトップ/ステンレストップ/メタルトップ)・ごとく(ステンレス/ホーロー)を確認しましょう。
コンロ商品詳細ページからご自身に合った商品を選ぶことができます。

天板幅

ビルトインコンロ本体サイズと前面パネルのサイズは同じですが、天板は60cm幅か75cm幅の2サイズあります。お使いのものと違うサイズにも交換が可能です。

  • 注)
    耐火構造以外の壁付近では、コンロと壁は15cm以上離す必要があります。コンロと壁の距離が15cm以上取れない場合は、防熱版の設置をご案内させていただきます。

60cm幅

60cm幅

コンロの天板幅が60cmのタイプです。調理作業のスペースを広く使うことができます。間口の狭いキッチンにおすすめです。

75cm幅

75cm幅

コンロの天板幅が75cmのタイプです。天板とバーナー間隔が広く、左右両方のバーナーで調理するときもゆったりと使えます。3口すべてを使っての調理が多いご家庭におすすめです。

サイズ変更の注意点

お使いのコンロが60cm幅で、75cm幅へ交換を希望される場合は、コンロ上のレンジフードの横幅が75cm以上あり、75cm幅のコンロを覆えるかご確認ください。有効に換気するためには、レンジフードがコンロを覆うことが必要とされます。
お使いのコンロが75cm幅で、60cm幅へ交換を希望される場合は、これまで設置していた天板の設置痕が露出する可能性や、コンロバーナー間の距離が狭くなることをご留意ください。

レンジフード連動機能

新しいコンロとレンジフードには、コンロの点火・消火に連動してレンジフードも自動でON/OFFを行う機能があります。
レンジフードとの連動は赤外線での無線制御で行っているため、レンジフードとガスコンロともに連動対応の機種を設置する必要があります。レンジフード連動の機能を使用したい方はその旨をお伝えください。適切な機器をご提案いたします。

レンジフード連動機能あり

レンジフード連動機能あり

コンロやグリルの点火・消火に連動してレンジフードが運転・停止する機能です。
レンジフードの付け忘れがなくなり、調理の煙を効率よく吸い込めるだけでなく、部屋の汚れやニオイも防ぎます。また、調理後の消し忘れも防げるので節電にもつながります。

  • 注)
    連動機能を備えたレンジフードを使用する必要があります。連動機能を備えた富士工業・パロマのレンジフードで動作します。

天板素材

天板素材は、ガラストップ、ガラスコートトップ、アルミトップ、ステンレストップ、メタルトップなど、複数の種類があります。それぞれ価格やメリット・デメリットが異なるため、ご自身のライフスタイルに合わせてお選びください。

ガラストップ

ガラストップ

ガラストップは、リンナイ・ノーリツの場合ガラストップ、パロマの場合クリアガラスコートという名称です。
ガラストップは、高級感のあるクリアで美しい光沢が魅力的です。ガラスと聞くと割れてしまうのではないか、と心配になるかもしれませんが、コンロのガラストップではガラスを高熱で均一な結晶を形成された結晶化ガラスを使用しています。そのため、通常のガラスよりも割れにくく、熱に強いのが特長です。また、水分・油分を弾き、汚れの染み込みがないというメリットもあります。

ガラスコートトップ

ガラスコートトップ

ガラスコートトップは、リンナイの場合パールクリスタル、パロマの場合ハイパーガラスコートという名称です。ノーリツの商品には存在しません。
ガラスコートトップは、金属板の上に、ガラスのような光沢感のある硬質なホーローを焼き付けています。そのため、ガラストップ同様焦げ付きにくく掃除がしやすく、かつ割れることのない強度を兼ね備えています。ガラストップに比べると、耐久性が高く価格がお手頃な一方で、美観性や、縁部分に段差が多いため隅々のお手入れ性が劣ります。

アルミトップ

アルミトップ

アルミトップはリンナイのグリレに採用されています。ガラストップ同様の高級感ある見た目でありながら、アルミなので割れる心配がありません。

ステンレストップ

ステンレストップ

ステンレストップはノーリツのプラス・ドゥに採用されています。業務用のような無骨な見た目は一部のユーザーに人気があります。厳選されたステンレスや鋳物の素材が使用されています。シンプルなデザインのため飽きのこないデザインです。一方で、ゴトク等は大型のため、お手入れ面は劣ります。

メタルトップ

メタルトップ

メタルトップは、リンナイのメタルトップのような、販売価格が安価なコンロに採用されています。
元々の素材が鉄板であるため、耐久性があまり高くなく、お手入れの仕方次第では塗装がはげてしまったり、経年により錆びてしまったりします。

ごとく素材

従来のコンロでは、ごとくが大きく、取り外しやお掃除がとても大変でした。最新のコンロでは、ごとくがスリム化されており、お手入れがしやすくなっています。ごとくは素材の違いで、ステンレスごとくとホーローごとくがあります。上位機種には、よりお手入れが簡単なステンレスごとくが採用されています。メリット・デメリットがあるのでご自身に合ったごとくをお選びください。

ステンレス

ステンレスごとくは、鉄・クロム・ニッケル等の合金で、強度・耐食性が高いです。表面もツルツルしており、削れにくいため、汚れが付きにくいです。また、長く使ってもボロボロになる事もなく、錆びにくいのが特長です。
ステンレスは熱に弱く加熱により焼き色がついてしまうため、こまめに専用クリーナーでお手入れする必要があります。

ホーロー

ホーロー

ホーローごとくは、熱に強く、黒色のため付いてしまった汚れが目立ちにくいのが特長です。長く使うと塗装が剥がれてきます。剥がれた部分は錆びやすく、ボロボロになってしまうのがデメリットです。

参考 「東京ガスの機器交換」で対応できないタイプ

ガステーブル

ガステーブル

調理台の上に置く据置タイプのガステーブルをご使用の場合、ビルトインコンロへの交換はできません。
ガステーブルの交換・ガステーブルからビルトインコンロの交換は出張見積もり依頼で対応可能です。

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