ガス

ガス料金に関するお知らせ(原料費調整制度における調整上限の変更)

2022年07月21日
東京ガス株式会社

当社は、2022年9月1日に一般ガス供給約款および一部の選択約款(東京地区等・群馬地区・群馬南地区)を改定し、2022年10月分からのガス料金算定に適用します。なお、本約款改定に伴うお客さまご自身でのお手続きは不要です。

1. 対象の約款

  • 一般ガス供給約款
  • 下記①~⑤の家庭用のお客さま向けの選択約款
    ①ずっともガス
    ②家庭用高効率給湯器契約《湯ったりエコぷらん》
    ③家庭用ガス温水床暖房契約《暖らんぷらん》
    ④家庭用コージェネレーションシステム契約《エコウィルで発電エコぷらん》
    ⑤家庭用燃料電池契約《エネファームで発電エコぷらん》
  • 法人、事業主のお客さま向けの選択約款

2. 改定の主な内容

各月のガス料金は、基本料金と従量料金(単位料金×使用量)の合計となります。単位料金は、原料価格の変更に応じて毎月調整させていただいております。

各月のガス料金

その際、急激な原料価格上昇によるお客さまへの影響を緩和するため、単位料金に反映する原料価格に上限(東京地区等:91,600円/トン、群馬地区・群馬南地区:43,760円/トン)を設けており、上限を超過した分は単位料金に反映しておりません注)。この調整上限を変更し、2022年10月検針分より適用させていただきます。
注)原料費調整制度の詳細は、こちらをご確認ください。
なお、お客さまへの影響を緩和するための移行措置として、調整上限は以下の通り段階的に変更いたします。

<各検針月の調整上限>(円/平均原料価格1トン)

検針月2022年10月11月12月2023年1月2月3月以降
東京地区等102,360113,120123,880134,640145,400156,200
群馬地区・群馬南地区48,92054,08059,24064,40069,56074,730

<ご参考:2022年8月検針分の標準的なご家庭(1月あたり30m3ご使用)におけるガス料金の計算方法>

原料価格変動による調整額
=0.081(トン/m3)×(平均原料価格-基準平均原料価格)/100×(1+消費税)
=0.081(トン/m3)×(91,600(円/トン)注)-57,250(円/トン))/100×1.10
=30.56(円/m3
注)2022年8月適用分の平均原料価格「97,630円/トン」が調整上限「91,600円/トン」を上回るため、調整上限「91,600円/トン」にて計算します。 (平均原料価格が調整上限を下回る場合は、平均原料価格にて計算します)

ガス料金
=基本料金+(基準単位料金+原料価格変動による調整額)×ガスご使用量
1,056(円)+(130.46(円/m3)+30.56(円/m3))×30(m3)=5,886(円)

3. 変更理由

昨今の原料価格上昇に伴い、2022年7月検針分より上限を超過しており、今後も継続することが見込まれています。こうした原料価格の変動を適切に反映し、引き続き安定的なガス供給を行うために変更を行わせていただくものです。

4. 2022年9月1日実施の各種約款

  • 家庭用のお客さまは、こちら
  • 法人、事業主のお客さまは、こちら

なお、2022年8月以降、チラシや検針票等にてお客さまへお知らせしております。

  • 注)
    チラシ内に記載の「専用お問合せ窓口」は、2022年12月28日を以って、受付を終了いたしました。